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ポケットモンスター シールド日記その2「ビートくんが気になる今日この頃」(雑記 2020.12.9)

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 ポケモンシールドを始めてから1か月くらい経過しました。今現在はアラベスクタウンにて5つ目のジムに挑戦する直前まで来ています。1か月経った割にはあんまり進んでない、と感じる人もいると思いますが、仕方がないんです。

 

 

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 ワイルドエリア散策が面白すぎて・・・・・・色んなポケモンをゲットしたりマックスレイドしたり落ちてるアイテムを拾ったりきのみを採ったりしている内に1日が過ぎてる、なんてことがざらにあって本編が中々進められなかったりして現在に至ります。中々の時間泥棒ぶりですがこれだけでも十分楽しいのは素晴らしいですね。

 それにしてもワイルドエリアは日替わりで天候が変わるうえエリアごとの天候の変化が激しいのが非常にシュールです。大雨のエリアを抜けて普通の天候になったと思ったらまたすぐ先のエリアで大雪に見舞われたりと・・・・・・偉大なる航路(グランドライン)か何か?とか思ってみたり。

 

 

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 ちなみに現在の旅パはこんな感じです。手持ちが次々と進化し、ゴリおもサルノリからバチンキー、そしてゴリランダーにあっという間に進化しました。「ゴリお」という名前に相応しいマッシブな姿になって感慨深いです。

 他にも便利な面子や過去作でお気に入りだったポケモンを入れています。個人的に今回旅パに入れられて嬉しかったのが「ガンナー(クワガノン」ですね。初出の『サン・ムーン』の時は場所進化だったのが本作から石進化になり、加えてかみなりのいしがワイルドエリアの序盤で手に入れられたためデンジムシからすぐさま進化させて即手持ちに加えました。サンムーンでは進化出来るのが終盤も終盤だったことが惜しいと思っていたので、今回早い段階でクワガノンを連れ回せるようになったのが本当に嬉しいです。

 

 

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 ストーリーに関しては前述の通りあんまり進んでいないのですが、ジムリーダーを含めた登場人物がみんな個性的でこの時点でも十分に濃いと感じられるのがいいですね。また前回でも書きましたが、出てくる人たちのほとんどが親切で主人公たちに手厚いサポートをしてくれるので進めるときはスイスイ進みます。本作はそういった「優しい、親切な世界」が形作られているように感じます。

 

 

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 そんな中異質な存在感を放っていたのが「ビート」くん。上記の画像のように常に他人に挑発的な態度を取ってきて優位に立とうとする”高慢ちき“とも言えるそのキャラクターは心優しい人物が多い本作の中でかなりの異彩を放っています。初めてバトルを挑まれた時の「チャンピオンよりも主催者のローズ委員長の方が偉いのだからその委員長に推薦された僕の方がすごい」といった謎理論を繰り出してきた時は「この子はいきなり何を言ってるんだろうか・・・・・・?」と思ってしまいましたよ。(まぁ彼の手持ちは全てエスパータイプだったのでごん(フォクスライ)で完封したんですが)

 そんなマウント取りたがりの彼に当初はドン引きしましたが、リーグカードの情報やローズに対する一途な想い、そしてその言動の節々を見ている内に”臆病な子“なのだろうという認識に変わりました。他人に見下されたくないからこそ逆に見下すことで自分の方が優れていると安心し、自分のことを認めてくれる相手に気に入られようと全力を注ぐ彼の歪んだ性格は人と関わることに臆病になっている子どもそのもの。内心では自分に自信が持てないからこそ、高圧的な言動を繰り返して自己を保とうとしているのがビートという少年なのでしょう。そんなふうに彼のことを思うと途端に愛おしく感じられてきます。

 

 

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 そしてローズに認めてもらう手段として「ねがいぼし」を集めるために遺跡を破壊し、その結果ジムチャレンジの資格を剥奪される展開には衝撃を受けました。(アニメではオリーヴの刺客が遺跡を壊したけどゲームではお前が壊すんかい!と思いました)ガラルの歴史と文化を愛するローズの想いを踏みにじったうえ、それに対して全く悪びれなかったので自業自得ではあります。

 しかし周囲をはばからず自分を誇示し続けたことで認めてほしい相手にすら見限られる姿は非常に哀れで、どこか放っておけないとも思えます。ビートくんは今後どうなっていくのか、願わくばこの苦い経験を糧に自分を見つめ直してほしいところです。(一方でここまで好き勝手やってプレイヤーからのヘイトを集めていた彼に相応の報いを与える展開には感心しましたね。こういった点でもプレイヤーへの配慮が徹底しています)

 

 というわけで今ビートくんが個人的に熱い!といった雑感でした。ゲームのストーリーに関しては先にアニポケの方を見て大まかな流れを理解しているので、(今のところ)ゲームのみに出てくるキャラクターの方に注目しています。ビートくん以外にも彼に敗れてからスランプに陥っているホップや彼らに比べると今のところ印象が薄いマリィなど、ライバルポジションのキャラが今後どのような道を辿るのか気になってしょうがないです。僕もどんどんストーリーを進めていってこの先を知りたいところ。よーし頑張るぞー!!(ワイルドエリアを散策しながら)

 

 

 ではまた、次の機会に。