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2021年秋アニメ簡易感想 その21

 

 

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 ウルトラマントリガー エピソードZ』2022年3月18日配信&公開決定!!

 『ウルトラマントリガー』がクライマックスを迎えつつある中、劇場版の情報がついに来ました。前作の『Z』が劇場版がなかった分、本作に力が入っていることを感じさせてくれる予告編の時点でワクワクさせられます。Zやトリガーダーク(イグニスが生き残ることが確定したのが嬉しい・・・・・・)といった仲間たちも出てくるのがまたテンションが上がりますね。

 しかしそれ以上に衝撃的だったのが本作に登場する敵キャライーヴィルトリガー。言うまでもなくイーヴィルティガのトリガー版ですが、トリガーダークに続いてこちらも出してきたことに驚きです。テレビ本編のトリガーの正体についてまだまだ謎が多い中、このトリガーは一体何者なのでしょうか。

 またイーヴィルトリガーに変身するのが誰なのかも気になりますね。予告ではGUTS-SELECTを離れたタツミ元隊長が裏切り者みたいに描かれていますが、この人がイーヴィルだというのはあからさますぎてミスリードのような気がしてきます。それよりも中村優一氏演じる「トキオカ新隊長」の方が怪しく思えてきますね。(こっちはこっちでまたミスリード感がありますが)果たして映画のトリガーがどうなっていくのか実に楽しみです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第90話「ディアルガパルキア!時空大決戦!!」

 シンオウ地方での大事件を描いたエピソード後編。今回は何と言っても平行世界のサトシたちが印象的でしたね。弱気で泣き虫なサトシには新鮮さを覚えましたし、それ以上にボクっ娘コハルにノックアウトされました。(そのうえこの子たちも幼児化するとか最高かよ・・・・・・)他にも各キャラ事態の呑み込みが早いので、すぐさま協力していくテンポが良かったです。

 ロケット団とのバトルではドンドン退化していくポケモンで如何に戦うかなども描かれたものの、最終的にはアルセウスにお願いすることで事件を終わらせたことはちょっと残念でしたね。「神に祈りを捧げる」というのは神話的ではあるものの、ここまでの流れのせいかどこか他人任せに見えてしまい拍子抜けしてしまいました。アルセウスの存在についてもう少し言及をしておいてほしかったところです。

 

 

大正オトメ御伽話

第10話「夕月 東京ヘ行ク」

 最初は珠彦とイチャつき、その後は東京の友人と仲良くしている夕月に癒されていたのも束の間。後半「関東大震災」が彼らに襲いかかってくる展開に衝撃を受けました。(揺れ始めからの「大正十二年九月一日 午前十一時五十八分」の字幕描写がゾクッときますね)千葉の田舎の時点で悲惨な状況発生している様子が描かれることで、東京はどれだけの被害になっているのか・・・・・・という不安を煽る内容故に、見ている間は心臓がバクバクしっぱなしで非常に怖かったです。

 夕月の身を心配するあまりふさぎ込んでしまう珠彦(気持ちはわかりますが「またか・・・・・・」とちょっと思ってしまったり)でしたが、自ら彼女を探しに行く決心をかためるラストには感動しましたね。夕月の強さを見てきたからこそ、彼女が生きていると信じられるようになった辺りに親のような気分で応援したくなります。果たして夕月はどうなっているのか次回が待ち遠しいです。

 

 

ブルーピリオド

第11話「2次試験開始」

 前回のラストで発生した目の痛みと頭痛に苦しめられる八虎。まともに書けなかった1日目からどうやって挽回していくか気になっていましたが、「自分以外の進捗を見る」ことで冷静さを取り戻していく作戦にはハッとさせられましたね。普通の試験などでも見られる周囲の状況の確認がここでも活躍する展開は見ていて興奮します。視野が狭くなっていた中、自分のペースを掴んでいく八虎の姿に見ているこちらも勇気づけられました。

 2次試験の課題がヌードモデルというのも興味深いです。前回自分の体を描いたことで得た「ヌードは引き算で描く」という手法は実に納得させられます。さらに森先輩や龍二の言葉から何か答えを導き出せたようですが、次回見せてくれる八虎の作戦がどのようなものなのか非常に楽しみです。

 

 

ルパン三世 PART6

第9話「漆黒のダイヤモンド」

 ミステリー作家の一角・湊かなえ(みなと・かなえ)氏が手掛けた今回は「女の“嘘”と“家族”の物語」とでも言うべき内容。「チェリー」と呼ばれるトレジャーハンターとのお宝争奪戦が描かれましたが、チェリーの正体であるお婆さんの見た目よりもずっと狡猾な手腕には舌を巻きました。ルパンはおろか不二子すらも出し抜いてみせたことには驚かされましたね。女の素顔には“嘘”がつきもの、というべきでしょうか。

 今回のお宝である「漆黒のダイヤモンド」の正体が胡椒だったオチに笑った一方で、お婆さんが姉の足跡を探していた展開には見惚れましたね。海賊として恋に生きた姉が果たせなかった約束を代わりに果たす中で、孫娘との日々を何より大事にしていることがわかる彼女の様子に感動させられました。孫に姉と同じ「さくら」と名付けたことからも、お婆さんが何よりも求めていたのは“家族”との日々だったことが伝わってきます。幻の花の光景といい、女性の強かさを感じさせてくれる良い回でした。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第61話「勇者アバン」

 今回は実質的な番外編として、若かりし頃のアバンを主役としたエピソードが展開されました。「姫をさらおうとする魔王と戦う勇者」という王道のシチュエーションからして、現在のダイたちの戦いと比べてもかなり原作のドラクエらしさに溢れていましたね。

 アバンに関しては普段はのほほんとしているものの、いざという時はカッコよく決める彼の魅力がわかりやすく描かれていました。相手に合わせた道具や材料を調達して攻略していく様子は、単純な力でははかれないアバンの学者気質な性格がよく出ていたと言えます。何気に原作にはなかった試作版魔弾銃のシーンがあったのがちょっと嬉しかったです。

 他にも幼いフローラや最早懐かしく感じる魔王時代のハドラーなど見どころの多いキャラは他にもいましたが、個人的にはマァムの父でもある「ロカ」に注目しましたね。アバンのことを叱りつつも、決して友を見捨てない気の良い性格が今回だけでも十二分に伝わってきました。俺は一生剣に生きる」という堅物なセリフも後のことを考えるとちょっとニヤニヤしてしまいます。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第78話「ゴーハ・ユウガ」

 ユウガの登場により平和だった本作の世界にも暗雲が立ち込めてきた今回。デュエリストを煽って醜く争わせようとするだけでは飽き足らず、死者蘇生でラッシュデュエルに関する記憶まで奪っていくユウガに戦慄させられました。ナナホもそうでしたが、これまで登場してきたキャラにはなかった「明確な悪意」が感じられますね。「誰もが自由で楽しくあってほしい」という遊我とは対極的な姿勢がまた興味深いです。

 そんなユウガと遊我のデュエルでは遊我が崇高なるハノイの力・・・・・・もとい聖なるバリアミラーフォースを使用したことに驚きました。そのうえで遊我を上回ってくるユウガも印象的。

 そしてラストはルークが遊我のデュエルを引き継ぐ展開を見せてくれたのが良かったです。グルグルをデュエルに引き込んだのはルークですし、彼がグルグル(ユウガ)に引導を渡すというのは実に熱い流れです。同時に遊我の苦しみを誰よりも理解してくれるなど、いつにも増してカッコよくなっているルークに期待がかかりますね。(しかし予告を見る限り負けそうなのが不安・・・・・・)

 

 

 ウルトラマンといえば他にも『シン・ウルトラマン』の公開日が来年の5月13日に決定した情報も嬉しいところ。公開日が未定になってから長いこと音沙汰が無かったので心配していましたが、無事公開することがわかって一安心です。

 

 

 YouTubeなどで見られる特報動画はあまり変化がありませんが、恐らく撮影自体はもう終わっている者かと思われます。ここから如何にして新たなウルトラマン像が見られるのか、トリガーに続けてこちらも楽しみですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。