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2020年春特撮簡易感想 その19

 

 

 

 ビーストウォーズⅡ(セカンド)』がまさかの全話無料配信!続編の『ネオ』を合わせて「和製ビースト」と呼ばれており前作のゴリラと恐竜の戦いとは直接繋がっているわけではありませんが、単体の作品としてよく出来ている良作です。特に主人公格のライオコンボイと宿敵ガルバトロンの関係はただの敵味方に収まらないほど複雑で語りきれないレベルで面白くて面白くて・・・・・・上記のTwitterにも書かれている通り全話見るのに半日以上かかってしまいますがそれだけ時間をかけてでも見る価値はある作品だと思っているので是非見てほしいところです。そしてあわよくばネオの方も配信してくれないかなー

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

GARO -VERSUS ROAD-

第9話「PROLOGUE」

 これまでの異質な雰囲気が嘘のように”いつもの牙狼”の空気感が満載な回でした。20年前に牙狼に相応しい騎士を決める試験は行われている序盤を見て安心したのも束の間、若くて有望な騎士候補を殺し合わせるという現在行われているゲームと大差ないことをやっていたと判明した時は「そりゃ牙狼に選ばれるわけないよ・・・・・・」と思わずため息をついてしまいました。貴重な人材を使い捨てなければいけないほどに切羽詰まっているところにこの世界のヤバさを感じます。また今回手を汚してでも牙狼を復活させようとする者たちのどす黒い陰我が描かれたからこそ、前回牙狼なんていらないと言った世那が鍵になっていくのだと予測が出来ますね。

 そして過去編で明かされた十三番こと葉霧の目的と思惑にどこか思うところがありました。牙狼を手にするために仲間を手にかけることに異を唱えていた彼が同じように若者を犠牲にしてでも牙狼以上の力を欲するようになってしまった変わりようから20年前に死んでいった同士たちの死を無駄にしたくない、といった風な自責が感じ取れます。アザミの目的や五十五番の行方(やはりネットで書きこみしたのは彼かな?)、何より何故牙狼の鎧からダークメタルが作られるのかといった謎もまだまだ残っていますが、話の全体像が見えてきて一気に面白くなってきた印象です。

 

 

 

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

第22話「キミ色に!染め上げろ!!」

 今回はウルトラマンR/B』の劇場版『セレクト!絆のクリスタル』を1話にまとめたダイジェスト放送。1時間半もある映画を1話に収めるのは流石に無理があるだろうと思いつつ、それなりにまとまっていることに感心しました。

 主にリク視点での話を中心に編集しているためか湊家の団らんに混ざるリクやその後のアサヒとの会話がフルで入っていたのが良かったです。異質な出生故に本当の家族を持たないという共通点を持った2人が「家族とはどういうものか」を語り合うシーンは本当に良いものです。ただどうせなら戸井(カツ兄の友人)に対して「この声が聞こえないのか!」と彼の母親が心配していることを教えて叱咤してくれるシーンも入れてほしかったですね。

 他にもこの映画が初出であるトレギアの演技が今と大分違うことに気付いたり、映画の目玉であるウルトラマングルーブのフルCGで描かれた迫力の戦闘シーンを見て当時の興奮を思い出したり(今回だけの編集で主題歌の「Hands」が流れたのが素敵でした)と楽しめましたが、やはりどこか物足りなかったですね。というかこの映画は主役であるカツ兄がどのように自分の夢を見つけるのかといった過程や家族の絆、アサヒとツルちゃんの友情、CGと実写が違和感なく融合した最高峰の特撮にルーブ特有のキレキレのギャグ描写とかファルコン1とかピグモン可愛いとかペガ可愛いとか30分ではまとめきれないくらい見所が満載で最高に面白いので皆様も円盤を買うなりレンタルなりして是非フルで見て下さい!!!!

 

 

仮面ライダーゼロワン

超(スーパー)お仕事大戦 バトル1

 前回のラストの続きとして、不破が出来そうなお仕事を紹介するというていでこれまで登場してきたお仕事をそれに従事するヒューマギアを振り返る内容だった総集編。MAD風の編集で順調に進んでいましたが唯阿が登場してからは不破をディスるような発言ばかりしてきて笑ってしまいました。前回もそうでしたが本人なりに不破をフォローしようとしているのは伝わってくるんですが、物事をオブラートに包めない辺り彼女はコミュニケーション能力が致命的に足りないのだと悟ってしまいますね。

 それはそれとして8話で不破が脳の検査を受けなかったことに関するイズの言及が引っかかりました。「この時脳の検査を受けていれば脳のチップを早期発見することが出来たかもしれない」という旨の発言だったのですが、以前プレジデント・スペシャルで不破にチップが入れられたタイミングがこの後だと説明されたためこの発言は矛盾しているのではないか?と思いました。(ただあの時のイズはアークの使者としての偽物だったので本物のイズがそのことを知らないだけかもしれません)

 

 

 ここ最近は定期的にアニメや漫画の無料配信が行われていて意外な作品がフィーチャーされることも多々あります。今後もどのような作品が取り扱われるのか楽しみにしていきたいです。わがままが叶うならディスク・ウォーズがまた見たいな・・・・・・

 

 

 ではまた、次の機会に。