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デュエル・マスターズ!! 第46話「ジョラゴン恋の悩み!?相手のおジョーさんはピョンコ姫!?」感想

暴走別れ

今回色々と突然すぎて感情が追いつかねぇ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • どこかズレた応援

 元気のないジョラゴンを気にかけるジョーたちの場面から始まった今回のデュエマ。まさかのぴょんこ姫に恋をしているのかもしれないという疑惑が持ち上がるのですが、真実を確かめるために立ち上がったのが東大センセー、カメライフ、パーリ騎士というどこか頼りない面子なのが笑いを誘います。そもそも頼りになるジョーカーズがほとんどいない?言うな。実際ジョーも含めてジョラゴンを応援したい気持ちばかり空回りしてかえって迷惑をかけてしまっていて、しまいにはジョーにぴょんこ姫の格好をさせるという迷走ぶりを極めた時には思わず大笑いしてしまいました。(こんな幼いうちに女装とか着実に父親と似たような道を辿ってきているな・・・・・・)それでいてどのジョーカーズもジョラゴンへの思いは本物なのがまた面白いです。

 そしてこれまでジョニー一筋だったのにここにきてジョラゴンへの熱愛疑惑が出てきたぴょんこ姫ですが、疑惑自体は結果的に勘違いだったので正直安心しました。登場時からジョニーに対して一途な気持ちを見せてきた彼女の愛は未だに変わらないことに、これまで見てきた身としては応援したくなりますね。しかし今回のラストで、またもや去って行ったジョニーを見送ることが出来なかったのは非常に気の毒に感じてしまいますね・・・・・・

 

 

  • ウサギ団の究極超絶最終兵器

ギガントウサギロボ・フューチャーX 光/水/闇/火/自然文明 (5)
NEOクリーチャー:トリニティ・コマンド
パワー12000
▪️NEO進化:自分のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
▪️T・ブレイカ
▪️このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札上から3枚を見る。その中から好きな枚数のNEOクリーチャーをバトルゾーンにだし、残りを好きな順序で山札の1番下に置く。

 以前39話で一瞬だけ出てきたぴょんこ姫の新切り札。かの謎の闇鍋パックに収録された新規カードの1枚であり、久しぶりに登場した5色カードにしてNEOクリーチャーという非常に珍しい特徴を持つ面白いカードです。

 その能力は一言で言うならばNEOクリーチャー版≪愛の無限オーケストラ≫といったところで、攻撃時に山札の上から最大3体のNEOクリーチャーを踏み倒せるのは非常に強力。あちらと異なる点は踏み倒しの対象以外だとアタックトリガーがメテオバーンではないことと、格段に出しやすいことでしょうか。あちらが進化元を5色になるように用意しなければならないのに対して、こちらはNEO進化の際に必要な進化元の指定が一切ないという驚きの緩さで、さらに言うと場合によっては進化元を用意せずにそのまま出してもよいNEOクリーチャーらしい柔軟性を持っています。

 アタックトリガーを最大限活かしたいなら強力なNEOクリーチャーを複数枚入れておきたいところです。特に≪グレート・グラスパー≫や≪グスタフ・アルブサール≫、≪偉大なる魔術師 コギリーザ≫といった大型のNEOクリーチャーを一気に踏み倒せると考えると夢が広がります。複数体踏み倒した場合、1体を進化元にしてもう1体をすぐさま攻撃可能にする、なんて芸当も可能です。しかしNEOクリーチャー自体、まだまだ種類が少なく単体ではスペックの低いカードも多いので過信は禁物。かといって強力な大型ばかりを入れてしまうと事故の原因になりかねないので、構築には最大限の注意を払う必要がありそうです。

 またこのカード自体が愛の無限オーケストラと同じ5色というのもややネックですね。NEOクリーチャーを多く投入し、なおかつ全文明を入れるとなると構築難度がかなり跳ね上がります。なのでここは思い切って踏み倒すことを前提で考えた方が良さそうです。幸い5コストという絶妙な軽さを誇るのであらかじめ墓地に落としておいて≪インフェルノ・サイン≫や≪湧水の光陣≫といったカードで蘇生させることが出来ますし、マナがある程度たまっている状態で≪緊急再誕≫を使って手札から踏み倒すのも面白そうです。いずれにせよ、使うのは決して簡単ではないものの、しっかりと考えて構築すれば間違いなく力を発揮してくれるド派手なカードと言えるでしょう。これまでNEOクリーチャーをこよなく愛し、使ってきたウサギ団の集大成に相応しいカードですね。

 

 

  • さらば最高の切り札たち(ジョーカーズ)

 ウサギ団とのデュエマ中またもや暴走してしまうジョラゴン。その原因についてジョニーの口から「ジョラゴンに本当の命が芽生えてきて、カードのクリーチャーでなくなろうとしている」という衝撃の事実が明かされた時には非常に驚きましたが、そこから広い世界を見に行くことを決意したジョラゴンとジョニーと別れる展開になった時には正直苦言を呈したくなりました。ジョラゴンに命が芽生えたという話は”ゼーロとの戦いで零龍に命を与えて倒した際にジョラゴンに命のパワーが宿った”と解釈出来るのですが、それが明かされてから別れるまでの流れを後半の数分にまとめたのはあまりにも唐突過ぎます。せめてジョラゴンがジョーと別れることに悩み、決意する過程をもう1話かけてやってくれたらグッと良くなったと思うので、この詰め込み具合は非常に残念に思います。

 とはいえ、悲しい感情を抑えるために自らにオッケーBros.を押してジョラゴンを見送ろうとするジョーの優しさには心打たれましたし(必死に涙をこらえている顔が印象に残ります)、その気持ちに応えたジョラゴンがジョーに「これからはお前はマスターじゃなくて、最高の友達だ」と言ってくれた時には感動しました。その後予想通り「ジョニーとジョラゴンがジョーに送る言葉が詰まっていた」EDでどこか遠くに旅立っていく2人の相棒の映像が流れた時にはついウルウルきてしまいましたね。これまで共に遊び、共に戦ってきた最高の切り札との別れなので、何だかんだでいい余韻を残してくれたと思います。(EDの歌詞に「僕を呼ぶ声が聞こえれば どこにいたって 何をしてたって 駆けつけるさ」とあるので、何かしらの形で再登場してくれれば嬉しいですね)

 

 

 そして次回はジョーが久しぶりに自然文明にお邪魔する模様。大長老という人物がジョーに対して何か怒っているらしく何をしたのか気になるところですが、前年度の自然文明への数々の仕打ちなど心当たりがありすぎてちょっと苦笑いしてしまいますね・・・・・・

 それはともかく、最高の相棒たちと別れたジョーが次回どのようにして新たな切り札を得るのでしょうか。個人的に気になるのが既に公開されている切り札の名前に”モモ”が入っていること。久しぶりに登場するももちゃんと何らかの関係がありそうでちょっと興味深いですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。