機械との付き合い方
ニギローが標的にされずに済んで安堵できるかと思っていたらこれだよ!!
仮面ライダーゼロワン RKF 仮面ライダーバルキリー ラッシングチーター
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2019/09/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
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今回のエピソードでマギアにされたのが名も明かされなかった理髪師ヒューマギアだったので予告の時点で不穏な雰囲気を放っていた「一貫ニギロー」は無事で良かった、と安心していたのに…………
安心していたのに!!
「主人公と関わったヒューマギアは意地でも暴走させる」という番組スタッフの意地の悪さを垣間見たような気がします……
ただ心を理解しようとしていたニギローが「心をデータ化することが出来ないなら人の心を動かせるようになろう」と行動し、その熱意が寿司屋の大将に伝わったのが救いと言えば救いになりますね。新しいニギローと仲良くやっていく姿が見れて良かったです。
- 冷静沈着な戦乙女
前回は暴走列車の不破に対して苦労人のイメージが個人的にあった唯阿。しかし今回はニギローを通じて飛電インテリジェンスの情報を探っていたのには驚きました。ヒューマギアの暴走の際にも或人や不破のように感情的にならず、ヒューマギアをあくまでも「道具」として扱うところからも、彼女の冷静沈着ぶりが伺えます。ヒューマギアに対するスタンスにおいて、ある意味或人とは最も相容れないキャラかもしれません。それでいて序盤に寿司を美味しそうに頬張るギャップがまた面白いところですね。
ダッシュ!
カメーンライダー・・・カメーンライダー・・・
ショットライズ!
ラッシングチーター!!
Try to outrun this demon to get left in the dust.
そんな彼女が変身した女性ライダー、バルキリーですが、これまでの女性ライダーにあった手足が細く、「可憐さ」や「美しさ」といったイメージを抱かせるデザインではなく、スマートかつ力強さを感じさせるシルエットで今までとは違うことをやろうとしているのが伝わってきます。
戦闘スタイルもその場にあった障害物を盾にしつつ敵を撃ち抜くなど、ゼロワンやバルカンとはまた違う、まさに「試合巧者」といった強者ぶりが見ていて惚れ惚れしました。過去の女性ライダーは「かよわい女性」というイメージが多かれ少なかれつきまとっていましたが、バルキリーはそれをいい意味でぶち壊してくれました。(戦隊シリーズ女性戦士は早い段階からこのイメージから脱していたと思うのですが、ライダーもようやくそうなった感じですね)今後の女性ライダーもどうなるか楽しみです。
- 大海の牙
ファング!
プログライズ!
キリキリバイ!キリキリバイ!
バイティングシャーク!!
Fangs that can chomp through concrete.
敵マギアとの戦闘のデータを分析したAGEシステム衛星ゼアによって作り出された新たなプログライズキーから変身したゼロワンの新フォーム、バイティングシャーク。劇場版ジオウで先行登場したフライングファルコンの時も思いましたが、ホッパーのパーツがスライドしてからアーマーが成形される辺り、あくまでゼロワンのベースがホッパーであることがわかります。
肝心のバイティングシャークのデザインは (◦w◦) みたいなマスクの口がちょっと可愛いです。対して手足のヒレで切り裂くような戦闘スタイルがカッコよかったですね。(バルシャークみたいに両手で相手を挟み込むような動作をするかと思っていたので意外でした)
- ついに公開!主題歌映像
そして今回、3話にしてようやくJさんと西川貴教さんが手掛けたゼロワン主題歌「REAL×EYEZ(リアライズ)」が主題歌映像と共に本格的に公開されました!(良かったね西川さん!)素早いテンポとリズムの曲調に、西川さんの力強い歌声、そして「描いた未来図」といった前向きな歌詞が合わさった、テンションの上がる楽曲になっています。
対して映像の方も各キャラクターの紹介を素早く済ませつつ、アクションシーンをふんだんに取り込んでいて非常にかっこいいです。まだ見ぬ4人目、5人目のライダーの姿などワクワクする要素はもちろん、一瞬だけ映る髪の長いイズなど不穏な描写もあり、今後ゼロワンの物語ががどのように進んでいくのか様々な予想や想像をさせてくれる良い主題歌映像でした。
次回はバスガイドをしている女性ヒューマギアが登場するということで、「今度は彼女が犠牲になるんだろう!?もうわかってるんだからな!」と今のうちに心の準備を済ませておこうと思います。
ではまた、次の機会に。