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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その9(雑記 2021.8.12)

 

 

 

 先日、Twitterにてフォローしている方の感想をたまたま見つけたことをきっかけに発見した仮面ライダーアギト』の劇場版を視聴しました。当時『ガオレンジャー』目的で映画館に足を運んだ僕に衝撃の映像を見せてくれた作品として強く心に残っている作品だったので、こうしてまた見ることが出来て本当に嬉しかったです。今回はそんなアギトの感想を含めたコメントを書いていきたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

アギトと人間、生きるための戦い

 

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 現在YouTube東映特撮チャンネルにて『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』が配信中。『ガオレンジャー』と同時上映されたアギトの劇場版であり、毎年公開されているライダー&戦隊の夏映画の始まりとも言える記念すべき作品です。

 僕自身長いこと見ていなかったのでこれを機に久々に見てみたのですが、いやぁ面白かったですね。戦いの規模がテレビ本編よりもスケールアップしているの単純に盛り上がりますし、何より「生きるための物語」として描かれている点が素晴らしいです。死に場所を求めて戦い続ける男を前にして、ライダー3人が「何のために戦うのか」という問いに立ち向かっていく内容は実によく出来ています。その答えが実質主人公である氷川さんが言ったように“生きる”ためというのが『アギト』全体のテーマに繋がっていることもあり感動します。

 また映画限定ライダーであるG4を装着する「水城史朗(みずき・しろう)」が個人的にすごい好きなんですよね。過去の悲劇から“死”に対し異様な執着と誇りを抱いて身も心を削っていく彼のキャラクターは当時映画館で見た時異様に惹かれました。(どうも僕は自らを追い詰めていく「破滅的なキャラクター」が好きなようです)氷川さんとの決戦の中で最期の瞬間を迎えるシーンは回転のぞき絵*1の演出もあって当時から深く印象に残っています。思えば映画のライダーのキャラの濃さはこの人から始まったと言っても過言ではありませんね。

 

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 また同時期に映画の前日譚であるテレビスペシャも配信されていたのも嬉しいですね。テレビスペシャルの方は映画と比べると影が薄く(こちらも映画のようにシリーズ化するかと思っていたら『龍騎』で終わってしまったし・・・・・・)中々話題になりませんが、記憶を失った後の翔一の掘り下げがされているという点で結構見逃せない内容になっています。自分が誰かもわからない翔一が如何にして本編の性格になったのか、ミステリアスな主人公のアイデンティティにまつわる物語となっているので見たことがないという方にはぜひ見てほしいです。

 そんな感じでどちらも面白い作品なのですが、どちらもかなりのトラウマシーンがあるのが玉に瑕。そういったホラーテイストも本作の魅力であるのですが、カッコいいライダーの活躍を期待しているところにいきなりぶっこまれるとやはりギョッとしてしまいます。(特にテレビスペシャル冒頭の“崩れる”シーンは何度見ても怖くて怖くて・・・・・・)こういった今では出来ないような表現に溢れているところもあって時代を感じさせますね。とはいえ何だかんだで見てしまうのですが。

 というわけでアギトの映画とスペシャルの所感みたいなものでした。ちなみに現在YouTubeで無料公開されていますが、スペシャルは14日の21:59、映画は15日の23:59までの後悔となっているので見たいという方は早めに見ておくのをおすすめします。

 

 

おそ松さんまさかの実写化

 

 

 先日情報が公開されてから凄まじい話題を呼んだおそ松さん』の実写映画化。これには僕も本当にびっくりしました。新作劇場アニメ化の製作が発表されたばかり無責任アニメがここまできたことに驚きを隠せません。

 しかも実写で6つ子を演じるのがあのアイドルグループの「Snow Man(スノーマン)」という点にも衝撃を受けます。一応はそっくりな6つ子という設定上、顔立ちがそれぞれだいぶ異なるスノーマンのメンバーは果たして6つ子になりきれるのか?という心配も湧いてきますね。(メンバーの数的に3人余ってしまうという心配もありましたが、残りの3人は映画のオリジナルキャラを担当する模様おそ松さんとスノーマン双方のファンの不安の声がネットで見られますが、僕もちょっと不安になってしまいます。また個人的には6つ子以上にイヤミをはじめとしたサブキャラのキャスティングをどうするのかが問題だと思いますね。彼ら脇役の存在こそが実写化の要になると見ています。

 とはいえ何だかんだでおそ松さんが未だに人気だという証拠が見られたのは嬉しかったですね。2期で落ち目をみてきたからこそ、映画の公開をきっかけに徐々に人気が上がっていく様子に喜びを覚えます。実写映画がどうなってしまうのかはまだわかりませんが、その先を穏やかな心で見守っていきたいと思います。

 

 

ダークマスクヲツカイナサイ・・・・・・

 

 

 

 先日の『SDガンダムワールド ヒーローズ』にて登場したクレオパトラキュベレイのプラモの情報が公開されましたが、例のダークマスクをつけたバージョンで発売するという仕様に思わず笑ってしまいました。気になっていたダークマスクをよりにもよってクレオパトラに付属するセンスにちょっと脱帽してしまいます。現状あのクレオパトラが偽物なのか、それとも本物が操られている状態なのかはわかりませんが、どちらせよ妻のあんまりな扱いにシーザーが草葉の陰で涙しそうです。まだ死んでいないけど。

 それはそれとして、本商品は付属しているダークマスクが他のキットにも付けられるという点に魅力を感じますね。敵モブキャラを作るのに最適なマスクとして重宝しそうです。どうせならダークマスク単品で売ってほしかったところですが、出してくれただけでもありがたいです。個人的にはダークマスク装着状態の諸葛亮を作って、本編6話の再現をしてみたいですね。こういった拡張性こそがSDガンダムの特徴、ということでどんどんやってほしいです。

 

 

 

 猛暑が続く日々に加え、感染対策のために家に閉じこもることが多くなった昨今、こうして家の中でも楽しめる娯楽の存在のありがたさに何度も気付かされます。特に映画などをパソコンで気軽に見れるのは画期的ですね。先日アマプラで『パディントン2』を見た時も楽しかったです。(こちらの感想っぽいものもその内描いておきたいですね)過酷な日々の中のオアシスとして、今後も様々な娯楽に触れていきたいです。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:1834年に発明されたアニメーション器具。円筒状のスリットから中をのぞくことで内部で素早く回転している静止画があたかも動いているかのように見せる装置である。「ゾエトロープ」や「ゾートロープ」とも言う。