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デュエル・マスターズ キング! 第28話「ジョーのお父さんが小学生っ!切札勝太とカツキング!」感想

その手に掴め、ビクトリー!!

勝太は相変わらず自由、フリーダム!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • カレーパンバカとの激闘

 前回は勝舞の時代での客演回でしたが、今回のデュエマキング!は予告通り勝太の時代に飛ぶことに。しかも勝舞たちまでついてくるのでかなりの大所帯になっていました。(まぁジョーと勝舞以外は今回ほとんど喋っていないのですが)

 しかも今回のジョーは勝太にカードを貰うためにヨーデルを利用して町じゅうのカレーパンを買い占めるという、中々にあくどい作戦を仕掛けてきてびっくり。憧れの伯父さんには直球で勝負を仕掛けてきたのに対し、実の父親相手には搦め手を使ってくる辺りにジョーのちょっとしたひねくれ具合を感じさせます。土下座させようとする発言などからも父親への対抗心が見えたり見えなかったり。

 

 このままジョーのペースでいくかと思いきや、カレーパンと化した勝太(!?)によって状況がひっくり返される展開に仰天しました。勝舞勢、ジョー勢問わず誰もかれもをカレーパンまみれにしていく絵面のカオスっぷりに笑いが止まりません。カレーパンを駆使してやりたい放題してしまう様子はまさに勝太らしかったです。ジョーはまだまだ勝太のワガママぶりに振り回されるのだなぁ・・・・・・とちょっと感慨深いところもあります。

 そしてデュエマでも勝太の気迫に圧されそうになっていたジョーが、モモキングの叱咤激励を受けて反撃に移るのが今回のここすきポイント。大きな壁である父にメンタルで負けそうになる中、相棒に助けてもらう展開はベタながら実に熱いです。前回の勝舞のように互いに全力で楽しみながらデュエマ出来た点も含め、見ていて興奮しましたね。

 

 

  • 愛と自由のデュエ友

 そういうわけで始まった勝太とのデュエマですが、注目すべきは何と言ってもカツドンですね。『V3』時代の勝太の切り札であるカツドン、及びカツキングがデュエマのフルCGで登場するのは実に約7年ぶりだったりします。《武闘龍 カツドン》からドロン・ゴーで《武闘将軍 カツキング》にパワーアップするシーンの懐かしさに少しだけ感動しました。カツキングの雄姿を再びテレビで見られて感無量です。(他にも《終末の時計 ザ・クロック》や《百万超邪 クロスファイア》のCGもかなり久々でしたね)

 カツドン本人に関してはぶっちゃけのセリフからして既に勝太と一度別れた後のようですが(時系列的に恐らく『V3』の最終回後でしょうか)、カツドンたちのカードそのものは残っており、また勝太のカツドンへの想いもしっかり残っていることがわかったのも良かったですね。ジョーの「懐かしい」発言にもウルッときてしまいました。

 他には勝太のセリフが小学生時代を意識したものが多かったのも嬉しいポイント。個人的には「VVビクトリー!」といったセリフでドローしてくれるのが良かったです。後述の件から中学生勝太の特徴よりも、小学生勝太の特徴を出してくれたのは楽しいファンサービスでした。

 

 

 前回のように無事伝説のカードを託されてめでたしめでたし・・・・・・とはいかず、次回の布石となる展開が残されたことに驚かされました。冒頭切札ミュージアムに忍び込んだハイドの目的がカツキングだと思いきや、最後の伝説のカードであるガイギンガというオチには意表を突かれましたね。残ったガイギンガを巡ってハイドと戦うことが確定し、カード争奪戦も最終局面に突入してきているのがわかります。

 そんなわけで次回は中学生勝太まで交えての切札家総集結!ドンドン揃って賑やかになっていく切札家のメンバーに心が躍ります。(2人の勝太が出くわしたらヤバそう、色んな意味で)それだけではなく、ジョーが勝太たちの切り札を入れたデッキでハイドと戦うらしいのでテンションがさらに上がってきます。予告映像にはグレンモルトやガイギンガ、さらにはドギラゴンまで映っていたのでワクワクが止まりません。これまた次回が待ちきれませんね。

 

 

 ではまた、次の機会に。