新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

2022年冬アニメ簡易感想 その6

 

 

 

p-bandai.jp

 

p-bandai.jp

 

 先日プレミアムバンダイにてガンダムAGE』のHGガンプラの再販情報が公開されました。その昔「ホビージャパン」などで付録として登場したレイザーとアルティメスのチョイスがまたいいですね。こういった入手困難になっている付録キットを手に入れてくれるチャンスを用意してくれるのは大変好ましいです。(個人的にはマーキュリーレヴも出してほしいところ・・・・・・)

 そして個人的に同時に予約を開始した「ガンダムレギルス」の方に注目しています。『MEMORY OF EDEN』に登場した通称「赤レギルス」が今になって再販されるとは思っても見ませんでした。僕がAGEにハマってMEMORY OF EDENを見た頃には赤レギルスの予約はとっくに終わっていて、泣く泣く諦めた思い出があるので、その時の逃したチャンスがまたもや到来したことに喜びを抑えきれません。今度こそこの赤レギルスを手に入れて、エデンをこの手におさめたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする

第3話「じゃ、付き合っちゃう?」

 今回は以前からぎこちなかったまりんと五条の関係に大きなメスが入ったような内容でした。未だに自分は彼女にとって不釣り合いなのでは・・・・・・と卑下しがちな五条がでしたが、お互いの“好き”を共有しあう中で徐々に通じ合っていくのが目に見えてわかりました。同じ時間に同じ場所で、同じ話題で楽しむ様子は非常に微笑ましいですね。道のど真ん中でエロゲーの話をしているシーンにはちょっと引きましたが。

 またまりんが五条に感謝している一方で、彼女なりに壁を感じていたことが察せられたのが興味深かったです。五条とはまた別に、「受け入れてもらえるか」ということに臆病になっていたからこそ、真面目に取り組んでくれる彼に心を許しているのだろうと思いました。今のところは恋仲というよりも気心の知れた友人関係にとどまっていますが、これはこれで結構見ていて喜ばしい光景ですね。

 

 

怪人開発部の黒井津さん

第2話「闇の湯壺で貪り合う悪鬼の叫びを耳に眠る、伝説の名を持つ地獄の使徒は、恐怖を携えてこの地に目覚める」

 思い通りにいかない様子が世知辛い・・・・・・前回の時点で何となく読み取れていましたが、本作は悪の組織としてよりも「会社組織としてのあるあるネタ」を重視しているのだと再認識しました。

 前半は黒井津さんがメギストス様と共に出張する内容が展開されましたが、前回同様メギストス様の行き届いたフォローに感心してしまいました。(「コンプライアンスに気を遣う悪の組織の幹部」というだけで面白い)一方で仕事に人生の全てを捧げているかのような生き様に少々ドン引きしてしまいましたね。分割思考のようなとんでも能力を駆使してやることが系列会社のゲームの同時プレイという・・・・・・

 後半は他部署との提携の難しさが描かれたエピソード。ネット上で有名な「顧客が本当に必要だったもの」をほぼそのままやってのけた内容に爆笑してしまいました。(一応元ネタの方とは「企画の時点で顧客の求めたものからズレていた」という違いはあるのですが)怪人開発の達成感を味わったウルフくんの喜びがED後の実写爆破によって打ち砕かれる流れには笑いつつも涙を禁じ得ません。

 そして今回もご当地ヒーローがゲスト出演しましたが、まさかの「ドゲンジャーズ」の登場には度肝を抜かれましたね。まだ2話なのにこんな大物出していいのか!?

 

 

錆喰いビスコ

第3話「タッグ

 サブタイにもある通り、ビスコとミロがタッグを組んで共に旅に出るまでが描かれた今回。ここまでは大掛かりなプロローグであり、物語はここからが本番といったところでしょうか。

 周囲から迫害されているビスコの不憫さに涙しつつ、理解してくれる相棒を見つけるまでの流れには燃えましたね。勝手な勘違いで疎まれてしまったからか不貞腐れているものの、ジャビの無事を喜んだりミロを気に入るビスコにまたもやあざとさを感じてしまいました。ミロの方も翻弄されているようで「姉を救う」という自分の意志をはっきり見せてくれるのが良き。既にお互いのやり方を許しあっているような関係性が構築されているので見ていて気持ちがいいです。

 キノコに関しては錆から人を救うためのものだった点は予想通り。しかし錆の原因と勘違いされてしまった理由の方は意外ながらも納得出来るもので、同時に生々しさを感じずにはいられませんでした。(まぁビスコのガラの悪さも勘違いされる原因の1つだと思うんですけど)病のせいで人々の心の中に不安が生じている中、些細な噂やガセを鵜呑みにしてしまうのは現実でもよく見られる話ですね。今回はそんな状況でも「情報を精査し、真偽を理解する」ための冷静さが問われる内容だったのかもしれません。

 

 

異世界(ファンタジー)美少女受肉おじさんと

第3話「ファ美肉おじさんと怒りのエルフ」

 前回までは橘と神宮寺の2人で話を回しているような印象でしたが、今回から他のメインキャラらしきエルフの「頭目」が登場。1話に出てきた女神の信者というだけで胡散臭いのですが、ナルシストで俗っぽいキャラクターのおかげで一気に好きになりました。髪が切れてしまったことで泣き出すヘタレでポンコツな要素と相まってコメディ作品らしい賑やかさを見せてくれそうです。

 また後半は自制する神宮寺に対する橘のたるみっぷりが特徴でした。肩肘を張っている神宮寺に「旅行気分でいい」と諭すシーンは良かったものの、酔っぱらったおかげでピンチに陥る展開には笑ってしまいましたね。前回は神宮寺にとって橘は無くてはならない存在であることを感じさせてきましたが、今回は“逆もまた然り”であると確認させられた気分です。

 

 

 つい最近10周年を迎えたAGE。何だかんだで自分にとって特別なガンダムの1作で、ここ最近僕の中でかつてのAGE熱が戻ってきています。ここらで作品に浸りながらもう1度振り返ってみようかな、とか考えてしまいますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。