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2022年冬アニメ&特撮簡易感想 その14

 

 

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 5月に公開予定のMCU最新作ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスの予告編が先日公開。僕も早速その予告編を見たのですが、わけのわからなさに動揺が止まりませんでした。

 何と言っても謎の新キャラが大量に映っていたのが困惑の原因ですね。ストレンジを連行する金色の鎧の兵士をはじめとして、光を纏ってワンダに襲い掛かる人物、さらにミノタウロスのような見た目の牛など、彼らが何者なのかわからないまま映像が流れていくのでただただ戸惑ってしまいます。加えてストレンジたちが何かしら問い詰められているシーンもあり、「何が起きているかわからないがとんでもない事態になっていることは読み取れる」といった感じに緊迫感だけが伝わってきています。

 ただストレンジが別世界の自分と対立するであろうことは何となく理解出来ます。別の自分を止めるため、仲間と共に立ち向かう(ワンダ辺りが闇堕ちしそうになっていますが)のが物語の主軸になっていくのでしょう。MCU前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で別世界の主人公たちが力を合わせていたのとは対照的に、本作は「もう1人の自分と向き合う」ことがテーマになっていそうなのが面白そうですね。早く公開日になってほしいものです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※今週の『ルパン三世 PART6』はお休みだったため感想はありません。

 

 

 

 

ウルトラマン クロニクルD

第3話「帰ってきた!ハネジロー」

 前回の予告通り、今回は『ダイナ』のマスコット怪獣であるハネジローが登場。彼の魅力を伝えるためにオリジナルビデオ作品である『帰ってきたハネジロー』が公開されました。(でもハネジローの魅力を見せたいなら初登場回である「幻の遊星」からやってほしかったところです)デハドー星人の脅威を知らせる地球に訪れ、その後もダイナを救うために頑張るハネジローに大いに癒されました。

 しかしながら本エピソードで最も印象に残ったのはジー星人でしたね。ダイナ本編でもコミカルな敵キャラとして度々出ていましたが、強敵ワンゼットによって石にされたダイナを自称ライバルとして助けようとする様子に惹かれました。その後ちゃっかりワンゼットを操れるようになって調子に乗る憎めなさにもまたニヤニヤしますね。(あとはやはりブースカカモスケのシーンもあったのが嬉しかったです)

 そしてマルゥルたちのパートではハネジローだけでなくモコまで出てきてびっくり。マルゥル宅の居候が増えてマルゥルのことが心配になっていく一方、より愉快な空間が形成されてきている状況が微笑ましかったです。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第69話「愛の超激突」

 ハドラー親衛騎団との頂上決戦はマァムVSアルビナスから始まりましたが、それぞれの「愛」を描いた興味深い内容になっていました。アルビナスは以前からハドラーのためなら彼の命に背くこともいとわない姿勢を見せてきましたが、今回もその例に漏れなかったのが印象的です。本人は否定していたものの、大切な人のためにどこまでも戦い抜いたアルビナスは間違いなく愛と心を持っていたことがわかります。

 そんなアルビナスの想いに負けそうになるものの、ここぞという時に立ち上がるマァムがまたカッコよかったです。自分の仲間たちへの愛を思い出し、お互い譲れないものをかけて戦う覚悟を決めてからの姿には惚れ惚れしました。武神流のもう1つの奥義「猛虎破砕拳」を放つシーンなどは作画のクオリティも相まって興奮してしまいます。

 あとはやはり愛について語るヒュンケルも面白いところ。復讐者だった彼が今や愛の尊さを理解していることに感動する一方で、相変わらず「俺には愛を受け取る権利はない」とでも言いたげな態度が何とも言えません。いい加減エイミさんの気持ちに応えろよ!

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第86話「霧島、バンドやめるってよ」

 ラッシュデュエルを忘れてしまった中、バンドに精を出すロミン(何故歌が上手くなっているのだろうか)にどう向き合うかがについて、ルークなりの考えが見えた今回。一見いつものようにワガママな態度を取りながら、その実「無くしていい記憶なんて1つもない」としっかりした答えを見せてくれたルークに感動しました。かつてロミンに文句を言っていたルークが、彼女との日々を大切に思っていたことがわかって胸が熱くなりましたね。何だかんだでロミンのソロデビューを肯定してくれたのも素敵です。

 その一方でルークがバクローたちの記憶を片っ端から取り戻していくシーンには笑ってしまいました。忘れがちなサブキャラたちまでフォローしているシーンに、ルークらしい強引さと上述の想いが感じられます。というか本当に強いなルーク・・・・・・

 ロミンに関してはデュエルを介さず記憶を取り戻したことに少しだけ拍子抜けしてしまいましたが、ここまでのルークの頑張りの成果だと思うと納得もいきます。その分プリンセスGとのデュエルが見られるようなのでそちらが楽しみです。

 

 

 さてストレンジの公開が楽しみな一方、本作が明らかにMCUドラマ作品を見ることが前提らしい点が気になっています。ワンダは『ワンダビジョン』を経てからの姿らしいですし、別世界のストレンジも『What if・・・?』が下敷きになっているという話を聞きます。

 どちらの作品もまだ見ていない身としては、公開前にこれらをチェックするべきではないか?とちょっと焦ってしまいます。各作品レンタルはしておらず、ディズニープラスでのみ配信されているとのことで、ディズニープラスの入会も本格的に検討しなくてはならなくなってきました。少々悩ましい話ですが、これからじっくり考えていきたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。