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デュエル・マスターズ!! 第23話「ゼーロ、戦ジョーに立つ!ドラゴンズゼロと闇の卵」感想

闇の進行が始まる……

ゼーロ様、初めての授業参観の巻

※アニメでは詳細に書かれなかったカードのテキストを表示しているのでネタバレ注意

デュエル・マスターズ カードプロテクト 闇文明!!

デュエル・マスターズ カードプロテクト 闇文明!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は主にゼーロら闇文明陣営の様子が描かれました。やたら可愛い声をした「闇の卵」のデュエマを通じてとうとう自分のドラゴン「零龍(ゼーロン)」を手に入れたゼーロを見守る闇文明の陣営がいつにもまして保護者感バリバリだったのが微笑ましかったです。(でもギニョールが零についてやたら詳しいのが最近怪しくなってきた気がする……やはり)

ゼーロはいつもの通常運転……なんですが前回からスタイリッシュな黒いローブを羽織ったような姿から頭部とかが絶妙にダサく感じる見た目に変わってしまったことが残念です。これはこれで慣れそうな気はしますが……(ドルマゲドンに取り込まれた時のバサラといい、松本大先生はボスキャラを人外染みた姿にするのが好きなのだろうか?)

 

  • 謎の闇の卵

ゼーロとデュエマした闇の卵は、可愛い声と喋り方をしている一方で、どこか不気味な雰囲気を纏っていました。発言もいちいち物騒でゼーロを苦しめながら「遊んでよ」と言ってくる様子は去年のゼーロを彷彿とさせる怖さがありました。

またド・ラガンザークのことを「偽物」と呼んでいたのが気になりましたが、やはりドルスザクは闇文明がドラゴンの力を再現しようとして生まれた存在なのでしょうか?ではゼーロが零龍を手に入れた今、ドルスザクたちはお払い箱になってしまうのでしょうか?ドルスザクはデス・フェニックスなどのフェニックスを思い出させてくれるので、出来ればこれからも使って行って欲しいですね。

あとこれは完全にネタなのですが、闇の卵のデッキにあの「デスカール様」が入っているのがわかった瞬間、吹き出しそうになりました。ツインパクト版なので入っていてもおかしくないのですが、画面に映るだけで笑いそうになってしまった辺り、七英雄の存在感はやはりすごいですね……

 

  • 漆黒の童女(かわいい)

解罪(カイシン) ジェ霊ニー(ジェレニー) 闇文明(5)
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン

パワー+2000
▪無月の大罪1
▪これをクリーチャーに付けた時、相手の手札を見て1枚選び、捨てさせる。
▪オレガ・オーラ

「解体人形ジェニー」のオーラ版ですが、無月の大罪で出すと自壊するので使い勝手としては「特攻人形」の方が近いかもしれません。ピーピングハンデスをしながら墓地を肥やせる点はド・ラガンザークとは最高の相性と言えます。やはりジェニー系統のカードはどれも強力ですね。

しかしそれ以上にこのカードには重要な要素があります。それはかわいいことです。

黒い肌で白のアクセントが入ったゴスロリ衣装を着ていてるのがかわいい。登場時にクルッと一回転しててかわいい。ふよふよとした光線を出しながらハンデスするのもかわいい。自壊する瞬間スカートをたくし上げて挨拶するところまでかわいい。とにかくかわいいので皆さんも是非集めましょう!

 

  • 闇をも喰らう虚無の龍

零(ゼロ) 闇文明(5)
クリーチャー:ドラゴンズ・ゼロ 

パワー5000+
▪パワード・ブレイカ
▪このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのパワーをこのクリーチャーに追加し、選んだクリーチャーのパワーを0にする。
▪自分のターンの終わりに、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
▪バトルゾーンに自分の零龍があれば、自分の闇のカードのコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

アニメでは詳細なテキストが公開されなかった特殊なカード。まぁデュエマ中に一瞬映ったテキストからあっさり解読されちゃったけどカード名がなんと二文字と、歴代で最も短いカード名をしています。

特筆すべき点はやはり攻撃時の自身のパワー上昇相手クリーチャーのパワー低下。アニメでは「零は全て食べて取り込むんだ」と説明されていましたが、相手のパワーを0にしつつ自分は相手の分のパワーを上乗せする効果は「食べて取り込む」を見事に再現していると言えます。デュエマはバトルゾーンにいるクリーチャーはパワーが0以下になった瞬間破壊されるルール上、パワー低下は実質破壊の上位互換と言えますが、パワーの数値関係なく0にするのは流石に初めてです。「ドルマゲドンX」や「サッヴァーク」のような置換効果による除去耐性を持つクリーチャーでさえも一発で葬り去れるのは強力です。

またターン終了時にハンデスさせるのも厄介です。相手が捨てるカードを選ぶのが難点ですが、「タイガニトロ」と組み合わせれば毎ターン手札を全て捨てさせるロストソウル状態になるとわかった瞬間このカードの恐ろしさを再確認しました。

そして気になるのが零龍がいるとコスト軽減が出来る点。このカードが「FORBIDDEN」や「DG」のような次弾の目玉カードの存在を仄めかせるためのプレビューカードであることはわかりますが、零龍がどのような状況で自分の場にいることを想定しているのかが気になります。もしかしたら零龍は、ドルマゲドンのようなゲーム開始時に既に場に出ている特殊なカードタイプではないか?と密かに予想しています。

 

今回はゼーロらの陣営が主役だったのでジョーたちの出番は少なかったのですが、兄の件で落ち込んでいるキャップを励まそうとジョーカーズとどんちゃん騒ぎをする様子は、ジョーの優しさを短いシーンでよく表現出来ていたと思います。11話に続いてジョーとキャップの絆が深まり、これからも仲良く楽しくやっていってほしいものです。

 

そして次回はついに水ジョーカーズ登ジョー!火、自然に続く新しい力をどのような過程で手にしていくのか楽しみですね。

 

ではまた、次の機会に。