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2021年春アニメ&ドラマ簡易感想 その8

 

 

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 ハイパーバトルビデオと同じく毎年恒例となっている仮面ライダー×オロナミンCのCMが今回も作られました。『セイバー』のCMは大方の予想通り飛羽真(セイバー)、倫太郎(ブレイズ)、賢人(エスパーダ)の3ライダーによるものでしたね。赤青黄と配色がしっかりと分かれているから非常に見栄えが良いです。「剣士」ということで「剣道少年」がCMで描かれている演出も印象的ですね。

 そしてこのCMを見て驚く点と言えば、やはり賢人が今の闇堕ち状態になる前の姿で登場していることでしょうか。こうして改めて見てみると、本来の賢人は爽やかな好青年であることがよくわかります。そんな賢人の姿にちょっとした懐かしさを感じてしまいました。

 それだけに現在の本編における闇堕ち賢人とのギャップに戸惑ってしまいます。今の闇堕ち状態も嫌いではないのですが、やっぱり元の明るい賢人が恋しくなりますね。エスパーダにももう一度変身してほしいですし、次回以降のセイバー本編でその兆しが見られそうなので元に戻ることに期待したいです。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

憂国のモリアーティ

第15話「ホワイトチャペルの亡霊 第一幕」

 アイリーン改めボンドがモリアーティ一味に加わってから初の仕事が鮮烈だった今回。モランをはじめとした仲間たちの「与えられた仕事以外は自分の判断で何をしてもいい」というただの指示待ち人間では終わらないスタイル、そしてそれすらも考慮していそうなウィリアムとの関係に惚れ惚れしました。当初はモランを翻弄していたボンドも彼らの意識の高さに圧倒されるものの、即座に強盗事件を解決してみせる切り替えの早さを見せつけてきてスカッとしました。結果的に棚ぼたになったお調子者警官のシーンもコミカルで面白かったですね。

 そしてジャック・ザ・リッパーの異名を持つ執事「ジャック・レンフィールド」の登場も今回の見所でした。ロンドンが舞台の物語なら確実に披露だろうと思っていた切り裂きジャック”をこう拾うのか!と驚きつつ、そのユニークな設定に感心しました。ウィリアムたちが戦闘技術をどこで習得したのかなどの疑問も一気に氷解して面白かったですね。

 

 

ドラゴン、家を買う。

第4話「冷たい家」

 4話は極寒の地での家探し、というよりはDASH島染みたサバイバル生活でした。イエティ御用達のイグルーを建ててレティが1人で暮らせるかどうかを試す展開でしたが、特に説明もなくほっぽり出すディアリアには笑ってしまいましたね。遠くから見守っていたとはいえ思った以上の鬼畜ぶりです。(ラッコの毛皮を着て試すなど自分の体を張るところは素敵なんですが)

 そして今回は何と言ってもクジラの中で生活する「ジョーンズ」さんが印象に残りました。クジラの生態を上手いこと利用して洗濯やら料理やらをこなす生活スタイルにどこか憧れを抱きます。あまりにも親切すぎて怪しいジョーンズさんは実はレティのお肉狙い・・・・・・なんてことはなく普通にいい人だったオチにも意表を突かれましたね。

 

 

戦闘員、派遣します!

第4話「悪の幹部の倒し方」

 何かとハイテンションで進んできた中、今回の後半はスノウがメインのエピソードでした。ローンで買った愛剣を即座に折られるなど情けない面を見せるものの、彼女なりに六号たちを「仲間」として慕っていることがわかったのが嬉しかったです。金や地位よりも大切な仲間が出来たことに顔をほころばせた矢先に彼らのスパイ発言にショックを受けるラストは見ていて辛かったのですが、この作品ならそこまでシリアスにはならないだろうという妙な安心感もありますね。

 他にも前半のハイネ軍との戦闘も面白かったです。リミッター解除のデメリットで動けなく六号を主要メンバー総出で守るなど、あの手この手で一時しのぎをしようとする様子は見ていて楽しかったです。(グリムもようやく役に立ったみたいで大変よろしい)あとラストのハイネへの仕打ちは流石六号、といったところでしたねぇ・・・・・・

 

 

ひげを剃る、そして女子高生を拾う。

第4話「バイト」

 ようやくバイトを始めた沙優からスタートした今回は、彼女のバイト先の同僚である「結城あさみ(ゆうき・あさみ)」が記憶に残りました。如何にもギャルといった風貌に対し、コミュ力の塊かつ明るいムードメーカーとも言うべき性格にほっこりしました。吉田と沙優の関係の嘘を見抜く辺り他人をよく見ているしっかり者なのかもしれません。彼女が吉田に伝えた「沙優は笑顔の使い分けが上手い」という警告の意味も気になるところ。今回のラストで沙優の暗い過去の一端が見えましたし何か波乱がありそうですね。

 そして後藤さんが吉田に好意を抱いていることを明かした時は驚きました。以前まで男の心をかき乱す魔性の女、というイメージを抱いていましたが、実際は相手に向けられた好意に対して足を止めてしまうヘタレだったというオチは正直意外です。断られた吉田が気の毒に思えてなりませんが、彼女がここからどう巻き返すか見ものです。

 

 

聖女の魔力は万能です

第4話「奇跡」

 セイのヒールがヤバすぎる・・・・・・セイの魔力で作ったポーションに限らず彼女自身の魔力の本気が垣間見えた回でしたが、予想以上に何でもありで驚いてしまいました。欠損した腕を元に戻すだけでも衝撃的だったのに、部屋中の負傷者を一斉に治す芸当までやってのけてしまった辺りでもう変な笑いが出てしまいます。これまで目立つことを避けているなスタイルで通してきましたが、これをきっかけに平穏から遠ざかりそうな気がしてならないです。

 そして以前から気になっていたもう1人の召喚された女性「アイラ・ミソノ」のその後についてようやく明かされました。部下に召喚させたカイル王子に甲斐甲斐しく保護されていることがわかりましたが、セイの方が聖女である可能性が高い今、アイラの身はどうなってしまうのだろうか、と心配になってしまいます。次回2人の女性の運命や如何に・・・・・・

 

 

SDガンダムワールド ヒーローズ

第4話「大海原を越えて」

 今回は海賊たちと孫親子による海洋大冒険ものでした。アプサラスが巨大タコだったりヴァル・ヴァロが蟹の大群だったりと元ネタとなったMAを上手いこと“海の怪物”に仕立てあげたなぁと感心しました。(安直にジオン水泳部の怪物姿を想像していた僕はまだまだのようだ・・・・・・)そんな怪物を真っ向から叩きのめすベンジャミン、計算づくで対峙するエドワードと各キャラごとの性格が戦い方に現れていたのも印象深いですね。孫親子のコンビネーションも非常にカッコよかったです。

 一方ムシャワールドにて登場した「信長ガンダムエピオン」は想像していた以上の覇者でちょっとびっくり。ムシャワールドに限らず他のワールドすら支配してみせようとするスケールの大きい大望は信長キャラならではと言えます。絶賛自分探しの旅の途中である曹操との邂逅が近そうですが(ウイングとエピオンの対面は燃える)、傑物2人がどのような会話を繰り広げるのか楽しみですね。

 

 

ガンダムビルドリアル

第2話「宝の持ち腐れ」

 1か月ぶりのビルドリアルは前回の延長線上のような青春劇からスタート。チームブライト再結成の中でヒロとかつての仲間たちがワチャワチャ騒ぎながらガンプラ製作に勤しむ様子は中々に微笑ましかったです。ククルス・ドアンなどのガンダムネタを交えた会話にどこか既視感を覚えてニヤニヤしてしまいます。それでいて女子グループのおもちゃにされてやきもきしたり迫られてドキドキしたりする姿は思春期らしく感じられてこそばゆかったですね。マヨネーズ噴射するシーンが“アレ”の隠喩にしか見えなかった・・・・・・

 しかし後半チームモンストルとのガンプラバトルに入ってからは空気が一変。仲間が作ってくれた武器を何とか使いこなすものの全く歯が立たず敗れるシーンの時点で辛いものがありましたが、チームメイトの颯太がモンストルに移籍する展開にはそれ以上のショックを受けました。「遊び」と「真剣勝負」の境目でどっちつかずになっていたがために、チームの間で不和が生まれ崩壊していく様子は見ていて身につまされる思いでしたね。(勝負の最中で自分たちの“好き”が揺らいでいく展開は『ビルドダイバーズ』11話を彷彿とさせます)店長の「バランス」と「仲間」の話は興味深かったのですが、ここからヒロたちが如何にして立ち上がるのか続きが気になるところです。

 

 

 そういえば『ゼロワン』のVシネ新作である『バルカン&バルキリーにてバルカンの新フォームの情報が明かされましたね。

 

 

 この「ローンウルフ」はシューティングウルフよりもアサルトウルフ寄りのデザインで非常にカッコいいので早速惚れてしまいました。また上のツイートでも言及されているように「何故或人しか使えないはずのゼロワンドライバーで変身しているのか」という点も気になるところ。まぁでもあのゴリラ不破のことだから「俺がルールだ!」とか叫びながら無理矢理ゼロワンドライバーをこじ開けてそうですがね・・・・・・

 

 

 ではまた、次の機会に。