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2020年春アニメ簡易感想 その10

 

アズールレーン Second Anniversary Art Collection (画集)

アズールレーン Second Anniversary Art Collection (画集)

  • 発売日: 2019/12/19
  • メディア: 大型本
 

 

 

 ようやくリトル・レナウンを正式に加入出来て一安心出来るかと思いきや・・・・・・ま、またもや新キャラだと・・・・・・・・・・・・!?今日までのイベントを周回しまくって何とか終わらせることが出来たのですが、休む間もなく次の手を打ってくるアズレン運営が恐ろしいです。(僕が他のソシャゲの更新ペースを知らないだけかもしれませんが)とはいえ家にいる時間が多くなってきた今の時期にプレイ出来るものがあるのはありがたいところ。

 それにしても新しいキャラクターを次々と投入しているのを見るとモチーフとなる艦船のネタが尽きないのかちょっと気になってきますね。しかも各キャラのイラストレーターや声優もそれぞれ用意しなければならない中、このハイペースを保っている点を見るにソシャゲというものはプレイヤーを飽きさせないために新しいものをドンドン出していくことが大事なのだと感じますね。(FGOで度々言及される「虚無期間」のことを考えると余計にそう思います)

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

アルテ

第5話「腐れ縁」

 毎回仕事をくれるお得意様「ウベルティー」さんとレオの関係が描かれたエピソード。小言をこぼしてばかりの偏屈爺さんかと思いきや、レオの師匠の代から彼を見守っている不器用な優しさを見せてくれる良キャラクターでした。アルテに対して依頼人が何故絵を欲するのかを話してくれる場面も厳しい現実を教えながらも諭してくれるように思えてとてもほっこりします。

 またアルテがウベルティーノさんと依頼交渉する際の交渉術をヴェロニカさんに教えてもらう流れは感心しました。これまで彼女にとってマイナスな面ばかりが目立っていた「女としての自分」も場合によっては仕事に活かせることが示されたのはいいことだと感じましたし、ヴェロニカさんが語ってくれた「どんな仕事でも来ればいい状況に満足しているとその程度の仕事しか出来ないと思われる」「お客様の依頼に最大限応えて自身の価値を高めるべき」といった考えは見ている側にとっても非常に勉強になりましたね。

 

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

第4話「早坂愛はオトしたい」「かぐや様は告ら”れ”たい」「伊井野ミコは正したい」

 四宮家のハイスペックメイド早坂の底力がこれでもかと発揮された前半。男子学生が「可愛い」と感じる女子の仕草や振る舞いを見せつけるだけでなく、会長に好印象を持ってもらうためのアピールも欠かさない徹底ぶりにはある種の尊敬と畏怖を覚えます。そしてここまでやっても自分の一途な気持ちに嘘をつかず告白をその場で断る誠意を見せた会長も非常にカッコよかったです。

 後半は生徒会選挙に向けた準備で壮大なアンジャッシュ芸が繰り広げられましたが、目玉はやはり新キャラの「伊井野ミコ」でしょう。選挙戦の強力なライバルになりうるものの融通の利かない堅物真面目キャラのうえ、”あの”藤原書記を尊敬しているという人を見る目のなさに思わず絶句してしまうほどの残念ぶりでかなりのインパクトを与えたかと思います。しかし原作の彼女の闇の深さを考えるとこの程度はまだまだ序の口なんだよね・・・・・・

 

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・

第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった・・・」

 マリアの餌付けという名の攻略を受けながらも彼女の抱える問題を解決していくカタリナ様マジおもしれー女。他のキャラなんて目じゃないレベルで重い過去を抱えたマリア母娘を知らず知らずのうちに救ってしまう天性の人たらしぶりには毎度頭が下がります。畑作業を手伝うだけで相手の家族の問題を解決しちゃうとか何それ怖い。

 平民なのに特別な光の魔力を持ってしまったが故に「母と貴族の不貞の子」「特別扱いされている」など謂れのない誹謗中傷を受け続けてきたマリアの回想を見ていると、「本来の自分を見てくれる」カタリナが彼女にとってどれだけの救いだったかがよくわかりますね。しかしここまで暗い背景を抱えたマリアが本来のゲームのルートではどのように攻略対象を救い、自分が救われていくのか非常に気になってきました。原作のゲームプレイしてみたいところですね。

 

 

 それにしても次のアズレンイベントで登場する「タルテュ」(元ネタはフランスの駆逐艦らしいですね)、どこがとは言いませんがデカいですね。セミロングの髪に付いたフランス国旗カラーのリボンもまた愛らしいです。なんて言いますか、このゲームは相変わらず男が好むフェチズムというものに全力で応えている点が凄まじいと思います。開発会社の社長たちへのインタビュー記事で飛び出した「国籍ではなく性癖を見ている」というパワーワードの話も含めて”とんでもねぇ変態だな(褒め言葉)”と度々感じますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。