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2020年秋アニメ&特撮簡易感想 その11

 

 

 

新作アニメーション『ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』11/13公開決定!スタッフリストも到着! | GUNDAM.INFO

 

 ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』がいよいよ今週の13日金曜日に公開されるとのこと。9月に大団円を迎えた『Re:RISE』の続きがようやく見られることには興奮する他ありません。果たしてどのキャラクターがどのような活躍を見せてくれるのか、どんな新ガンプラが登場するのか今からワクワクしてしまいます。当日は絶対にリアルタイムで視聴しておきたいですね!

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ひぐらしのなく頃に

第6話「綿騙し編 其の弐」

 綿騙し編2話目は魅音と詩音の違いとそれぞれの可愛さが発揮された回でした。綿流し編でもそうでしたが詩音との交流を深めていく中で「2人2役なのではないか」という疑惑が薄れていき、魅音の登場と共に本当に双子であることが判明する流れは実に絶妙と言えます。またおじさんぶっている一方で奥手な魅音としとやか、そして強かな詩音の良さが見事に描き分けられていていい感じにラブコメしていましたね。(余談ですが詩音を前にした時の魅音は少し”妹”っぽいんですよねぇ)

 綿流し編の序盤ほぼそのまま、といった感じでした。大きな違いは魅音と詩音の2人に同じ人形が渡ったことくらいですが、前回でも書いたように人形が惨劇の引き金にもなったことを考えると何かしらのフラグになりえるかもしれません。そしてラストは同じように祭具殿の中に入る展開になりましたが果たしてどうなることやら・・・・・・

 

 

呪術廻戦

第6話「雨後」

 やはりというか何というか悠仁が難なく復活して安堵。しかし生得領域なる空間での宿儺との会話はかなり不穏でした。ここまでの時点で残虐さと悪辣さを見せてきた宿儺が一切の殺傷をしないと制限してまで体を借りることに固執したことに驚きます。前回の発言も含め恵の中に何かを見たようですがそれは果たして何なのか・・・・・・?

 また後半の悠仁の修業シーンはかなりコミカルで楽しかったですね。「呪力」と「呪術」の違いを電気に例えて説明するシーンはかなりわかりやすかったですし、その後始まった悠仁の修業が「映画鑑賞」というのも独特で面白いです。(呪力の説明と同様にそれっぽく理屈付けて何となく納得出来るようになっている構成が良き)個人の能力の”理解”と”研究”に重きを置いている点が実に現代的な修行描写と言えます。そして来週は最強の呪術師と謳われる五条先生の本気が見られるようなので楽しみです。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第23話「セツリの先にあるもの」

 「セツリ、セツリってなんだ」という気分になった回。序盤はネイルがいるヘイブンに至るための「ヘイブン参道仲見世通り」が完全に雷門と浅草寺でメチャクチャ笑い、何かに付けて”セツリ”を理由にしてくる屁理屈には終始困惑してしまいました。しかしその後のネイルの語りから彼の目的が「この世界の理を決める”セツリ”を解き明かし、それに当てはまらない新たな”セツリ”を生み出すこと」だとわかってからはどこか納得出来ました。要するに遊我にとっての「キュークツな世界」に縛られない自分だけの”ロード”を手に入れようとしているのかもしれません。

 また満を持して始まったネイルとのデュエルでは彼がサイバース族を使用していることに驚きましたが、それ以上に衝撃的だったのが謎の新召喚「マキシマム召喚」!3枚のカードが合体して1つのモンスター「天帝龍樹ユグドラ」になったシーンはテンションが上がりまくりました。このマキシマム召喚の詳細が非常に気になりますね。というか合体するところとかどう見てもデュエマのゴッドリnくぁwせdrftgyふじこlp

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第6話「獣王クロコダイン」

 今回は新たな仲間となる「マァム」とサブタイトルにもある「クロコダイン」の2人が登場。マァムは負けん気が強い性格で仲間の尻を叩いてくれるようなキャラクターになっていていてくれるだけでかなり心強いです。銃使いという点も含めて『冒険王ビィト』のポアラを彷彿とさせます。(三条さんはこういう男勝りな女子好きだよね多分)ポップとの初対面は最悪でしたが後々いい感じの関係になると思うとこの険悪なやり取りもニヤニヤして見れます。

 クロコダインのおっさんは敵ながら正々堂々真正面から相手に挑み叩き潰すことを好む武人気質な漢でダイのことを最初は子ども扱いしていたものの戦ってみてすぐに考えを改める辺りに好感が持てます。また今回は原作でハドラーがやっていた「魔王軍の各軍団の説明」を代わりに担ってダイたちに懇切丁寧に教えてくれたので、いつも以上に「人の良い人物」という印象がありましたね。

 

 

ウルトラマンZ

特別編2 つなぐ師弟

 久しぶりの特別編はやはりゼットとこれまでの自分の戦い(『Z』本編)を、ゼロが過去に絆を紡いできたウルトラ戦士たちの戦い(各映像作品)をそれぞれ振り返るという列伝及びクロニクル方式でした。予告で予想していたベリアロクの語りがなかったのは残念でしたが、ゼットもゼロも互いのことを想い合う描写が入っていたのは良かったですね。この2人も何だかんだでいい師弟関係を築けているのだと実感します。

 過去映像の方では劇場版『オーブ』のパートが印象的。ナオミらSSPの3人に助けられたガイさんがオーブトリニティに変身するシーンは何度見てもカッコいいです。この後彼女たちを人質に取られてボコボコにさせられるんだけどSSPには何らかの形で再登場してほしいですね。そして前回のZ19話の振り返りでは『A』本編のBGMがこれでもかと使われていたのを見て感動と興奮に包まれました。ソフト化されないからこそ権利の問題を気にせず原曲を使用出来る列伝方式の番組ならではの特権を活かしてくれたことには感謝しかありません。

 

 

ポケットモンスター

第44話「ソード&シールドⅢ「ムゲンダイナ」」

 思った以上に凄まじいペースで話が進んでいくな!?遺跡を発見して伝説の真実を解き明かすゴウ&ソニアパートとブラックナイトこと「ムゲンダイナ」を利用しようとするローズの企みを止めようとするサトシ&ダンデパートがそれぞれ猛スピードで進んでびっくり。ローズに関してもサトシに会った次の回であっという間に目的を話してしまうので正直あっけにとられました。ザシアンとザマゼンタもあっさり姿を見せてくれましたしこれかなり展開に巻きが入ってないですかね?

 一方でローズが父親を炭鉱事故で亡くした過去を話すシーンは印象的でした。危険な仕事で家族を失う悲しい人々をこれ以上生み出さないためにエネルギー問題を解決しようとする想いはわかりますが、その過程で他の人やポケモンの生活が脅かされることに無頓着な辺りは「手段と目的が入れ替わった”悲しい悪役”」といった趣きがあって面白かったですね。(サトシがその言葉に対して特に意見を言わなかったのは少々残念でしたが)

 

 

憂国のモリアーティ

第5話「橋の上の踊り子」

 今回は身分違いの恋と、それを妨げる大人のどす黒い悪意に切り込んだ内容でした。愛し合う2人をそれぞれアヘン漬けにして片方を死に追いやった相手を銃の発砲で逃げ回らせ、死んだ彼女と同じように踊って自殺したかのように見せかけるやり口にはスカッとしました。”因果応報”をわかりやすく表現した展開で感心します。モラン」や「フレッド」といった新たに登場した仲間たち(彼らと仲間になった経緯が少し気になります)の特技を最大限活かしているのも良いですね。

 また行方知れずの友人を「友達だから」と心配する男子生徒に笑みを零すウィリアムのシーンは興味深かったです。社会の悪意に対しては容赦なく私刑を執行する一方で、階級などの考えや損得勘定に縛られない心からの善意に好感を示す感性を持ち合わせる彼の良識には危うい倫理観が秘められていることを改めて感じましたね。

 

 

 ビルドダイバーズといえば先程話した『Re:RISE』の全話無料公開は今月11月いっぱいまでらしいです。(これまで何度も見返したあの作品が見れなくなってしまうのは寂しいですが、円盤を買うなりレンタルするなりすればいいのは救いですね)前作との繋がりが強い作品ながら単品でも十分に楽しめる作品なのでまだ見ていない人にはぜひ見てほしいです。1日2話のペースで見れば2週間ちょっとで見終わるので今からでも間に合いますよ!さぁ1話から是非チェック!!

 

 

 ではまた、次の機会に。