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2022年冬アニメ簡易感想 その9

 

 

 

 いつものように毎日プレイしているFGOですが、ここ最近のアップデート内容の良さにちょっと戸惑っているところがあります。例えば上のツイートにもある「新米マスター応援」と銘打った機能。育成素材が簡単なミッションで手に入る手厚いサポートぶりは、は今から始める人たちにとってかなりありがたいことでしょう。既にある程度進んでいるプレイヤーにとっても、枯渇しがちな秘石などをある程度確保出来て嬉しいミッションでした。(実際僕はこの時手に入れた秘石で何騎かのスキル上げをしました)

 他にも素材と交換出来る「ピュアプリズム」や、まさかのドロップ率をアップさせる礼装を手に入れられる「アドバンスドクエス」など、プレイが快適になる新要素が次々と出ている現状に驚きを隠せません。FGOも7年目に突入したわけですが、ここにきてより多くの人にプレイしてもらおうと頑張っているのが伝わってきますね。もっと早くやってほしかったはNG今年は開発陣が独立するなど衝撃的なニュースが早々にあったものの、僕個人としては今のFGOを好意的に受け止めていきたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする

第4話「これ、彼女のとか?」

 五条・・・・・・無理しすぎだよ・・・・・・前回の時点で嫌な予感はしていましたが、祖父の怪我から始まったスケジュールのブッキングに少しずつ追い詰められていく五条を見て胸が苦しくなりました。彼が溜めこみがちな性格であることが災いし、自分を責め始めるシーンに至っては見ていられないほどに辛かったです。まりんからイベントについて問いたださなかったのもそうですが、もっと他人を頼ることを覚えてほしいと思わずにはいられませんでした。

 そんな中でも祖父の言葉によって奮起していくシーンには心打たれました。まりんのためにコス衣装を完成させようとするシーンは、彼の誠実さとひたむきな姿勢が良く表れていたと思います。その努力もまりんが扮した「雫たん」によって見事報われたのもあり、最後の最後で見ているこちらもホッとさせられましたね。

 

 

怪人開発部の黒井津さん

第3話「幾度もの死を繰り返す蘇りし魔物が、その枷を断つべく抗う、運命に縛られた魂に魅入られるその時」

 ここまで悪の組織の苦難を扱ってきた本作ですが、今回はヒーロー側の苦労も同時に描かれました。前半はブレイダーこと「佐田巻健司(さだまき・けんじ)」と黒井津さんのどこかズレた会話が見もの。互いに敵同士であるとは知らないまま、同じ悩みに共感を覚えていく絵面は中々にシュールです。「妥協してはいけないもの」について答えをそれぞれ得たものの、黒井津さんの方はやはり変な方向に逸れているオチ(毒が肝心な怪人に毒を搭載しないのは何故なのか)に笑ってしまいましたね。

 後半は魔法少女コンビ「ピリアマギア」が登場しましたが、片方がまさかのTSというネタには驚愕しました。変身前は普通のカップルに見せかけて・・・・・・からのギャップに唖然となります。そのくせ普通にいい感じなのでちょっとだけニヤニヤさせられますね。

 また同じように「カノン・サンダーバード」と「ヒュドラ」にも驚かされました。前回とんでもない出オチを見せたカノンがここにきてカッコよく見えるとは思っても見ませんでした。ヒュドラと仲良くなっていくCパートがこれまた微笑ましいです。

 

 

錆喰いビスコ

第4話「蟹に乗る

 この世界って普通にビスコが存在するのか!?となった今回。ビスコとミロ、そしてアクタガワの旅が始まりましたが、前回までとは打って変わってほのぼのとした雰囲気がありました。特に上述にもある通り、ビスコがお菓子のビスコを食べるシーンは初々しさがあって癒されましたね。またミロがアクタガワを乗りこなせるかどうか、のやり取りもどこかほっこりさせられます。

 それでいて自然と生物の脅威に関してはどこか殺伐としているのも興味深いところ。下手をすれば即死もありえそうな環境に恐怖を覚えます。しかし脅威に対し時にミロの知識、そしてビスコの経験が活かされる展開は冒険らしいハラハラドキドキがあったと思います。

 そして以前も登場した「大茶釜チロル(おおちゃがま・チロル)」の目立ちっぷりも印象的です。「金にがめつい女子キャラ」を直球でいっており、妙なところで義理堅い性格が妙に癖になります。あと虫に体内やられていた時のシーンとか妙にニッチな性癖の人に刺さりそうですね。

 

 

異世界(ファンタジー)美少女受肉おじさんと

第4話「ファ美肉おじさんと黒の剣士」

 前半はいつも通り橘と神宮寺のコントが繰り広げられましたが、新キャラ「シュバルツ」が登場した後半の濃さばかりが今回印象に残ってしまったような気がします。どっかで見たような真っ黒な剣士スタイルと中二病そのものな言動が凄まじい一方で、思い込みの激しい小心者というキャラクターが非常に痛々しいです。決して悪い人ではないというのはわかりますし、やることなすこと裏目に出まくっているのは流石に気の毒に感じますね。

 そんな同じ勇者と出会っても主人公2人はある意味でいつも通り。冒頭から如何に橘の魅了を使いこなすかが冒険の鍵となっており、それによって起きるトラブルに対してあーだこーだ言い合う両者の組み合わせは安心感があります。ただ他のキャラも出てきた以上、彼らとのやり取りももっとやってほしいところです。(人目避けのアイテムを今回手に入れたのである程度まともに会話出来そうですね)

 

 

 さてこの時期のFGOといえばバレンタインイベ。既に直前キャンペーンも開催しており、今回も気合が入っていることが伺えます。

 そこで先日、ネット上で「今度はバゼットが実装されるのではないか?」と噂されていることを耳にしました。去年カレンが実装されたこと、そしてイベント対象にアンリマユが選ばれている点(例によって公式から“いないもの”扱いされている模様)など、確かにそう考えても無理はない要素が多めで納得させられます。もしバゼットさんが実装されるとしたらこちらも嬉しいのですが、そうではない可能性もきちんと考えたうえで待っていたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。