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2021年冬アニメ簡易感想 その19

 

 

 

 東京ミュウミュウ』がまさかの新作アニメ化。これは予想外だったのでかなりびっくりしました。当時アニメを見ていた身としては懐かしさに涙が溢れてきます。監督やシリーズ構成など当時の製作メンバーがそのままということからも「本格的な再アニメ化」であることが伝わってきます。

 新作アニメということで声優たちは当時のままなのか、とか新要素があって慣れなかったらどうしよう、といった不安はありますが(新要素自体は歓迎なんですが)、ひとまずはあのミュウミュウが帰ってくる喜びを噛みしめたいと思います。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

Dr.STONE(2期)

第6話「PRISON BREAK」

 クロムの大脱獄劇が繰り広げられた回。自分の経験や千空直伝の知識などを総動員して見事脱出してみせる姿は見事です。何より千空だけでなく、ゲンや敵側である羽京から教わったことまで駆使するシーンからは彼の柔軟な考え方が活かされていることを実感しますね。シソとカタバミを血に見せかけるハッタリも子どものいたずら心が発揮されているようで個人的にはすごい好きです。

 またクロムの見張りを務めた「陽(よう)」の姿も印象的。発言や態度がいちいち軽いお調子者ながら、元警察官だけあって腕っぷしは本当に強いギャップが面白いキャラです。原始人とバカにしたクロムに一本取られましたが、彼の怠慢とも言い難い状況という展開のバランスもまた楽しいですね。

 

 

ゆるキャン△ SEASON2

第7話「なでしこのソロキャン計画」

 前回のラストでソロキャンすることを宣言したなでしこの主役回。というわけでリンに必要なことを聞き出して実行するなど序盤から勤勉な様子を見せてきて感心しました。慎重に下調べを続けていく姿から彼女の本気が感じ取れます。またリンが教えてくれた「ソロキャンをするうえでの注意点」も非常に的確で視聴者にもためになるものだったのが良かったです。⑤以外普通のキャンプにも言えることじゃないかとか思ったのは内緒。なでしこの気持ちを汲んでくれるリンの優しさが心に沁みます。

 そうして始まったなでしこのソロキャンは今のところ順調。富士宮焼きそばやしぐれ焼きは見ているだけでお腹が減ってきます。一方リンがなでしこの姉の桜と遭遇する展開には驚きつつもほっこりしました。三者三様の1人旅が少しずつ進んでいくことに癒されますね。

 

 

天地創造デザイン部

第7話「案件7」

 前半はちょっとホラーな雰囲気で始まったかと思いきや、いつもの神様の無茶ぶりにすっかり印象が流されました。透明なイカをきっかけに「目だけある単細胞生物」が生まれる流れにはびっくり。というか水の中に小さな目がびっしり詰まっているイメージ映像が気持ち悪すぎて一度映像を一時停止しかけてしまいましたね。

 後半からはそれぞれメガネザルとフクロウが出来上がるまでの様子が描かれましたが、その過程で描かれたグレイ型宇宙人の顔周りをいじくり回すシーンには恐怖しつつ笑ってしまいましたね。またほぼ同じベースから始まったのに気が付けば全く異なる種類の動物が出来上がるというのは中々に面白いです。ミミズクの目の上のツノにどんな意味があるのかよくわかっていないなど、勉強になる要素もしっかりあって今回も楽しめました。

 

 

ひぐらしのなく頃に

第20話「郷壊し編 其の参」

 前回に続いて辛い展開の連続だぁ・・・・・・すっかりルチーアの生活に馴染んだ梨花に対し、どうしてもついてこれなくなっている沙都子のズレが露わになってきて見ているだけでどんどん胃が痛くなってきました。トラップの件は完全にやりすぎでしたが、かつての梨花に戻ってきてほしいという沙都子の想いが伝わってきてもう見ていられませんでしたね。それとは別に独房みたいな反省部屋があるルチーアが物騒すぎてビビりました。あの学園大丈夫なの?

 そして成長した部活メンバーの再集結もまた辛かったです。かつてのノリに懐かしさを覚えるのと同時に、その光景が既に失われたものであることを嫌でも実感させられました。取り壊しになる分校や土砂崩れで潰れてしまったかつての我が家など、沙都子が「あの頃はもう戻ってこない」ことを知っていく様子は淡々とした物悲しさがあります。

 そしてうみねこのなく頃に』に登場した魔女「フェザリーヌ」らしき人物が姿を見せたラストには度肝を抜かされました。(クレジットに名前が表示されなかった他、声優がゲームと違うので別人の可能性があります)彼女こそが沙都子に力を貸している張本人であることは明白ですが、ここから2人が如何にして協力するようになるのか気になるところです。

 

 

呪術廻戦

第19話「黒閃」

 男2人のヒーローのような登場に燃え、その後の大迫力の作画による戦闘シーンに大興奮した回。東堂の指導のおかげか真人への怒りを一旦乗り越えた悠仁を見て安心しました。何よりも「黒閃(こくせん)」なる技を会得してパワーアップしたのが大きいです。少年漫画の主人公たるもの、やっぱり必殺技があった方がいいですね。バトルシーンでのテンションが段違いです。東堂も悠仁のことをしっかりと教育するなど師匠役として活躍していたのが良かったですね。いちいちマイフレンドとかブラザーとか言ってくる度に変な笑いが込み上げてきましたが。

 対して花御の強さもまた印象的でした。恵をはじめとした呪術師学生の生き残りを相手にしても全く歯が立たない光景には愕然としました。真人らが策謀で呪術師たちを翻弄している分、腕っぷしだけで相手を圧倒する「シンプルな強さ」を見せつけてきてくれたので特級の恐ろしさをようやく体感することが出来ましたね。

 

 

ポケットモンスター

第56話「四天王ガンピ!騎士道の館!!」

 カロス地方の四天王「ガンピ」による特訓回。ゲームではカロス四天王の良心とか言われているガンピですが、騎士然とした礼儀正しさはそのままにアニメでは涙もろい性格が追加されていたのは意外でした。サトシとゴウの頑張りにいちいちストレートに感動してくれるので誠実な人柄であることが伝わってきます。(号泣する度にパートナーのギルガルドがタオルを渡してくれるのが今回のここすきポイント)またサトシたちに課してきた修練の内容からも指導者として優れていることがわかるのが良かったですね。

 そして肝心のサトシたちのシーンはカモネギとの関係の変化が印象的でした。強くなるためにひたすら前へ前へと進むだけだったカモネギが、サトシに大切なネギを守ってもらったことをきっかけに彼にも目を向けるようになったことに感動します。劇中でガンピが言及していた「大切なもののために戦う騎士」に一歩近づけた気がしますね。他にもゴウと良好な関係を築いているストライクがハッサムに進化した時は驚きました。今後のゴウのバトルの主戦力になりうるのでこの先の出番が楽しみです。

 

 

 東京ミュウミュウといえば男版の『オーレ』の方をあります。既に3巻まで出ているのですが僕はまだ2巻までしか読み終わっていないので早いうちに3巻も確保しておきたいところ。感想の方もブログにまとめて書いておきたい所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。