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デュエル・マスターズ!! 第41話「無重力ジョー態!宇宙で遭遇!闇のヤバい襲撃者!」感想

無限のかなたへさぁ行くぞ!

下ネタに抵抗を感じる辺り自分も歳をとってしまったんだなと思う今日この頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毎回の如く前回のあらすじで消滅するシーンを繰り返され、『ガンダムSEED』のニコルみたいになってきたキラの扱いに笑えばいいのか泣けばいいのかよくわからなくなってきた現在。前回のラストでアアルカイトに乗って闇文明に行くことになったジョーたちは思っていたよりも快適な宇宙旅行を楽しんでいて「死ぬかもしれない戦いが待ってるかもしれないのにそれでいいのか・・・・・・?」とちょっと思ってしまいました。(まぁ重苦しい空気のままで過ごすよりはいいかとは思いますが)

 エンジョイ中ジョーたちは宇宙でのトイレ問題に直面しますが、まさかのホースで吸い取っていざという時のために貯蓄するという納得だけどちょっとショッキングな方式には驚きました。調べてみたところ実際の宇宙飛行士たちもそうしていることがわかりさらに驚きました。

 ここまでは勉強になる内容で感心したものの、トイレに入ったボルツが突然いなくなり、彼が使った後のトイレには謎の黄色い液体(レモンジュースだから何も問題はない。いいね?)が宙に浮かんでおり・・・・・・さらに次々と仲間たちがいなくなっていく原因がいつの間にかアアルカイトに侵入したギリのよだれ、という直球な下ネタの連続には少し抵抗を感じました。2年前にジョラゴンを誕生させる際にデッキーの肛門の侵入する回などがありましたが、あの回を見た時と同じ嫌悪感を覚えてしまいました。子どもの頃はこうした下ネタに対して笑ったり楽しんだりしていましたが、こうして同じような内容を前にして直視できないようになったのは自分が大人になったからなのだろうと思いますね。実際今回はデッキーの宇宙の石拾いや無重力を楽しむジョーなど下ネタ以外の内容はコミカルで非常に好みだっただけに余計そう感じてしまいます。それでもこうした下ネタを純粋に楽しんでいる子どもたちがいるのでしょうし、彼らにとって「楽しいネタ」である以上、それを尊重してあげられる大人になりたいですね。

 

 

  • 完璧なる暗黒の門

絶望と反魂と滅殺の決断(パーフェクト・ダークネス) 闇文明 (5)
呪文
▪️この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
▪️次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
►相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
►コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

 今回ギリが使用した「パーフェクト呪文」の闇版。

 選択できる効果はそれぞれセルフハンデスクリーチャーまたはオーラのリアニメイト、そしてパワー低下とこれまた堅実なものが揃っています。リアニメイト効果はコスト4以下の闇限定というのが若干範囲が狭く感じるものですが、クリーチャーだけなくオーラも出せるので実質選択肢が4つになっており、どの効果も使える場面が全く異なるため腐る場面が少ないです。

 またこの呪文のもう1つの特徴としてあげたいのが墓地から唱えられる効果。墓地の呪文を使う能力を持つクリーチャーなどは数あれど、呪文自体が墓地から使用出来る効果を自前で持っているのはかなり珍しいです。(あとはリサイクルを持った呪文でしょうか)この効果のおかげで使い勝手の良さがさらに増しており、あらゆる状況で臨機応変に使い分けられるハイスペックな1枚に仕上がっています。何気に進化クリーチャーのリアニメイトも可能なので、≪暗黒王デス・フェニックス≫のような低コスト進化クリーチャーを出してみたいですね

 

 

  • 燃え上がる紅緑(こうりょく)の暴れ馬

バーンメア・ザ・シルバー 火文明(ジョーカーズ) (6)
クリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース
6000
▪️W・ブレイカ
▪️このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚を2回する。このターン、それらのGRクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
オラオラ・スラッシュ 自然文明 (3)
呪文
▪️S・トリガー
▪️次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならクリーチャーを攻撃する。

 ジョニーの愛馬、シルバーが進化した主人に呼応してか同じようにパワーアップした姿。何故か暴走族の改造バイクのような見た目になっていますがメラビートになってスケボーを乗り回していた頃のジョニーに影響を受けたのでしょうか?

 登場時にGR召喚を2回行い、そうして出したGRクリーチャー全てに「スピードアタッカー」を付与する能力を所持しています。同じようにGRクリーチャーをスピードアタッカーにすることが出来るジョーカーズは≪エモG≫や≪無限剣 リオンザッシュ≫などがありますが、こちらは2体ものクリーチャーを確定で出せるうえその両方をスピードアタッカーに出来るため安定性が段違いです。(継戦能力のエモG、爆発力のリオンザッシュ、安定性のバーンメアと同じコストで特徴がここまで異なるのは面白いですね)Jトルネード持ちのジョーカーズや≪灰になるほどヒート≫との組み合わせも強力ですが、個人的には≪メラビート・ザ・ジョニー≫との相性の良さに目を見張るものがあると思います。

 呪文面は『ズ!』の第2話でカブト鬼が使用した≪デクロイド・デクノ≫と同じ効果。相手の攻撃先をプレイヤーから逸らすため≪Rev.タイマン≫と同じように見えますが、相手クリーチャーが攻撃できるクリーチャー、つまりタップしているクリーチャーをこちら側が用意していなければならないため若干手間がかかります。それを満たしていない場合、当然相手はプレイヤーを攻撃することが出来るため安定性に欠けます。ハマれば強力な防御札になるので、上手いこと状況を整えたうえで使いたいところです。

 まとめるとその安定して展開できるクリーチャー面から、GRを使用する様々なデッキで使える汎用性の高いカードといえます。加えてレアリティの問題もあってシングル価格が恐ろしいことになっているんですがどうにかならないですかね・・・・・・

 

 

 さてそんなこんなで次回は待ちに待ったジョーVSゼーロの決戦!世界の命運をかけた戦いがいよいよ始まります。予告映像のクリーチャーたちのCGから気合が入っていることが伝わってくるので次回が待ち遠しいです。

 

 

 ではまた、次の機会に。