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デュエル・マスターズ キング! 特別編「ジョーには内緒っ!極秘のミニキャラサミット開催!」感想

楽しくワイワイ、ミニキャラ集結!

ピョンチキが楽しそうで何よりです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • ワイワイ楽しいミニキャラサミット

 今回のデュエマキング!は特別編。それもデッキーたちミニキャラたちがこれまでの物語を解説してくれるという形式の総集編です。月に1度ひっそりと開催されるという「ミニキャラ会議」でデッキーがジョーとその仲間たち、そして敵勢力ガットルズ各メンバーの整理を行うという体で行われました。ただ本編を流すだけの総集編と比べると、デッキーたちのやり取りが愉快で見ていて楽しかったです。こういった総集編なら大歓迎ですね。

 ミニキャラ会議の様子は上記の通りワチャワチャしたやり取りが繰り広げられましたが、例の巻き物をミニキャラ扱いするかどうかまで話していた時は笑ってしまいました。最早人より小さい喋るものなら何でもありな状況です。

メシアカリバー「みんな誰か忘れてない?」

 それはともかく、今回は会議初参加となるピョンチキが印象的でした。デッキーとダチッコ、スマホンが割と気安い関係を築いているのに対して、ピョンチキの発言が妙に浮いているように感じました。この辺りは本作で初登場した故に馴染めていないのだろうと思えますね。1年以上の付き合いがあるデッキーたちとピョンチキは比べてまだまだ新参者ですが、押しの強さは先輩たちに負けていないと思うのでここからドンドン目立ってほしいところです。

 

 あとはガットルズの力関係について。ジョー一行に続いてガットルズの誰が脅威か、という会議(ジョーたちは簡単な絵なのにジェンドルたちは写真。この差は一体・・・・・・)で各メンバーが紹介されましたが、これまで彼らが名乗ってきた「ガットル○」というコードネーム(?)の意味について気になりました。というのもジェレミーはマスオ部長より後にガットルズに加入しているのですが、その際彼に与えられた番号はガットル4、ガットル5のマスオ部長より若い番号を貰っています。

 ということはこの番号は加入順とかではない、別の意味が込められているのかもしれませんが、それは一体何なのでしょうか。普通に考えるとデュエマの強さ順を表しているのが妥当ですが、それだとガットルズの中ではマスオ部長が最弱ということに・・・・・・また前回の感想で触れたガットルズの序列もこの強さが関係していそうです。強い者が組織でより上位の存在になり幅を利かせるというのはこの手の作品にはありがちの設定ですが、いかんせんガットルズはエスパー・マギ以下のメンバーの扱いの悪さが気になってしまいますね。敵勢力ながらどこか不憫に思えるヒエラルキーを抱えた面子であることを今回の総集編で再確認出来ました。

 

 

  • 大いなる歴史を得て走り出す新ED

 さて今回は本筋の他にも注目ポイントとして新EDがお披露目されました。約1年ぶりにデュエマアニメに帰ってきた祭nine.(まつりナイン)さんの「ROOTS」は従来の「和」のテイストは控えめだったものの、明るい曲調と歌詞自体はいつもの祭nine.そのものであることを感じさせてくれる良EDです。“Roots(根本、核心、基礎を意味する)”のタイトルを意識した、これまでの出来事を胸に秘めながら新天地へと乗り出すことを応援するかのような曲で非常に素敵でした。

 映像に関しては毎年恒例のクリーチャーたちのハイクオリティなCGが展開されていました。レクスターズ勢力とディスペクター勢力それぞれのお披露目(デッドマンは何でディスペクター面してるんだ)から始まり、勢力関係なしにワチャワチャしている様子も見られ、例によって例の如くプロレス要素があったりと見ていて楽しいです。個人的にはしれっと《I am》さんが出演していることに驚きましたね。

 あとはやはり《ボルシャック・ドラゴン》をはじめとした歴代クリーチャーが集結していたことに感動しました。各世代のクリーチャーが時代を越えて一堂に会する絵面は非常に素敵です。(同時に製作された時代は別々であろう中でも違和感なく溶け込んでいるCGに驚きを隠せません)ドギラゴン剣にハムカツたちが乗っていたり、ジョニーとジョギラゴンが一緒だったりとエモい組み合わせも見られましたね。歴代の英雄たちにモモキングが加わった一枚絵は保存しておきたいほどです。

 サビで繰り広げられたモモキングとドルファディロムの決戦シーンも見逃せません。《ボルシャック・モモキングNEX》→《アルカディア・モモキング》の順で進化してから各進化形態を脱ぎ捨てるように解いていきながらドルファディロムに迫っていく描写には唸りました。さながらボルシャックとアルカディアスが「ここは俺たちが身代わりになるから先に行け!」と後押ししてくれているかのようです。

 ともあれ久しぶりに日曜朝に祭nine.の曲が聴けて非常に嬉しいです。やはり彼らの爽やかな歌声は聴いていてテンションが上がりますね。デュエマに限らず来週から始まる『ウルトラマントリガー』でも寺坂頼我さんの演技が見られますし、土日で祭nine.を楽しめるというのは中々に喜ばしいことです。今現在絶好調の祭nine.をこれからも応援しつつ楽しんでいきたい所存です。

 

 

 さて次回は本編再開。今度はあの伝説の最凶クリーチャー、ドキンダムXを追うということで興奮します。いきなり石化されたボルツとキャップを救うためにジョーとキラが奮闘するようですが、映像を見る限りジェンドルと鉢合わせしそうなのが心配です。第2のディスペクターの王も出てくるようなのでそちらも合わせて見逃せませんね。

 

 

 ではまた、次の機会に。