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仮面ライダーゼロワン 第7話「ワタシは熱血ヒューマギア先生!」感想

本当に教えたい事

不破さんの存在が癒しになってきた今日この頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゼロワン第7話はバスケ部の顧問として用意された教師型ヒューマギア「坂本コービー」と彼を慕うバスケ部員たちの物語でした。部活の時間を守らず部員を遅くまで練習させるヒューマギアが問題になっていたことに対し、或人は「試合に勝ちたいと思っている生徒たちのためにバスケ部の活動を優先するようにラーニングした結果」だと答えましたが、ヒューマギアが人間を支えてくれる存在だと信じている或人らしい答えだと思う反面、コービーの行動によって困っている教師や保護者側のことを省みていない点がまだまだ考えが浅いとも感じました。前回や前々回でもそうでしたが或人はAI社会において割を食う人たちの存在にまで考えが及んでいない部分があり、これは今後改善すべき課題だと思います。

 一方不破はヒューマギアを破壊することに対して1ミリもブレずに行動しておりどこか安心感を覚えます。コービーがシンギュラリティに目覚めていることを知った途端危険だと言って破壊しようとしたり、イズが持ってきたアタッシュカリバーを奪って無理矢理使うなどハチャメチャぶりは相変わらずで、個人的に或人のギャグやイズの仕草と並んでこの作品の癒し要素になってきてるのでは?と思うようになってきています。

 

 

  • 絶氷の白熊

リザード

オーソライズ

プログライズ!

Attention freeze!

フリージングベアー!!

 

Fierce breath as cold as arctic winds.

 

  唯阿が渡してきた新しいプログライズキーを使って変身したゼロワンの新形態。炎を使うフレイミングタイガーとは対照的に冷気を武器にしており、冷気が苦手というマンモスマギアには効果てきめんでした。(マンモスはむしろ寒さに平気というイメージを持っているのは僕だけでしょうか?)必殺技が相手を凍らせてからそのまま砕くというオーロラエクスキューション!若干エグイと感じるような技ですが、敵の動きを封じてからトドメをさす技はある種のロマンがあるので個人的には好みです。

 デザイン面においては各装甲部分にクリアパーツが使われており、透明感のある綺麗なクリアが氷をイメージさせるので、白熊モチーフのこの形態にピッタリと言えます。しかしこういったクリアパーツが使われるスーツは長い時間日の下に晒されると黄ばんでしまう恐れがあるので、どこまでこのスーツを綺麗な状態で保てるか気になるところです。(ダブルのエクストリームとか今とんでもないことになっていますからね……)

 

 

  • 暗躍の日々

 さて今回もう一つ気になったのが唯阿の行動です。滅が用意した暗殺型ヒューマギア「殺ちゃん」を鹵獲したかと思えば街に放して暴れるよう仕組み、さらに或人にフリージングベアーのキーを渡して何かのデータを採集するなど、明らかに怪しい動きを見せました。現状未だに詳細がハッキリしていないA.I.M.S.の偉い人(仮名)の命令によるものかそれとも彼女個人の判断によるものかはわかりませんが、「A.I.M.S.は決して或人たちの味方ではない」と視聴者に意識させることになったでしょう。「道具は使いよう」という今回の唯阿の発言もあって、今後或人が彼女、もしくはA.I.M.S.そのものと本格的に敵対する可能性も考えられますね。(でも不破とはなんだかんだで仲良くなりそう)

 

 

 そして次回、これまで暗躍を続けていた滅がついに仮面ライダーとして本格参戦!スーツアクターが高岩さんというのもあって、ただ立っているだけでも強敵だとわかる予告のシルエットがたまりません。滅亡迅雷.netの具体的な目的も明らかになる模様で、序盤の山場になることはまず間違いないでしょう。次回は絶対に見逃せません。

 

 

 ではまた、次の機会に。