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2022年冬アニメ簡易感想 その4

 

 

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 『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の予告編が先日公開。2か月前の特報からようやくストーリーの全容が明かされましたが、予想外の内容に少々困惑しました。

 何と言っても「800年前の王が復活し、世界が混乱の中にある」というストーリーが意外でした。てっきりその王を復活させようとする者との戦いがメインになるとばかり思っていたので、物語開始時点で既に復活しているらしい展開に驚かされます。それにより世界が崩壊一歩手前という世紀末感溢れるオーズらしからぬ世界観がまた異様ですね。

 またアンクがさらっと復活するらしいのが気になります。『平成ジェネレーションズ FINAL』のような劇的な復活をしてくれると期待していたものの、その辺りはばっさり切り捨てるみたいな雰囲気にちょっと肩透かしを食らってしまいました。とはいえ予告編ラストに出てきた「映司らしき姿の謎の人物」の存在からして、何かしらのドッキリが仕掛けられていそうなのでまだまだ油断は出来ません。

 

 あとはやはり本作限定の新フォームの存在ですね。前回の特報でも見せた「タジャドルコンボエタニティ」に新グリード・ゴーダが変身する「仮面ライダーゴーダ」(思いっきりタマシーコンボの改造ですね)と、カッコよさげなライダーの動いている様子が次々と映っていることに興奮させられます。

 中でもバースの強化フォームであろう「バースX」が気になるところ。本編で強化フォームらしい強化フォームがなかったバース(バース・デイは個人的に何か違う気がしまして・・・・・・)にようやくそれが与えられたことに感動を覚えます。後藤さんがバースXに変身して、伊達さんが通常のバース担当という構図も解釈一致で熱いです。劇場公開が3月12日に決まったことですし、残り2か月を楽しみにしておきたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※今週の『怪人開発部の黒井津さん』はお休みだったため感想はありません。

 

 

 

 

 

その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする

第2話「さっそく、しよっか?」

 まりんの距離感がおかしい・・・・・・!エロゲーのヒロインについて早口で語るシーンでは典型的なオタクだなぁ、と思っていたのも束の間、コス衣装用のサイズ計測でグイグイ来る彼女には劇中の五条のようにドギマギさせられました。彼女の挙動のほとんどが男子を勘違いさせてしまう女子の行動そのもので見ていて気恥ずかしさを覚えます。しかも1話に続いてよく動く作画のせいで胸元がまともに直視出来ません。(かと思いきや顔を赤らめる様子もある辺り、まりんにも一般的な羞恥はあるようですね)

 五条の方は上述の通り一貫してまりんに振り回されっぱなしだったのが印象的でした。女子に慣れていないというのもありますが、友達を自分の部屋に上げたことのない奥手ぶりが最大の原因だったのかと思われます。しかし彼女に与えられたエロゲーを真面目に観察シーンには驚愕しましたね。冒頭のゲームの世界観に理解が追いつかなかったことからも、五条は二次元には全く興味がないということでしょうか。それはそれとして孫の異様なゲームプレイの光景にドン引きする爺ちゃんには腹筋がやられました。

 

 

錆喰いビスコ

第2話「エリンギで跳ぶ

 デカいカニやカバ、爆撃機に搭載されたエスカルゴなど謎の巨大生物たちに仰天した今回。ビスコの目的が師匠である「ジャビ」を救うためと判明してから、彼の身内想いな一面に惹かれました。ぶっきらぼうながら師のことを案じる優しさ、カニの「アクタガワ」に見せる気心の知れた態度など、凶悪そうなイメージがわかりやすいギャップ萌えとなってあざとさを感じずにいられません。

 ビスコに対して臆さず意見するミロもカッコよかったです。目の前の患者を救うために殺されようとも立ち向かう姿勢に惚れ惚れさせられます。ビスコに言うことを利かせてしまう辺り、この2人はいいコンビになれそうな気がしますね。

 一方でストーリー構成に関してですが、場面転換が1話以上に激しかったのが引っかかりました。街中でのシーンと砂漠のシーンが小分けになっていてちょくちょく入れ替わるので、何が起きているのか把握するのが難しかったです。せめて先に砂漠のシーンをまとめてやって、その後に1話のラストに戻るようにすれば良かったのではないかと考えてしまいましたね。

 

 

異世界(ファンタジー)美少女受肉おじさんと

第2話「ファ美肉おじさんと絶世の美貌」

 前回は橘と神宮寺のやり取りに笑わせられましたが、今回も引き続き2人の素っ頓狂な絡みに大爆笑してしまいました。最早呪いの領域にある魅了スキルに振り回される神宮寺だけでも面白いのに、賊まで魅了されまくっていたので笑いが止まりません。神宮寺が煩悩を払うために無差別に相手を地面に指していくシーンが個人的にお気に入りです。

  ただ神宮寺の中学生時代の回想シーンが挟まったこともあり、彼が魅了に関係なく橘を慕っていることがわかったのが良かったですね。困っている人に手を差し伸べられるヒーローとしての橘が好きなのだということが伝わってきます。まぁその橘がヒーローではなくヒロインと化しているのが問題なのですが。

 橘は橘で自分の可愛さの有用性に気付いてきているのがこれまた愉快でした。それでいて神宮寺に迫られたら奇声を発するくらいには男の部分が残っているのがグッド。この調子で体だけでなく心も少しずつ女子らしくなっていく過程が描かれそうでそちらも楽しみです。

 

 

 そういえばオーズ新作の情報で地味に印象深いニュースがあります。それはアンク以外のグリードも人間態含め復活するという嬉しい内容なのですが、メズール人間態を演じる矢作穂香(やはぎ・ほのか)さん(当時は「未来穂香(みき・ほのか)」名義)が当時よりもグッとメズールらしくなっていたことに衝撃を受けました。

 テレビシリーズでは矢作さんはまだ学生だったこともありどちらかというと幼いイメージが強かったのですが、本作のビジュアルでは怪人態のメズールを彷彿とさせる妖艶さをしっかり見せてくれていて驚きました。(ちょっと失礼ですが)10年の月日を経てそこまで綺麗になったのだなぁ、と親戚のおじさんみたいな気分になりながら感動を覚えましたね。演技の方にも期待が出来ますし、早く矢作さんのメズールを見てみたいです。

 

 

 ではまた、次の機会に。