新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

2020年夏アニメ簡易感想 その6

 

Fate song material (完全生産限定盤)

Fate song material (完全生産限定盤)

 

 

 

 先日のFGOの5周年記念配信を視聴しました。今年の水着イベントなど様々な新情報が目白押しでしたが個人的に1番のサプライズだったのが「アルトリア・キャスター」の実装ですね。これまで多くのクラス違いが出現してきたアルトリア軍団の最後の一角であるキャスターがついに登場したということで非常にテンションが上がりました。リリィを彷彿とさせる天真爛漫なボイスの数々がとても愛らしいです。

 スキルも宝具も桁外れに強力で特に宝具の「無敵貫通を無視する無敵」というカードゲームにおける「○○の効果を無効にする効果を無効にする」レベルのインチキ効果には目が回ってしまいました。このゲームもインフレが進んできていることが何となく感じられます。アーツパーティーの適性も高いようですし出来れば手に入れておきたいところですが、水着イベントが控えている今少し悩んでしまいますね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

Re:ゼロから始める異世界生活

第30話「踏み出した一歩」

無事第1の試練を突破したスバルに対し、肝心のエミリアは試練を連続で失敗してしまう展開には意表を突かれました。以前の感想でエミリアの成長について触れましたが、実際の彼女は非力な少女のままであることが今回わかりました。劇中でガーフィールが言及していたように自分の過去を乗り越えようとする意志がまだ持てていないのかもしれません。スバルがエミリアへの信頼と期待が大きすぎるのも彼女が苦しんでいる一因かもしれないですね。

 また何かと胡散臭いロズワールが今回特に胡散臭く感じられました。あえて自分が関わらないことでスバルとエミリアを王選に勝ち上がるに相応しい人間に成長させようとしているのは何となくわかるものの、過程が過程なのでいまいち納得がいきません。「君を信じていたから」という言葉も聞こえはいいだけにタチが悪いです。スバルが思わず殴ろうとしたのもわかります。

 そしてラストの屋敷のパートではまさかのエルザ再登場に意表を突かれました。1章以降音沙汰がなく存在そのものを忘れかけていたので予想外の登場に興奮しました。こういった強大な敵にスバルがあっさりと殺される様子を見ていると「あぁ僕はリゼロを見ているな」という気分にさせられますね。

 

 

デカダンス

第5話「differential gear」

 ナツメを救うため立ち上がるカブラギが非常にカッコよかった。システムに違反する行為だとわかっていても自分を救ってくれたナツメを守り抜き、彼女にパイプを託して去って行く様はちょっとしたハードボイルドチックで中々にクールでした。ラストにフギン相手に「世界にバグは必要だ」と言ってのけるシーンも印象的だっただけに今後の彼の安否が気になります。

 一方ナツメサイドの描写も印象に残りましたね。敗北が確定しているイベントだとは知らずに必死に戦うも無残に散っていく仲間を見て最初は委縮するものの、すぐに奮起する場面は彼女の前向きであろうとする性格が良く表れていたと思います。

 また未完成だったボスガドルを撃破した矢先に新たなステージと新たなガドルが出現した際のタンカーとギアの反応の違いは面白かったですね。長い戦いを終わらせたことにようやく安堵出来るかと思いきや新たな敵の出現に絶望するタンカー(人間)新たな狩り場が解放されたことに喜びまだまだゲームが楽しめると興奮するギア(サイボーグ)と、この世界の実情を知らない者と知っている者で見える景色が異なるというメタ的な構図には唸らされます。

 

 

ゾイドワイルド ZERO

第40話「復活のオメガレックス」

 オメガレックスとの激戦再び。肝心の荷電粒子砲が使えなかったのもあって以前ほどの脅威はあまり感じられませんでしたが、共和国軍と帝国軍の名有りキャラ集結という総力戦ぶりと「ロングバスターキャノン」の攻撃を連続で顎に当てなければならないという厳しい条件もあって非常に緊張感溢れる戦いが見られました。キルサイスによる妨害があったもののカートリッジを隠し持っていたバズがまさかのMVPになる展開には驚きと興奮が一気に押し寄せましたね。(本編後のオマケコーナーで「貴重なお宝だったけどレオたちの命には代えられないか」とあっさり言ってのけるバズがカッコよすぎます)

 また今回オメガレックスのライダーとなったアルドリッジがまさかの株を上げてきた時は驚きました。強大な軍事国家としての帝国を信じる理念や、相棒のファングタイガーに惜しむように別れを告げる様子などこれまでの小物臭い印象を払拭する「軍人」としての真っ直ぐさが描かれていたのは意外でしたね。他にも彼の身を案じるスピーゲルや上記のバズなど、あまりいい見せ場がなかったキャラたちにここにきて良いテコ入れが入っているように感じます。(余談ですが今回スピーゲルが放った「心がジャミンガになってしまうぞ!」というセリフのパワーワードぶりには思わず笑ってしまいました)

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第10話「恐怖の怪談デュエル」

 2度目の新作延期になっていた遊戯王SENENSも約1か月ぶりの沈黙を破ってようやく再開!これまで何度も不穏な動きを見せてきたロミンですが、今回バンドメンバーにして従兄妹の「ロア」の差し金だということが判明。謎のデュエルの王の伝説も彼女を経由する形でルークに吹き込んでいたとのことですが、そこまでする彼の目的がいまいち読めません。今回遊我にラッシュデュエルの権利を賭けた3本勝負を挑んできた辺り、最初から遊我にラッシュデュエルを作らせてから奪う算段だったのでしょうか?それはそれとしてロアに弱みを握られて言うことを聞かされているロミンを見て薄い本が捗りそうだな・・・・・・とか思ったのは内緒。

 今回のゲストキャラである「御前乃ウシロウ」は怪談話で相手を怖がらせながらデュエルをしてくるこれまた濃いキャラクターですが、ハンデスやバーンを絡めたテクニカルな戦術で怪談話を差し引いても普通に強かったのが良かったですね。対するルークも最初は怪談を怖がっていたものの突然勝手に納得して勝手にテンションを上げて勝ち抜けるなど相変わらずで安心しました。

 

 

ポケットモンスター

第32話「セレビィ 時を超えた約束

 今回はゴウがメインで彼の過去にスポットが当たった回。幼少期に友達になった「トキオ」との夏休みの出会いとも言うべき内容でした。序盤のセレビィ探しのパートは微笑ましかったものの、約束の時間になっても来なかったトキオに「裏切られた」と思い雨の中うなだれるゴウの姿は見ていて非常に辛かったですね。この経験からかサトシに出会うまで友達なんていらないと見栄をはっていたのではないかと考えると中々に重いです。それだけにラストに2人のわだかまりが解けて本当に良かったです。(2人の和解にセレビィなどの第三者が下手に関わらなかったのも個人的にポイントが高いですね)サトシが全く出てこない異色のエピソードでしたが、本作においてゴウが「もう1人の主人公」という位置づけにあるからこそ出来たのだろうと思います。

 また今回からの新OPも見どころ満載でした。曲自体に変更はなかったものの西川貴教さん鬼龍院翔さんというどちらかと言うとライダーの主題歌を歌いそうなコンビのおかげで前回とは打って変わってロックな印象を受けました。

 映像に関しても旅の準備をするサトシとゴウの後ろを見つめるコハルやリオルがルカリオ、ラビフットがエースバーンに進化している場面など今後の展開を予感させてくれる新情報が目白押しでした。中でもカキたちアローラの面々が映った時は滅茶苦茶興奮しましたね。リーリエだけいないのは寂しいですが再登場するのが非常に楽しみです。

 

 

 さてFGOも既に5周年。僕自身始めてからまだ2年と少しですがまだまだ楽しませてくれることに期待しつつプレイしていきたいと思います。まずは5章クリアしないとな・・・・・・

 

 

 ではまた、次の機会に。