ヘブンズ・ドアー! 今、心の扉は開かれる―
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2020年12月7日
【#岸辺露伴は動かない】
プレマップが完成しました!
放送を前に、#高橋一生 さんが演じる #岸辺露伴 の世界をお楽しみください。
28日(月)から3夜連続
総合/BS4K よる10時#荒木飛呂彦 #ジョジョの奇妙な冒険https://t.co/6g35tkwFbS pic.twitter.com/SFa3fsFTkb
今月末に放送される『岸部露伴は動かない』のプレマップ(PV)が先日公開されました。ナレーションがアニメで露伴を演じた櫻井孝宏(さくらい・たかひろ)さんという嬉しいサプライズがあったものの、個人的には高橋一生さんの露伴に驚かされました。原作の漫画やアニメとも異なる雰囲気ながら、その「他人を舐め腐ったようなひねくれた演技」が不思議と”露伴らしい“と感じられます。他にもヘブンズドアーの演出も思っていた以上に力が入っていて(スタンドの像(ビジョン)が見えないのは気になりましたがまぁわざわざ出す必要はない作品ですし)、ドラマだからこその「ジョジョの世界」を表現していることがよくわかりました。これは期待が出来そうです。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
ひぐらしのなく頃に 業
第10話「祟騙し編 其の弐」
やばいもう辛い。叔父に虐待されている沙都子を救い出そうとするものの沙都子自身の過去の境遇や当時の児童相談所の問題もあって中々動けない状況の歯痒さ、そしてPTSDを発症する沙都子の痛々しさが見ていて本当に辛いです。元となった祟殺し編もそうでしたが「児童虐待」を物語の中心に据えているためか、他のエピソードにはない生々しさと胸糞悪さがあって普段とは別の意味で仄暗いです。
しかし明らかに諦めムードを放っている梨花ちゃんはともかく、これまで影の薄かった知恵先生が自分なりに動くところが見られたのは嬉しかったですね。まぁそれでもどうにもならないんですが・・・・・・助けて埋葬機関!
一方で現時点では沙都子が虐待されている様子がはっきりと描写されていない点が気になりました。沙都子も思いのほか元気な姿で出てきましたし、これまでの本作の傾向からして「虐待されていたように見せかけて実は全くされてなかった」という可能性もあり得るかと思います。(しかしその場合は沙都子が何故吐いてまで発症したフリをしたのかという疑問が出てくるわけですがうーん・・・・・・)また現時点で全く描かれていない「雛見沢大災害」がこのエピソードで起こるのかも気になるところです。
呪術廻戦
第10話「無為転変」
ナナミンかっけぇ・・・・・・と真人こえぇ・・・・・・という2つの感情が同時に出てくる回でした。人間の体を魂ごと自由に変形させられるという真人の術式の恐ろしさ、そうして変えられた人間たちの痛ましさは見ていてゾッとしました。自分以外の命を何とも思っていなさそうな態度が非常におぞましいです。それだけに真人の攻撃を冷静に対処しながら変形させられた人間の涙を拭ってあげる優しさを見せた七海にまたもや惚れてしまいましたね。自分の教え子の制服を盗んで着て遊んでいたどっかの誰かとはえらい違いだ
また前回から登場していた「吉野順平(よしの・じゅんぺい)」の描写がまたキツかったですね。前回のイジメのシーンもそうでしたが、彼を取り巻く状況の生々しさがあるからこそ自分のことを肯定してくれる真人を慕う彼の心境がよくわかります。悠仁と出会ったことで空気が変わってきましたが果たしてどうなることやら・・・・・・
遊☆戯☆王SEVENS
第27話「ルーク部誕生!」
激熱だった前回とは打って変わり、今回は中々電波濃度の高いエピソードでした。落ち込んだルークの前にもう1人のボク!が出てきてそこから新エース「幻撃竜ミラギアス」を獲得する流れには終始疑問符が立ちっぱなしでした。本作はここまで新しいカードをどうやって手に入れたのかを出来るだけ丁寧に描いていたのもあって今回のカード創造について一切説明がないのが余計に不可解に感じます。もしやルークには何か本人すら気付いていない秘密が隠されているでしょうかね?遊戯王ってそういう展開多いからありそうですね。
一方で「ルーク部」なる謎のクラブを作ったものの空回りするルークは見ていて辛かったです。運動部の面々にラッシュデュエルを「チマチマしたもの」呼ばわりされ(まさかTCGアニメでこんな発言が出るとは・・・・・・)、1人回しをしながら涙を流す姿には心を抉られました。何だかんだでルークも人並みに傷つく普通の男の子なんですね。それだけにラストの遊我たちには救われました。やっぱり友情は最高だな!
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
第10話「いざパプニカ王国へ」
フレイザード、バラン、ミストバーン、そしてヒュンケルと魔王軍の軍団長の残りがい一気に揃い踏みした回。全員ただ者ではない雰囲気をこの時点で醸し出しており、演じている声優がいずれも豪華である点も相まって勝てる気が全くしません。原作既読者としてよくダイたちは勝てたなぁとつくづく思います。その中でも「フレイザード」の激情ぶりと冷静さを兼ね備えたキャラクターは個人的にお気に入りです。
そして「ヒュンケル」の方はダイたちの前で高笑いをしている姿を見て「そういえばこいつ初期はこんなんだったな・・・・・・」と思いました。その後のクールな姿の印象が強いだけに少々違和感がありますね。とはいえ彼の過去の境遇を考えるとそうなるのも納得と言えるのでこの後どうなるか気になるところです。(あとヒュンケルの怪しさに誰よりも早く気が付いたポップが今回のここすきポイント)
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀
第3話
ゼノンの大活躍に加えてまさかのレジェンドもキタアアアアアアァァァァァァ!!!
いや前回だけでも最高だったのにさらなるサプライズを用意してきて本当に大興奮でした。前半のマックス&ゼノンの戦闘シーンは前々回のマックスの不遇な扱いだけでなく、『マックス』本編でのゼノンの活躍を期待したものの結局なかったことへの当時の不満を一気に解消してくれました。マックスの主題歌をバックに絶妙なコンビネーションでマガオロチを追い詰めていく2人を見て「これが見たかったんだよ!!」と心の中で叫びまくりましたね。
そしてまさかのレジェンドの登場は本当にびっくりしました。3大チートラマンの一角とされる*1、コスモスとジャスティスの奇跡の合体を再び見れて感無量です。数分にも満たない僅かな出番でしたが、それがかえって彼の神秘性を高めていると感じますね。
そしてリブットとソラがギャラクシーレスキューフォースに入隊するというオチで今回の過去編は一旦終了。イザナ女王やアンドロメロスはともかくグクルシーサーまで所属しているギャラクシーレスキューフォースの今後が気になるところ。そして今回姿を現した「アブソリュートタルタロス」も次回から本格始動するようでその辺りも楽しみです。
ポケットモンスター
第48話「ほぼほぼピカチュウ危機一髪!」
前回の大食い大会の優勝賞品としてイッシュ地方の食べ放題に来たエピソード。様々なイッシュ名物のデザートを美味しそうに頬張るサトシとゴウにほっこりしながら「まず大会の功労者であるヨクバリスを労ってやるべきでは?」と思ってしまったり。
今回はルカリオとエースバーンがトラブルに見舞われながらもいがみ合った末に抜群のコンビネーションを発揮するまでを描いた内容になっていました。ラビフット時代のクールな性格はどこにいったと感じるほどにグイグイくるエースバーンにストイックなルカリオが振り回される、といった関係でしたが、この凸凹コンビがどうなっていくのか気になりますね。
そしてタイトルにもある「ほぼほぼピカチュウ」も印象的でした。鳴き声が「ヒカチュウ」であること以外は完璧にピカチュウそのままで、サトシのピカチュウと仲睦まじくじゃれつく様子は見ていて癒されました。何気に本物のピカチュウすら偽物だとは気付かない超技術の結晶にロケット団の技術力の高さを改めて実感します。あとチドリのコンビが演じるダゲキ&ナゲキのコンビも良かったですねぇ。
憂国のモリアーティ
第9話「シャーロック・ホームズの研究 第二幕」
前回に引き続きシャーロック・ホームズらしい内容だった今回。ホームズとワトソンが様々な手段を用いながら事件の真相を探り当てる過程は探偵ものらしくてワクワクしましたし、殺しの取引きに応じず「真実は自分で解き明かすのが楽しいんだ」と言ってのけるホームズに惚れ惚れしました。そしてホームズが破天荒だからこそ常識的なワトソンがストッパーとして光る、見事なバディ描写にも感心します。彼らの今後の活躍が楽しみです。
しかし一連の事件がウィリアムたちの犯罪劇のヒーロー役に抜擢するためのオーディションと判明してからはいつものモリアーティといった雰囲気に戻りました。ある程度予想していたものの、全てがウィリアムの掌の上だとわかった時は少々驚きました。今のところはモリアーティ一味が一歩先を行っていますが両者の戦いは今後どうなるのでしょうか。
(余談ですが今回「ベイカーストリートイレギュラーズ」が登場した時は結構テンションが上がりました。浮浪の子どもながらに警察顔負けの捜査をする彼らは昔から好きなキャラクターの1つで彼らが登場する『緋色の研究』や『四つの署名』はお気に入りエピソードだったりします)*2
さて今回も様々なアニメを見ている最中、同時に視聴中のドラマももうすぐ最終回を迎えることにちょっとした寂しさを感じる今日この頃。『相棒』『極主夫道』『35歳の少女』『監察医 朝顔』と今季も結構色々粒揃いだったなぁと思います。ドラマの感想とかも今度書いてみようかな、とか考えつつ今のところは他の書くべき感想を先に片づけていこうと思います。
ではまた、次の機会に。