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2020年秋アニメ&特撮簡易感想 その15

 

ウルトラマンマックス 変身アイテム DXマックススパーク

ウルトラマンマックス 変身アイテム DXマックススパーク

  • 発売日: 2005/07/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 いよいよ始まりました、『ウルトラギャラクシーファイト』の新作配信。ウルトラマンZ』が盛り上がっているこのタイミングで他のウルトラマンたちの活躍が見れることに思わずワクワクしてしまいます。

 

metared19.hatenablog.com

 

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↑新作の期待に関しては上記の記事も参照。

 

 これから毎週ニチアサがさらに楽しくなるぞー!という期待に胸を躍らせつつ、今回からそのワクワクを簡易感想に書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ひぐらしのなく頃に

第8話「綿騙し編 其の四」

 何が何だかわからない・・・・・・まさか鬼騙し編の時以上に展開のわけのわからなさに圧倒されるとは思いませんでした。魅音のシーンは果たして双子のどちらなのかがわかりませんでしたし、それぞれ遺体で発見された梨花と詩音は誰が殺したのか?などとにかく不明瞭な点だらけで混乱してしまいます。とりあえず双子の件に関しては梨花を捜索している時は詩音で、それ以降は魅音ではないかと予想しています。(前者は「梨花が祟りを引き起こしているかのような発言=御三家が祟りの主犯だと思い込んでいる」から詩音、後者は「祟りの原因は偶然から始まった村の忌むべき因習にあるとする発言=祟りに御三家が関わっていないことを知っている」から魅音だという考えから)

 それはそれとして圭一を地下牢に閉じ込めるシーンの魅音は素晴らしかったですね。旧作ではついぞ自分の想いを打ち明けることが出来なかったあの臆病な少女が圭一への恋心を告白し、彼を守るために戦うことを決意する姿には思わず感動してしまいました。圭一は圭一で魅音の元に向かおうと鉄の扉に体当たりして非常にエモかったです。(鉄格子をぶち破った時はビビりましたが)詩音は悟史への愛で暴走しましたが、魅音魅音で圭一への愛で覚悟を決める辺り姉妹なんだなぁと感じます。

 そして今回一番の謎だったのが沙都子関連。冒頭での梨花失踪に関して圭一を問い詰めるシーンも印象的でしたが、魅音と共に死んでいたことには衝撃を受けました。園崎邸に来たのは梨花を殺したのが魅音ではないかと疑ったからで、そのまま対決の末相打ちになったのでしょうか?でも監視カメラに映っていた山狗らしき連中は一体・・・・・・?鬼騙し編で梨花と共に死んだ件も含め、沙都子は本作でもかなり謎が多そうです。その辺りの謎は次回からの祟騙し編に期待ですね。

 

 

呪術廻戦

第8話「退屈」

 また変に濃い奴らが出てきた・・・・・・といった印象の8話。新キャラの「東堂葵(とうどう・あおい)」は当初典型的な戦闘狂だろうと思っていたらいきなり女の趣味について聞き出してきた時は目が点になりました。それで本人的につまらない答えをしてきたら半殺しにしてくる辺り「理不尽の塊」みたいなキャラクターで、ただの腕力だけで恵を式神ごと圧倒するフィジカルオバケぶりが恐ろしいです。それでいてアイドルのおっかけをしているところがまたシュールで笑ってしまいます。相方と思われる「禪院真依(ぜんいん・まい)」も結構な曲者だったんですが東堂のインパクトの前に印象が薄れてしまったようなところがあります。

 それだけにすかさず後輩たちの助けになってくれるパンダ先輩たちが良い癒しになってくれました。特に真希先輩は家の連中を見返すために呪力が無くても奮闘していることがわかり一気に好きになりましたね。初登場時の野薔薇をはじめとして本作の女性キャラはみんな一本芯が通っていて好感度が高いです。五条先生のフリークの三輪ちゃんはただただ可愛かっただけだったけど)

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第25話「夢と勇気と友情」

 いやぁ熱い回だった・・・・・・!ネイルのマキシマム召喚に対抗するためこちらもマキシマム召喚を作り出す展開は予想していましたが、ルークら仲間たちのIDカードを書き換えるという形で魅せてくれたのが予想以上に熱いです。自分たちが今後デュエル出来なくなるかもしれないリスクを背負ってでも遊我を託すルークたちとその想いを受け取る遊我の流れが素晴らしすぎます。ディスクの不可を肩代わりしてくれたカイゾーの件も含めて「みんなで創り出したカード」って感じがしますね。そうして誕生した超魔機神マグナム・オーバーロードも非常にカッコいいです。(”カードの創造や書き換え”という遊戯王ではよくあることにそれなりの理屈をつけてきたのもいいですね。)

 他には博物館のシーンで描かれたデュエルの歴史についても興味深い要素が多かったですね。本作の世界のデュエル・モンスターズは黎明期からゴーハ社が関わっていたことがわかり、この世界では「デュエル=ゴーハ社」という認識があるであろうことが予想されます。一企業がデュエルについて厳しく取り締まっている理由はわかりましたが、同時にこの世界はゴーハ社による徹底した管理社会なのだと再認識されましたね。果たしてこのことが今後の物語にどう関わっていくのか気になるところです。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第8話「百獣総進撃」

 クロコダインが本格的に攻めてきた今回は弱腰のポップや誇りを捨てたクロコダインなど登場人物の心の弱さがクローズアップされました。ポップの自分の命惜しさに逃げ出そうとする様子は原作を初めて読んだ時「なんて情けない奴」といった印象を抱きましたが、改めて見返してみるとダイの強さを前に自信を無くしているのがはっきりとわかりました。歳を取ってから見てみるとポップの臆病な部分にも理解を寄せられるようになるから不思議です。

 クロコダインに関してはブラスじいちゃんを利用する作戦は最低なんですがマァムたちの徹底した罵倒を見ていると「そこまで言わなくてもいいじゃん・・・・・・」と思いました。それに対して激昂したり葛藤する辺り外道になりきれていないことが丸わかりなので余計にそう感じてしまいますね。(それはともかく「恥を知れ恥を!」とここぞとばかりに便乗する城の兵士たちには笑ってしまいます)それぞれ情けない姿を見せましたが、この葛藤を乗り越えてからの2人が最高にカッコいいので次回が楽しみです。

 

 

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる野望

第1話

 というわけで始まった配信。初っ端からすごいシーンの連続で興奮しっぱなしでした。マガオロチの卵、ゴーデス細胞、惑星カノンに飛来するルーゴサイトと最終回レベルの要素が連続でぶち込まれた内容に驚かされ、それに果敢に立ち向かっていくウルトラマンのカッコよさに心奪われることに。特にウルトラマン80がルーゴサイトとの戦いを繰り広げた際にウルトラマン80』の主題歌がバックに流れだした時はテンションが頂点に達しました。他にも前作で既に登場を果たしたウルトラマンリブットにスポットを当てた内容になるようですが、そのリブットを鍛えるためにグレートパワードが駆けつけた時はそのあまりの豪華さに開いた口が塞がりませんでしたよええ。

 また前述の彼らのように久々の登場となるマックスがスラン星人の罠にはまって触手プレイ&ゴーデス細胞流し込みプレイという恐ろしい目に遭う一連のシーンには何とも言えない気分になりました。まぁマックスといえば「最強クラスのはずなのに敵がそれ以上の強さで毎回苦戦する」イメージが個人的にはあるのでらしいと言えばらしいのですが。(ゾフィーたちから「マックスなら3日は耐えるだろう」と全幅の信頼が置かれているのもそれっぽい)とはいえ今のところ不遇な扱いなのでここから大活躍してほしいところです。

 

 

ポケットモンスター

第46話「バトル&ゲット!ミュウツーの復活」

 劇場版みたいな壮大な導入で始まった今回。内容に関してはミュウツーがサトシとゴウの「夢」についてバトルという形で問いかけてくる、ひと夏の冒険のようなストーリーでした。『ミュウツーの逆襲』と同じ個体のミュウツーということで(声も映画と同じ市村正親(いちむら・まさちか)さん!)サトシとも顔見知りの関係であることがそれとなく示唆されていた点も含め良いファンサービスを見せてもらいました。

 2人、特にゴウに夢についての追及をしてバトルを挑んだのはポケモンを傷つける悪い人間がいる一方で彼らのように「ポケモンとわかりあおうとする人間」がいることを確かめたかったのではないかと思われます。そのために2人の前に立ちはだかる超えるべき壁になってみせたことにミュウツーの成長が感じられます。初代「最強のポケモン」の称号は伊達ではない!

 また孤島でのサトシとゴウの冒険が夏休みの探検染みた愉快なものだったのも良かったですね。キャタピーの糸をロープ代わりにするといったゴウのアイディアが光る点やキングラーギャラドス相手に危険な逃亡劇を繰り広げる様子など、2人が力を合わせて楽しく冒険している姿は見ていて微笑ましかったです。

 

 

憂国のモリアーティ

第7話「ノアティック号事件 第二幕」

 ノアティック号での殺人劇後編。伯爵が人殺しをするよう誘導してからどうするのかと思っていたら船上バレエの真っ最中に舞台での殺人に見せかけて暴露させる作戦を見せられて驚きました。殺したはずの男が生きているように見せかける悪趣味さと、人間狩りをしていた伯爵が今度は追われる側にされる構図には唸らされます。(船上バレエの演目が「ジゼル*1らしきものだった点がまた意味深です)

 そしてその事件の裏にいる何者かに気付いたホームズとウィリアムの会話もまた印象的でした。「1つ1つ可能性を潰していけばどんなにありえなさそうなものでもそれが真実なんだ」といった旨の発言は「”真実の探求者”としてのシャーロック・ホームズ」という個人的なイメージと見事に合致していてテンションが上がります。またわざわざこの話をウィリアムにしてきたのは実は彼を疑っているのではないか?とも考えられますし、この2人の頭脳バトルがいよいよ展開されるのではないかとワクワクしてきましたよ。

 

 

 ウルトラマンはここ毎年新作が作られていて絶好調だと感じる今日この頃。現在製作中だという『シン・ウルトラマン』も早く観たいとつい思ってしまいます。その時までは現行の作品をめいっぱい楽しんでおきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:1841年にフランスで初めて上演されたバレエ作品。ロマンティック・バレエの代表的な一作であり、「第1幕で死んだ主人公が第2幕にて死に装束を着て踊る」という特徴がある。