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ガンプラを戦わせるガンダム作品「ガンダムビルドシリーズ」の最新作『ガンダムビルドリアル』の情報が先日公開されました。『ビルドファイターズ』から始まったシリーズの新たなステージがまさかの実写ということで初めて情報を見た時は思わず目を疑ってしまいました。(何気にガンダムシリーズとしては『G-SAVIOUR』以来となる実写作品です)
前述の通りガンダムとしては珍しい実写ドラマということで最初は困惑しましたが、ガンプラを作って戦わせるというコンセプトのビルドシリーズにおいて、ガンプラを作る過程を実際に映せる実写はある意味で理に適っているかもしれないともしばらくして思えてきました。ガンプラの戦闘シーンもCGを駆使すればかなりいいものが出来上がりそうで、そう考えると割と悪くないとも思えてきました。何より『Re:RISE』以降の展開がはっきりとしていなかったビルドシリーズがこうして続いてくれることに喜びを覚えます。今月末の配信でどんな内容を見せてくれるのか楽しみです。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
- のんのんびより のんすとっぷ
- アズールレーン びそくぜんしんっ!
- ワールドウィッチーズ発進しますっ!
- Re:ゼロから始める異世界生活
- おそ松さん(3期)
- SDガンダムワールド 三国創傑伝
- ゾイドワイルド戦記
のんのんびより のんすとっぷ
第10話「寒くなったりあったかくなったりした」
前半はひか姉が主役とも言うべき内容。お年玉を手に入れようと関係各所を回ったり、れんげたちとの雪遊びに渋々参加したりとなんてことない出来事をオーバーリアクションで盛り上げてくれるのでとても楽しく見れました。特に寒くて仕方がない中で繰り広げられるれんげ&夏美とのコントには爆笑しっぱなしでした。やっぱりひか姉回は最高に面白いぜ!
そして後半はれんげがかつて夏休みに出会ったほのかと再会を果たすお話が展開され度肝を抜かされました。1期の夏休み回にて初めて出来た同年代の友達ということもあっていつになくはしゃぐれんげが非常に可愛らしく、同時にもうすぐまたお別れしなければならないことに複雑な気持ちを抱いていく様子に切なさを覚えます。それでも夏休みの時には言えなかったお別れを今度こそ果たすことが出来た・・・・・・そんな冬休みのちょっとした成長が見事に描かれており、思わず泣きながられんげのジュブナイルぶりを堪能することが出来ましたね。
アズールレーン びそくぜんしんっ!
第10話「ポカポカアツアツフラフラ・・・」
みんな大好き温泉回だヒャッホーイ!!ボイラーの故障でお風呂にもシャワーにも入れなくなったということで急遽温泉を作り始めるKAN-SENたちの行動力の高さと必死に働く饅頭たちの健気さがよくわかった前半。瑞鶴&翔鶴の翔鶴型姉妹がしっかりと導いてくれるお姉さん役としてお手伝いの駆逐艦たちを引っ張ってくれる様子にはほっこりしました。完成した温泉で天ぷらを振る舞って労ってあげるのも良かったですね。(温泉で天ぷらとか美味しそう・・・・・・)
またジャベリンがいつになく目立っていたのも今回の特徴でした。お風呂に入れないことに子どもっぽく不満を漏らしたりするなどいつにも増して年相応の少女らしい幼さが強調されていて可愛らしかったです。ラフィー共々のぼせてしまうもののいつかまた一緒に温泉に入ることをみんなと約束するラストもあって最後まで見ていて顔がほころんでしまいましたね。
ワールドウィッチーズ発進しますっ!
第10話「502、はじめてのおつかいしちゃいます?」
502は相変わらずのトラブル続きで見ていてつくづく飽きないなぁ・・・・・・と感じた回。前回の寒中水泳で風邪をひいたひかりの看病をする前半に食料の買い出しに出かける後半と、何気ない日常も彼女らにかかれば凄まじいギャグの応酬と化す展開に笑いが止まりませんでした。ひかりのお見舞いをするだけで危険だと思わせるニパたちはともかく、補給が止まったことでプレーン味のかき氷(要するにただの雪)を食べ出すジョゼちゃんの食い意地には唖然となりましたね。またいつの間にかひかりに対してデレてきた菅野のいじらしさに心打たれました。
中でも今回はロスマン先生の受難が特徴的でした。前半ひかりの病状をうっかりニパたちに漏らしてしまうのはまだ序の口、後半の買い出しで酒屋に子どもと間違われ説教されるシーンは少々不憫です。しかし本編でも毅然とした態度を崩さなかった先生が涙目になりながら子どもではないことを訴える姿は・・・・・・なんていうかこう、そそられるものがありますね・・・・・・
Re:ゼロから始める異世界生活
第49話「俺を選べ」
スバルの体を張った説得によりついにベアトリスの心を開くことに成功して大興奮。長い時の中で自分はこのまま朽ちていくしかないと諦めたベア子にはっきりと言ってあげつつ救おうと手を伸ばすスバルの泥臭いカッコよさには相変わらず惚れ惚れします。ベア子の方もこれまでの頑なになっていた過去から涙を流しながら決別するシーンもあって涙がほろりときました。ようやくスバルの名前を呼んでくれる瞬間も破壊力が高かったです。他にも手を繋いでエミリアたちの元に辿り着くラストシーンもカッコいいことカッコいいこと。
他にもリューズとロズワールのそれぞれの動向も印象に残りました。エミリアたち若い世代に未来を託して自ら選択する心の強さを見せたリューズと、過去に囚われすぎて目の前の道が見えなくなったロズワールの対比は中々に秀逸でした。特に今までの態度はどこへ行ったとばかりに意気消沈しながらラムを抱きかかえるロズワールの姿は目に焼き付きましたね。彼にとって大事なものを見失ってしまったことが痛いほど伝わってくる絵面は心にきましたね。
おそ松さん(3期)
第23話「契約更改」「買い出し」「友」「IF疑惑」
前回の問題の答えが提供で見せられて何とも言えない気持ちにさせられた回。冒頭の契約更改は珍しく6つ子全員がブチギレる様子が描かれており、こいつらは金のことになると本当にどうしようもないな、と思わずにはいられませんでした。
服を買うエピソードはカートゥーンアニメよろしくどう見ても同じにしか見えない服を選ぶ様子が非常にシュール。しかしこの内容は「当人にとっては全く異なることでも、一般人から見ればどれも同じに見える」というオタクなら何となく身に覚えのある現象を皮肉っているのではないか?とも思えてきました。考えすぎか?
そして今回のメインとなるエピソードはチョロ松の高校生時代の親友「タッちゃん」との再会でした。劇場版で明かされた6つ子の高校生時代の設定がしっかりと反映されていたのが地味に嬉しかったですね。(トド松は何かがおかしかったですが)エロ本を通じて築かれた友情というあまりにもひどいものの、どこか愛おしく思える青春の思い出の回想に笑いながら見ていたのですが、タッちゃんがチョロ松のイマジナリーフレンドだと明かされるラストに一気に奈落に突き落とされた気分です。この前の記念館といいチョロ松の闇も意外と深い・・・・・・しかしED後の一松はちょっと微笑ましかったですね。
SDガンダムワールド 三国創傑伝
第7話「悪夢の真実」
第8話「大地を虫食む闇」
7話の王道展開の後の8話の急展開に衝撃を受けた今回。自身を慕う貂蝉をも利用して勝利を掴もうとする呂布に対し、怒りと正義感で立ち向かう劉備が非常にカッコよかったです。仲間の想いを継いで戦う真っ直ぐな実にヒーロー然としていて見ていて非常に気持ちいいですね。呂布も呂布で卑劣な手で貂蝉ごと曹操を仕留めるものの当人の戦闘狂ぶりからあまり外道とは感じなかったのがいい塩梅でした。(愛する人の役に立てて喜ぶ貂蝉も印象的)
対する曹操は7話では劉備を支える大人としての威厳を見せたものの、8話で司馬懿の洗脳を受けたのか孫堅たちに宣戦布告してきたので思わずびっくり。1話15分というのもあるのですが、展開の早さもあって急に心変わりしたように見えるので困惑を隠せません。(この辺りの彼の考えはは同じくYouTubeで配信されている漫画を読めば理解出来るのですが)選ばれたもの以外をバグ化する選民思想に染まってしまったのはショックですが、民を守る責任を果たそうとする姿勢や枯渇した資源に絶望する描写が描かれたので納得といえば納得です。
また張角こそが黄化ウイルスの発生源だと判明したのは地味にショッキングでした。デビルガンダムを元ネタに据えられた理由はわかったものの、世界に混乱をまき散らす存在として無理矢理生かされるのは控えめに見ても地獄です。そんな生き地獄から解放された死後もウイルスを利用されてしまう張角が可哀想でなりません。諸葛亮の手で逝けたのが唯一の救いでしょうが、諸葛亮は諸葛亮で尊敬する師を自ら手にかけた負い目をこれから背負っていくと思うと・・・・・・
ゾイドワイルド戦記
第6回
前回から続くゼノレックスVSバーニングライガー部隊の対決もゼロファントス軍団の出現に伴い一旦お預けに。いいところで邪魔が入ったのは非常に惜しいと感じましたが、街を守るために奮闘するリューク大尉をバーニングライガーたちが加勢に入る展開にはテンションが上がりました。共通の敵を前にした時はすかさず共闘する切り替えの早さが魅力的です。
途中またもや姿を現したゼログライジスを倒すためにゼノレックスがゼノレックス・バスターになったシーンも印象的。背中の巨大な砲台でバンバン攻撃する姿もカッコいいですが、何よりも頭部に装着されたスコープのような意匠がイカしています。如何にも重武装ぶりの形態がとてもクールですぐに気に入りましたね。
ガンダムビルドリアルの放送に関して地味に気になっているのがどんな改造ガンプラが出てくるのか、という点ですね。上記の動画を見る限り大きな改造はされていないプレーンなガンプラたちがバトルに使われるようでそれはそれで十分にありなんですが、ビルドシリーズはガンダム本編ではありえないような改造機体が出てくるのも魅力の1つなので、何かしらの改造ガンプラを出してほしいところです。
また本作で使われるガンプラはどうやらRG(リアルグレード)であることも注目ポイント。これまでのビルドシリーズがHG主体の商品展開だったことを考えると思い切ったな、と感じます。僕もこれを機にRGデビューしてみようかなとつい考えちゃいますね。
ではまた、次の機会に。