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2021年冬アニメ&特撮簡易感想 その2

 

 

 

 

 以前の記事でも取り上げた『ジオウ』と『ディケイド』の新作についての新情報が先日発表されたので早速確認して見ましたが、かなりびっくり仰天の情報満載でした。『7人のジオウ』ではキャラが異なるソウゴがそれぞれ出てくる内容に驚きましたし、何より映像に出てきた「ディケイド コンプリートフォーム21」と「ジオウ ディケイドアーマーセイバーフォーム」には度肝を抜かされました。それぞれゼロワンとセイバーら令和ライダーまで取り込んでしまうこの2人の節操のなさに笑ってしまいます。

 続く『ディケイド館のデス・ゲーム』は何と言ってもユウスケ登場のインパクに尽きます。村井良太(むらい・りょうた)さんがまさかの出演をしてくれたことがとても嬉しいです。個人的にディケイドにおいて士の相棒と言ったらユウスケというイメージがあるのでまたあの2人の絡みが見れるかと思うとワクワクが止まりません。このためにTERASAに入ろうかちょっと検討しておきたいですね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第31話「叛逆するは我にアリ」

 本作のOPを歌う佐伯ユウスケさんが演じる「有栖川ジャンゴ(ありすがわ・ジャンゴ)」が今回のゲストとして登場しましたが、定期的にドローしないと発狂してしまうというこれまた強烈なキャラクターで笑ってしまいました。ラッシュデュエルの大量ドローに魅入られた結果こうなってしまったようですしドローって怖い・・・・・・とちょっと思ってしまいます。一方で単体では非力ながら数を揃えてパンプアップしていくジャンゴのデッキは面白かったですね。集団で行動するアリをモチーフにしているのも戦術に合っていて好みです。

 しかしジャンゴらラッシュデュエルを楽しむゴーハ第6小生を追いやる重機デュエルクラブの横暴には違和感を覚えました。というのもクラブを率いているというアサナは初登場の時からして協調性のありそうなキャラに見えたので生徒たちを権力で支配する様子はあまり個人的な彼女のイメージに合ってないと感じたからです。アサナにもまだ見せていない闇とかがあるのでしょうか。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第14話「氷炎将軍フレイザード」

 いよいよ始まったフレイザード編。フレイザードは軍団長の中でも一際過激な性格をしていますが「傷つくのが嫌なら戦場に出てくるんじゃねぇ!」といった発言や理知的な作戦など、ただのチンピラキャラではないことを視聴者に教えてくれます。彼の代名詞とも言える技「五指爆炎弾(フィンガー・フレア・ボムズ)」も見られて大満足です。

 また約1クールぶりの登場となったレオナの成長ぶりも印象的でした。初登場時のハッキリ言うところはそのままに王族としての毅然とした態度を見せてくれたことにちょっと驚きます。この作品は本当に女傑が多いです。(余談ですが兵士たちが奪い合っていた食料をレオナがすぐに捨てることなく*1彼らが反省した際に返してあげるように変更したのは良かったですね。現代に合わせた良改変です)

 

 

ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ

第1話「Connect to TIGA

 毎年恒例、ウルトラマンクロニクルの時間がやってきました。前作のクロニクルでも出てきたゼロがまたもやナビゲーターを務める本作では『Z』と『ティガ』の2作を中心とした内容になるようです。(ここにきてティガを取り上げる辺りに円谷の本気を感じます)

 今回はゼットティガそれぞれの第1話を中心とした内容になっていました。ゼットに関しては最早語るまでもないのでティガ中心の話になりますが、20年以上前にこれほどのクオリティの特撮が制作されていたことに驚きます。(中々贅沢な番組を見ていたんだなぁ僕・・・・・・)またティガが1話の時点でパワータイプとスカイタイプ両方にタイプチェンジしていたことも意外でした。当時の製作側は初回から「姿が変わるウルトラマン」であることを印象付けたかったのでしょうかね?

 ティガの作品としての質の高さに驚く一方、主演の長野くん*2が出てくる映像が全くなかったのはある意味で予想通りでした。まぁ仕方ないなと思うもののやはりダイゴが見れないのはやはり寂しいですね。

 

 

 

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀

第7話

 序盤からタイガタイタスフーマの3人、トライスクワッドが登場して大興奮。特訓しながら軽いお喋りを交わす3人の姿にもう感無量です。宇宙恐魔人ゼット率いるゼットン軍団相手に苦戦しながらも善戦する様子も見せてくれたのでタイガ好きとしてはこの時点で感激してしまいました。

 さらに綾香市で孤軍奮闘するグリージョも出てきて嬉しかったです。(ザンドリアスとノイズラー相手に1人で戦い、かつ逃がしてあげる姿にほっこり)ゼロとのやり取りも久々に見れましたしゼロ師匠がまた別の女子侍らせてる・・・・・・湊兄弟の現在も判明するシーンのコミカルさに癒されます。

 そして最後の見どころは何と言ってもジョーニアスの活躍ぶり!ウルフェスでも見せた独特の質感のスーツが特徴的な新ジョーニアスのアクションはOP付きの演出もあって非常にカッコよかったです。しかし彼との戦いでも余裕の態度を見せて最後には引くタルタロスの慎重さにも驚かされます。彼を倒すのは一筋縄ではいきそうにないですね。

 

 

はたらく細胞!!

第1話「たんこぶ」

 笑って学べる楽しいアニメの第2期。今回はいつも通り細菌を容赦なく排除する白血球(好酸球)の前に現れた血小板「うしろまえちゃん」が主役のエピソードでした。他の血小板ちゃんたちの足を引っ張らないように努力するうしろまえちゃんの健気さに心打たれ、そんなうしろまえちゃんを責めずに支えてあげるリーダーちゃんたちのいじらしさが愛らしさを感じました。若干過保護な親染みてきた白血球と叱りながらも者で吊りながら誉める「巨核球(きょかくきゅう)」との対比もまた印象的です。

 そして今回はたんこぶのメカニズムについて説明されました。内部出血は細菌侵入の心配はないものの、血が溜まってしまうのがどれだけ厄介なことかがよくわかりましたね。相変わらず明るい雰囲気で楽しめました。そう、ここまでは・・・・・・・・・・・・

 

 

はたらく細胞BLACK

第1話「喫煙、細菌、終わりの始まり」

 はたらく細胞スピンオフの1作も同時にアニメ化。明るい本家とは異なり終始暗い雰囲気で展開されており、30分前とのギャップに困惑してしまいます。(これ放送順逆にして欲しかったような・・・・・・天国から地獄よりも地獄から天国の方がいい・・・・・・)酷使されてボロボロになっていく世界観(体)から見られる「救いのなさ」は本当にゾッとしますね。

 本編も古臭いVTRを見せられた後にすぐさま働かされる生々しさに圧倒されます。困惑する主人公の赤血球が感情を殺した先輩の末路を見て狼狽するといういきなりハードすぎる展開も見ていて辛いです。OPの心電図の演出もあってこの体の今後について不安を覚えてしまいます。そして見終わった時にはとりあえず絶対にタバコは吸わないぞ!という気分になりましたね。

 

 

 それにしても仮面ライダーのネットムービーは配信先がそれぞれバラバラなのがなんだかなぁ、と思ってしまいます。しかもそれぞれ独占配信だったりするので追いかける方も大変です。いっそのこと1つのサイトにまとめてほしいところですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:原作ではその場で捨てていた。

*2:「V6」の長野博(ながの・ひろし)のこと。