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仮面ライダーセイバー 第15話「覚悟を超えた、その先に。」感想

その先の答えを求めて

ソードオブロゴスの上層部真っ黒説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 全知全能を求める者たち

 前回の激闘の続きから始まったセイバー。飛羽真はカリバーを追って巨大な本の中に入り、その先のいつもの森異世界での戦いに勃発しましたが、この辺りでメギド側の目的がストリウスらの口からかついに語られました。この世のあらゆる情報が記されているという全知全能の書「目次録(もくじろく)」こそがメギド、そしてカリバーが手に入れようとしているものであり、メギドたちは目次録の強大な力を使って世界を書き換えようとしているつもりのようです。

 書物に世界を書き換えるだけの力を持っているのかという疑問は、アカシックレコード染みた実態や本作のテーマなどから不思議と湧いてきませんね。個人的にはそれよりもレジエルたちの「世界をひっくり返す」云々の発言が気になりました。世界を人間たちの手から奪うかのような口ぶりも見せた点もあり、メギドはもしや人間たちに世界から追い出された存在なのではないか?という考えが浮かびました。ソードオブロゴスと太古の昔より争ってきた勢力というソフィアによる説明がありましたがそれ以上の詳しい内容が明らかになっていない連中ですので、この先しっかりと説明していってほしいところです。

 そして上條も何故組織を裏切ったのか、その理由もようやく判明。賢人の父が15年前に裏切っていたのは事実であり、上條は先代炎の剣士として飛羽真たちを守ったものの、賢人父を討った後に彼が裏切った理由が「ソードオブロゴスにある」かもしれないという考えでメギド側についたと語った時は驚きました。決して身勝手な行動ではなく、賢人父のことを想っての行動だったことは良いと思ったものの、結局のところ確証を何一つ持っていないというのは正直拍子抜けでしたね。(ただ何も知らないからこそ目次録を狙っているというのは説得力があります)どうせならソードオブロゴスが裏で何か恐ろしいことを企てているような情報くらい実際に掴んでから裏切ってほしかったです。とはいえ前述のメギドたちの目的といい、ソードオブロゴスがここにきて一気にきな臭くなってきました。主人公に味方してくれる頼もしい存在が実は・・・・・・みたいな展開は結構好きなのでこの先組織のどんな黒い場面が明らかになるのか楽しみですね。

 

 

  • 激闘クライマックスバトル

 また今回は序盤のクライマックスであるためかド派手なバトルが多く見られました。セイバーVSカリバーはセイバーがクリムゾンドラゴンや新形態「ドラゴンイーグルアーサー」に連続でチェンジした後大本命のドラゴニックナイトで大立ち回りを繰り広げる構図がカッコよかったです。何気に最近陰の薄かったキングオブアーサーを使ってきたのが予想外でもあり、嬉しかったですね。

 地上でメギド幹部たちと戦うブレイズたちは一旦変身解除させられてから生身戦闘に入ったのが意外。幹部の人間態を演じる人たち(特にズオスの人)のアクションに驚きつつも見惚れました。その後柱を破壊すれば飛羽真が戻ってこれなくなるという心理戦を仕掛けられ動揺する彼らを芽依が一喝する展開も良かったです。個人的に芽依のこういうアクティブな部分がすごく好みです。変身してからキングライオンに変形したブレイズが口に剣を咥えて柱を破壊するシーンはちょっとしたここすきポイント。バーニングライガー&ドギバス&ザシアン「ナカーマ」

 何より登場ライダーのほぼ全てがキックで決着をつけた点が素晴らしかったですね。剣士のライダーであるがために剣を使った必殺技ばかりになりがちだったので、ここぞという場面でライダーの代名詞であるキックを披露してくれていい意味で裏切られました。特にセイバーとカリバーの必殺キック対決はエフェクトの派手さもあって迫力満天でした。ライダーがライダーたる要素を忘れず残してくれるのはファンとして嬉しい限りなので、今後も剣技とキック技をバランスよく披露していってほしいところです。

 

 

 ということで第1部完結!みたいな15話。ようやく敵の目的や謎が明らかになったと思ったら謎が増えるという珍現象に巻き込まれたような気分で、それどころか味方側への疑惑を残すことになってしまうといういまいちスッキリしない内容でした。肝心の上條もデザストに後ろから刺されあっけない最期を遂げてしまい、今後どうやっていくのか全く予想が尽きません。とりあえずラストで意味深に微笑んでいた玲花を見る限りソードオブロゴスがクロであることは間違いなさそうです。これからはセイバーVSメギドVSソードオブロゴスといった三つ巴の戦いに発展していくのでしょうか。

 

 そして次回は何と飛羽真が倫太郎たちと戦うという衝撃の展開が待っている模様。ここまで力を合わせてきた仲間が突然敵に回るのはやはりショッキングですが、本作は味方ライダー同士の仲が結構良好なだけにいつもより辛いです。しかもこれまで意味深なことしか呟いてこなかったローブの男がついに本格参戦!ライダーに変身するようですが、飛羽真の味方になってくれるのか、それとも敵として立ちはだかるのか、気になって仕方がないです。

 

 

 ではまた、次の機会に。