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2019年秋アニメ&ドラマ簡易感想 その5

 

ZOIDS ゾイドワイルド ZW34 ガトリングフォックス

ZOIDS ゾイドワイルド ZW34 ガトリングフォックス

 

 現在放送中の『ゾイドワイルドZERO』は過去のゾイド作品に携わってきたスタッフが制作しているからか過去シリーズと似通っていて昔からのファンの人たちには好評のようなんですが、前作『ゾイドワイルド』が重視してきた”生物としてのゾイド”の要素が薄まり従来の兵器としてのゾイドばかりが描かれていて、個人的にその辺りは結構不満に思っていました。

 しかし今回の5話を見てその感想は一転、「ゾイドを兵器として利用する」帝国軍に対して相棒のゾイドの意思を尊重し、ゾイドを苦しめる者たちに反逆するキャラクターが出てきた時は驚きました。「そうだよ!僕が見たかったのはこういうのだよ!」とものすごくテンションが上がりましたね。前作の特色をリスペクトしつつ、新たな要素と組み合わせて新しい作品を作るという、続編としての素晴らしい姿勢を見せてもらった感じです。やるじゃんワイルドZERO!!

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

アズールレーン

 episode5「【再会】その手を差し伸べて」

 メイド部隊救出を巡ってアズールレーンとレッドアクシズの本格的な戦闘がいよいよ開始。これまで以上に各陣営のキャラクターが入り乱れながら戦っていて印象に残ったシーンをざっと上げるだけでも、

  • ラフィーちゃんマジ主人公メンタル
  • ここぞという時に活躍するエンプラカッコいい!
  • 実は仲間想いで熱いベルファスト
  • ちょくちょく出てきてはびしょ濡れになる山城
  • セクハラ系お姉ちゃんの愛宕さん
  • 瑞鶴「グレイゴーストにリベンジしたかったのに待っていたのは妹のほうだった件」

といった感じで、とにかく盛り沢山で楽しい回でした。 また艦船の状態で戦闘を始めるシーンは予想外の展開で見ていて興奮しましたね。

 

Dr.STONE

第18話「STONE WARS」

 「村の住人を原始人呼ばわりするけどお前らのほうがよっぽど原始人っぽいぞ」とツッコミたくなる司帝国の先遣隊に対し日本刀で対抗する千空率いる科学王国。原作を読んでいた時はなぜ日本刀なのかと疑問に思っていましたが、改めて見てみると日本人相手に脅威を伝えるのにこれほどわかりやすい武器はない、ということがよくわかりますね。

 司に並ぶほどの実力差を持つとされる「氷月(ひょうが)」(石田彰さんの演技のおかげで最高に胡散臭い!素敵!)の圧倒的な実力に対してゲンのトリックと裏切りが効果てきめんなのは見ていて本当にスカッとします。単純な戦闘力よりも戦略で戦いを決する展開はいいものです。

 

 

ゾイドワイルド ZERO

 第5話「裏切りのガトリングフォックス」

 裏切りは裏切りでもまさかの帝国側への裏切りだったよ。ゾイドを兵器としてか見ていない帝国に反旗を翻し、ゾイドのために戦うと決めた「ブラッド軍曹」と「ガトリングフォックス」がカッコよすぎて痺れました。また上に書いたように前作へのリスペクトをキチンとした展開をしていて非常に満足のいく回でしたね。

 ただ一方で序盤あれだけ戦果を上げることに固執していたブラッドが1話のうちに帝国を裏切ったことに対して「心変わりするの早すぎないか・・・・・・?」とちょっと思ってしまいました。心境が変化していく過程をもう1話くらいやってほしかったかもしれません。あとサリーのお爺さんが普通に生きていて普通に登場したときはちょっと吹き出しました。(この前の感想でこの手のキャラはロクなことになってない的なことを書いたから恥ずかしい・・・・・・)

 

 

Re:フォロワー

 第5話

 倶利伽羅会相手にどうやって依頼者の妻子を救い出すのかと思ったら割とストレートに病院を勧めてきてちょっと「え?」となった件。他にやりようなかったんですか!?(妻子の意思を尊重したゆえの行動なんでしょうけど)

 前回から引き続き如何にして他人を宗教に入信させるかが懇切丁寧に描写されていて、見ているこちらも不安にさせられる手段のオンパレードでした。そんな集団を率いる教祖に真っ向から立ちふさがる一十三の姿は勇ましくてカッコよかったのですが、同時に彼の危うさも見えてきたように感じます。果たして教団との対決はどう決着するのか、また一十三の過去に何があったのか次回ついに明かされそうで楽しみです。

 

 

旗揚!けものみち

 第5話「ケモナーマスク×MAO」

 久しぶりに現代社会の描写始まったかと思ったらケモナーマスク(源蔵)の対戦者である「MAO(マオ)」の話になって「そういえばこんな奴いたな・・・・・・」となりました。宿命のライバルが突如行方不明になってしまったことで静かな喪失感に苛まれる描写は見ていてかなり痛々しくて辛かったです。そのうえ肝心の宿敵は異世界での生活を結構エンジョイしているのが見ていてなんとも言えません。魔王側に召喚されたことでリベンジが果たせるのか気になるところです。あとあのアリが本当に有能すぎる・・・・・・

 

 

Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア

第5話「ギルガメッシュ紀行」

 仕事を抜け出せた喜びからか楽しそうに藤丸たちに同行するギルガメッシュ王にちょっとほっこり。国民たちを気遣いながら子どもたちの遊びにも興味津々な辺り何だかんだで人間が好きなんだな、と再認識させられます。そんな王様相手に明らかなのろけ話を始める天然なマシュも可愛いです。

 ゲームでのギルガメッシュ王はエルキドゥ(偽)との戦いにおいて常に不敵な余裕を崩さなかったように見えていましたが、アニメではどこか寂しそうな表情と声色で終始戦ったことに驚きました。どれだけ彼にとってエルキドゥが大切な親友だったかがよくわかる回だったと言えます。

 

 

 それはそうと、『ワイルド』に出てくる主人公の相棒のワイルドライガーは中々気難しい性格をしていて可愛いのが魅力の一つでしたが、『ワイルドZERO』のビーストライガーも今のところレオの後ろにちょこちょこついてきてくれる忠犬みたいな性格をしていて可愛いなぁ、とちょっと思っています。前作と今作の主人公機をラブコメのヒロインに喩えるなら、

  • ワイルドライガープライドが高いけど根は優しいツンデレお嬢様
  • ビーストライガー常に主人公の3歩後ろにいてくれる健気な幼馴染

というイメージが自分の中にあって見比べるのがちょっとした楽しみになっていたりします。何言ってるんだろうか僕・・・・・・

 

 

 ではまた、次の機会に。