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2021年冬アニメ簡易感想 その27

 

 

 

toy.bandai.co.jp

 

 ブレイブドラゴンが何か可愛いと思った記事。こちら仮面ライダーのボーズトイである「RKF(ライダーキックスフィギュア)」を紹介するバンダイの公式フォト記事シリーズなんですが、上記のリンクの記事はライドブックに書かれた序文などの文字の解読方法について触れられている点が興味深いです。ネットなどで自力で解読した人は非常に多いですが、公式側がこうして紹介してくれるのはちょっと嬉しいですね。

 そして何よりブレイブドラゴンが可愛い。セイバー本編を見ている時はそれほど意識していませんでしたが、こうしてフィギュアをじっくり見てみてギョロっとした目やちょこんと出ている小さな前足が実にチャーミングであることに気付きました。思わず手に取ってみたくなる可愛さです。ブレイブドラゴンの可愛さを教えてくれたこの記事に感謝したいですね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

のんのんびより のんすとっぷ

第9話「おいしいごはんを作った」

 今回は全編に渡ってこまちゃんこと小毬の主役回とも言うべき内容でした。意地っ張りで怖がりでかつあわてんぼう、思い込みが激しく不器用とポンコツながら、健気でどこか憎めない彼女の可愛さが全面に押し出されていました。家に侵入したイタチ(1期EDの「イタチですよ」ネタまさかの回収)とこのみからの電話に振り回される前半でイタチを妖怪だと勘違いする謎の思考を発揮し、中盤の失敗した編み物の説明を夏美に押し付けるなど何でもない小さなことを勝手に大きくしてしまう姿が面白おかしかったです。ここまでのエピソードはある意味で「大山鳴動して鼠一匹」と言ったところでしょうか。

 しかし後半の晩ご飯を作るエピソードでは母に協力してもらう光景が展開されて驚きました。カレーに隠し味としてハチミツを入れるのと同じ要領で砂糖を入れよう!などと言い出した時はズッコケましたが、素直に助けを求めるようになったのは素晴らしい流れでちょっと感動しました。「すごく美味しい料理を作ってみせる」と意地を張るよりも、「普通に美味しい料理を確実に作る」ことの大切さを知ることが出来たようで何よりです。

 

 

アズールレーン びそくぜんしんっ!

第9話「メイドのご奉仕、です」

 メイド長ベルファストとその幼女体ベルちゃんの師弟関係がとても微笑ましかった回。1人前のメイドを目指してひたむきに頑張るベルちゃんの健気さに心打たれ、そんな彼女を見守るベルファストの名コーチっぷりにちょっとニヤリときました。教師と教え子であると同時に、親子かもしくは姉妹のような2人のやり取りは見ていて癒されますね。(ところでアズレンにおける「幼女化」は本体と別個体なのかなど、その辺の扱いに関して結構気になっています)

 またそんなベルちゃんを支えながらも自由奔放な駆逐艦たちも可愛かったですね。口元を汚しながらケーキを頬張るジャベリンの子どもっぽさには思わず顔が綻びましたし、ラフィーと綾波のフリーダムっぷりもまた非常にらしくてフフッと笑みが零れました。それまで肩ひじを張っていたベルちゃんも見た目相応にはしゃぐ姿を見せたのもあってとても心が安らぐ内容だったと言えます。

 

 

ワールドウィッチーズ発進しますっ!

第9話「501、陰謀動き出しちゃいます?」

 本作では毎回の如く暴走しているエーリカとルッキーニがいつにも増して大暴走した回。撮影に本気になるのは結構ですが、仲間が重傷を負ったと思わせるドッキリ染みた演出は少々悪ふざけが過ぎました。ケチャップを血に見せかけるドッキリはダメだよね!聞いてる孝美お姉ちゃん?シャーリーもさすがにドン引きする辺りこの世界においてもやりすぎだということがはっきりと伝わってきます。(エイラもショックのあまり血反吐を吐いて倒れるし)

 そんな撮影にも素直に従ったサーニャに関しては嫌なことは嫌だとはっきり言うべきだと思いましたが、一方で彼女の真面目さと清純さがよく表れていたとも感じました。バルクホルンのげんこつもこつんで済んだ辺りも彼女の人徳もしくは普段の行いが如実に現れた結果だと思いましたね。

 

 

Re:ゼロから始める異世界生活

第48話「血と臓物まで愛して」

 相変わらず1話とは思えないほどの詰め込みぶりで、今回もかなりの大ボリューム。冒頭現代知識無双をしてみせると豪語してみせたスバルが粉塵爆発に失敗するシーンには思わず笑ってしまいました。(付け焼刃の知識で上手くいくほど科学は甘くないのはドクターストーンを見ればよくわかりますね)このいまいちカッコつかない姿がスバルの魅力だと改めて認識します。

 一方エミリアが挑んだ第三の試練は「最悪の未来を見せられる」といったものでしたが(今更ですが墓所の試練は過去、現在、未来の3つで構成されていることに気が付きました)、第二の試練をさらっと乗り越えただけあって相変わらずエミリアの吹っ切れた強さが発揮されて安心しました。しかしミネルヴァの意味深な発言の数々や、墓所に置かれていたエキドナ(?)の遺体など不穏な要素が満載だったのが気がかりですね、特にエミリアに家族のような“愛”を向けるミネルヴァにはどんな過去があるのか興味が湧いてきました。

 また今回の目玉であるガーフィールVSエルザは血で血を洗う血みどろの激闘で終始緊張感に満ちていました。さらっとエルザの過去に加えて血と臓物を愛する理由が明かされまたもや彼女のヤベー部分が露出していましたが、同時にメィリィを助けようとしたシーンにも驚かされました。彼女なりの個人への“愛”があったということでしょうか。

 そしてラムVSロズワールの対決にて繰り広げられた問答、さらにはラムのロズワールへの愛の告白に思わずニヤニヤしてしまいました。聞いているこっちが恥ずかしくなる愛のセリフをサラッと言える辺りがレムの姉さまらしいというか。当初は憎んでいたものの、いつしかそれが愛に変わったことには不思議と違和感はありませんでしたね。むしろ時間と共に人を知り、見方を変えていくのは何ら不自然なことではないと思いました。そんな彼女が想い人を縛り付ける叡智の書を燃やすラストは特殊EDも相まって中々の切なさと爽快感に溢れていました。(パックに煽られたり自分を憎んでいないラムに困惑したりといいとこなしのロズワールがまた印象的でしたね)それぞれの“愛”の形がよく表れていた回と言えます。

 

 

おそ松さん(3期)

第22話「拾った」「やりたい刑事」「かくれんぼ」

 冒頭のコンビニのイートインネタはやはりカラ松と十四松の組み合わせでした。それっぽいことをカッコつけて言って百円玉をネコババしようとするカラ松のあくどさに対し、落とし物として届ける結論に至る十四松の真面目さが目立つ内容でしたね。

 前半はまさかの『あぶない刑事』パロディでびっくり。OPの時点でぬるぬるした作画を徹底しており、終始あぶ刑事みが溢れている内容でちょっと感動しました。しかし本編自体はおそ&十四があぶ刑事っぽい動きをそれっぽくやるだけ、というのがまた笑えます。あまりの中身のなさに見ていて力が抜けていきました。

 そして後半のかくれんぼは最初割といつもの松野家らしいかくれんぼが展開されました。(無視されてガチ泣きする一松が可愛い)しかし途中から何と「○○を探せ!」になった時は驚きましたね。明らかに解かせる気のない問題ばかりで挙句の果てには次回答えを発表する形で終わったのでもう唖然としてしまいました。ラストのおそ松がどこにいたのか未だに気になって仕様がありません。これで「どこにもいなかった」オチだったら許さんぞ・・・・・・

 

 

SDガンダムワールド 三国創傑伝

第5話「結成!三国連合!」

第6話「紅蓮の咆哮」

 あっという間に三国の協力関係が敷かれ、董卓を討つために進軍が開始されるなど、展開の速さに驚いた回。5話のラクヨウ進軍ではAKIRAを思わせるバイクアクションに加え張飛の大活躍が描かれ、6話では城内で繰り広げられるそれぞれの戦いが展開されるなど、1話15分ながらテンポが非常に早かったです。特に6話は曹操と共に呂布に立ち向かう劉備に普段のおどおどした態度から別人のように荒々しくなる孫権董卓との決着を付けようとする関羽張飛に互いの推しをディスりあう小喬貂蝉見どころ満載でしっかりと楽しめましたね。

 また曹操たちと劉備たちの関係が興味深かったですね。自身に憧れを抱く劉備ぶっきらぼうな態度を向けるものの、決して無下にしない曹操の懐の深さには感嘆しました。他にも最初は頼りないと思っていた張飛を見直す夏候兄弟に息子孫権を蹴り飛ばしながら戦場に送り出す孫堅と様々な関係が見られました。余裕のあるベテラン戦士たちがまだまだ未熟な若者をそれぞれのやり方で導いてくれる、そんな素敵なやり取りが見られて大満足です。

 

 

 RKFのようなライダーのボーイズトイは以前は買っていたのですが、ここ数年は全く触れなくなりました。セイバーに関してもスルー仕様としていたのですが、上記の記事でブレイブドラゴンの可愛さに気が付いてしまったので一気に欲しくなってしまいました。様々な人のレビューを調べたところブレイブドラゴンが付いてくるセットは中々に好評のようなので、機会があれば買ってみたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。