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2020年冬アニメ簡易感想 その9

 

翔んで埼玉

翔んで埼玉

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Prime Video
 

 

先日の土曜日にTVで放送した『翔んで埼玉』を録画してこの前家族で観賞しました。(何故リアルタイムで見なかったのかというとその時間は『嵐にしやがれ』を見てました)序盤から次々と繰り出されるパワーワードの数々、3分に1度は笑える展開、実は1番ディスられているのは群馬だろ、といった凄まじい内容で最初から最後まで本当に笑いっぱなしでした。特に埼玉VS千葉の出身有名人のマウント合戦は家族揃って楽しめました。

 それでいて「差別とはどのようにして出来上がるのか」というものをわかりやすく描いていて都道府県ギャグ要素を除けばそういった己の生まれの誇りを守る者と己の生まれに反逆しようとする者の物語として見ることが出来るのは興味深かったです。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ゾイドワイルド ZERO

 第17話「逃亡者ボーマン」

 はい、みんな大好き(?)総集編です。1話から15話までの戦いの記録をまとめたものでしたが、既になんだか懐かしい気持ちにさせられます。数々の帝国軍の精鋭ゾイドに初見は苦戦しながらも、持ち前のスペックと創意工夫で対抗するレオとライガーの底力には改めて驚かされます。

 そして新規パートでは帝国の追手から逃亡を続けるボーマン博士が描かれましたが、何故博士はサリーたちと合流しようとしないのか?という疑問がここにきて浮かびました。思えばZiフォーミング計画に好意的な共和国に協力を仰げばより計画を円滑に進められるかもしれないのに、どちらの陣営にもつかず1人で行動しているのは明らかに不自然です。宇宙船を襲った集団といい帝国にいるランド博士との関係といい、ボーマン博士にはまだまだ隠された謎がありそうですね。

 

 

Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア

第16話「目覚め」

 とうとう出てきてしまいました牛若丸オルタ(仮称)。ケイオスタンドによって黒化し、非道なキリングマシーンとなり果ててしまっただけでも厄介なのに、増殖するという特性(増殖シーンがなんだかバルタン星人の分身に見えました)まで身につけてきたのは本当に脅威です。ゲームではケイオスタンドと地響きの凶悪ギミックも合わさり攻略に苦労した人は多いかと思います。

 一方ラフムに廃棄されそうになるキングゥを救ったのはまさかのあのラフム。体がボロボロに崩れていきながらも”王の親友エルキドゥ”として彼に感謝の言葉を伝える様子は見てて涙が止まりませんでした。最期まで王のことを想っていた辺り彼女がどれだけ彼らを慕っていたのかがよくわかるだけに辛いです。そしてそうして沈んだ気持ちに追い打ちをかけるかのように流れた特殊EDでさらに心が死んでいきました。シドゥリさんのあの笑顔を守りたかったな・・・・・・

 

 

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

第6話「なんだってしてやるよ」

 いろはの前に現れた新たな魔法少女深月フェリシア(みつき・フェリシア)」。復讐心からか問答無用で魔女を倒そうとする「魔女絶対殺すウーマン」かつ周りを省みない脳筋っぷりは何だか某ライダーのヒューマギア絶対許さないゴリラを彷彿とさせますが、お金にがめついようでいて食べ物で許してくれるチョロさや思ったことをズバッと口にする性格は見ていてどうにも憎めません。いろはと普通に楽しむ様子を見る限り根は陽気で元気な普通の子どもなんでしょうね。

 また今回新たなウワサとして登場したふしぎなくすりフクロウ印の幸運水」を押し切られてフェリシアとあっさり飲んでしまったいろはを見ていると押し売りや宗教の勧誘を断れないタイプだな・・・・・・とつくづく思います。マミさんに続く新たな本編キャラとして杏子も登場しましたが、いろはたちとどう関わっていくのか気になるところです。

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた

第5話「理系が恋に落ちたので会議してみた」

 研究所の長である池田教授も登場しましたが、OP映像で予想していた以上にムキムキなのには笑ってしまいました。教授も加えていよいよ本格的に恋について研究することになり、男同士の組み合わせでも実験をするという傍から見ればとんちんかんな光景を連発する様は本当に面白いです。

 一方突然始まった棘田と虎輔の幼馴染対決は幼少期から虎輔のことを知り尽くしている棘田先輩の余裕の勝利。こういう昔は仲が良かったけど今では(やや一方的に)憎まれ口を言い合う関係はとても興味深いですね。恋愛にまでいかない微妙な距離感がこそばゆいです。

 

 

 人生大変なことばかりの中、『翔んで埼玉』のような見ているだけで笑えて元気になれるものって貴重だなと思う今日この頃。今僕は笑える作品に飢えているのでこういったコメディ邦画がもっと増えないかなぁ、とよく思ってしまいます。とりあえず今度は原作者つながりで『パタリロ』を見てみるか検討中です。

 

 

 ではまた、次の機会に。