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2022年冬アニメ簡易感想 その1

 

 

 2022年になって早数日、今年から始まる新アニメも大分出揃ってきました。去年から楽しみにしていたジョジョ6部を筆頭に、今回も個性的な作品が並んでいます。

 僕もどの作品を視聴し、そしてどの作品の感想を書くかで少々悩んでしまっています。毎回この時期の風物詩でもあるので、それもまた楽しみの1つとして割り切っていきたいですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※今週の『ポケットモンスター』はお休みだったため感想はありません。

 

 

 

 

スローループ

第1話「とても変わった女の子」

 きらら系列の今回のほんわか日常アニメは「釣り」がモチーフで、釣りを通して少女たちが触れ合っていく様子が描かれていく模様。亡き父から教わった釣りを趣味とする「山川ひより(やまかわ・ひより)」が、初心者の「海凪小春(みなぎ・こはる)」に振り回されながらも一緒に釣りを楽しんでいく様子に早くもほっこりさせられました。「イギリスの気持ちになる」など素っ頓狂な行動を見せる小春が非常に愉快です。

 他にも釣った魚を簡単に料理して食べるグルメ要素も光りますが、本作はそれ以上に「変化していく家庭環境」に焦点を当てていると感じました。2人が親の再婚によって姉妹になる展開にまず驚かされましたし、そのうえで小春たちとの付き合い方に戸惑うひよりが印象的です。父の死と共に空いた穴を埋めてくれるかのように、小春がひよりに新しい景色を見せてくれるような関係性が描かれそうでワクワクしてきますね。

 

 

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

第1話「石作りの海(ストーンオーシャン)」

 『ジョジョの奇妙な冒険』もついに第6部に到達。第1部のアニメ化が2012年だったため、約10年かけてここまで来たということですね。見続けてきた身として感慨深いです。

 そんな6部は承太郎の娘である「空条徐倫(くうじょう・ジョリーン)」が主人公。オナニーを見られたことを嘆くというあんまりな初登場に反して、ジョジョ特有のただ者ではないスゴ味を出しているのが“らしい”ですね。まぁエッチ関係でのスゴ味なんですが・・・・・・どこかスレた悪ガキである一方、タフな一面も併せ持っているのもまたカッコいいところ。あまりの判決に泣き喚いたかと思ったら即座に立ち直る切り替わりの良さは流石です。

 そんな徐倫が父が残したペンダントをきっかけにスタンド能力を手に入れたのが今回のキモでしたが、今思えば「娘が危険に陥るのは確実にスタンド関係だろう」という承太郎の考えが伺えますね。矢の欠片を触れさせるのはどうかとも思いましたが、彼なりの娘への愛情も感じ取れました。

 

 

ルパン三世 PART6

第13話「過去からの招待状」

 ホームズとの激闘を終えて今回から新章が始まったのですが、初っ端から波乱の展開の連続となりました。初代ルパンの屋敷から盗まれた宝の存在にそれを狙う謎の盗賊団(メンバーが全員同じ顔なのは変装なんでしょうかね)、そしてルパンの母親である「トモエ」の存在など、PVである程度知っていたとはいえ驚く要素ばかりです。他にも訳アリな女性キャラが次々と映る演出もあり、この中から誰が物語を引っ掻き回すのかという期待も高まってきます。

 それもあってか今回はいつになく神妙なルパンが印象に残りました。これまで仲間にも明かしてこなかった自身の過去を前にして、如何にして立ち向かうかルパン自身迷っているようにも見えます。不二子はもちろんのこと、今回登場した花屋の「マティア」への態度も然り、ルパンにとって母親・・・・・・即ち「女性」の存在はかなり複雑なものとなっていそうですね。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第64話「決戦前夜」

 バーンとの決戦を控えて今回もその準備が描かれました。何と言ってもロンベルクが制作した武器の数々が魅力的で、ダイ以外の仲間たちの武器も新調してくれた彼の奮発っぷりに惚れ惚れします。そんなロンベルクのふてぶてしい態度にムッとするノヴァも印象的ですが、後の2人の関係を思うとニヤリとしてしまいますね。

 またダイが両親の夢を見るシーンにはほろりときました。これまで人間の親について理解していなかったダイが、ようやく2人の愛に触れることが出来たと思うと感動してしまいます。憶えていないはずのソアラの顔が夢にはっきりと出てきたのは、ダイの記憶の奥底では母との思い出が残っているのだろうと感じましたね。

 そんな誰もが順調な一方で、ポップとマァムの関係は拗れっぱなし。マァムに恋愛相談されて爆発するポップはもう見ていられませんでした。こうした話を持ちかけられる辺り、マァムはポップのことを異性とは見ていないことが嫌というほど伝わってきます。自信を失くしてばかりのポップには同情を禁じ得ません。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第81話「かけがえのない日々」

 冒頭のロミンとガクトのシーンに早くも心が折れそう・・・・・・となってしまった今回。ラッシュデュエルを通して得た思い出と絆が無くなったことがはっきりとわかってしまい、胸が痛みました。こういった仲間の記憶が奪われる展開はどれも見ていて辛いですね。

 そんな中で繰り広げられたオーティスVSユーガは中々の激戦。ユーガが大人たちの勝利至上主義に染められてしまったのは前回の通り、対するオーティスの目的が「デュエルを子どもたちの元に取り戻す」ことだとわかった時は、子どもの想いを受け継ぐ大人(オーティス)と大人の思想に囚われた子ども(ユーガ)の戦いだったのだと感じました。オーティスまでもが敗北して記憶を奪われてしまった今、ユーガの暴走を如何にして止めるかが気になるところです。(それにしたって死者蘇生を物理的に消すのはひどい)

 あとはやはりブラック・マジシャの活躍が印象に残りましたね。最終的に負けてしまったものの、ユーガの作戦を読みつつブラマジでトリッキーに攻めるオーティスは中々にカッコよかったです。

 

 

 今季も実に多くのアニメが始まる中、ちょっと深刻な悩みが浮き彫りになってきました。既に書いている作品も含めると簡易感想の量が膨大になり、執筆の負担も増えてきていることに気付いてしまいました。1つの記事に6つ以上の感想を書くのは去年の時点でも大変だったので、これはどうにかしなければならないでしょう。

 最悪去年の今頃のように三分割して、週3で簡易感想を書いていくことも検討しています。これを読んでいる皆様には大変迷惑をかけてしまうと思いますが、その時はどうかご容赦ください。

 

 

 ではまた、次の機会に。