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2022年春アニメ簡易感想 その6

 

 

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 人気漫画『ONE PIECE』の映画最新作であるONE PIECE FILM RED。その新作に登場する新ヒロインが以前から話題になっていましたが、先日彼女「ウタ」がシャンクスの娘である情報が発表され、世間にさらなる衝撃を呼びました。僕もあのシャンクスに子どもがいたという話に驚きを隠せないでいます。というかヤソップだけでなくシャンクスも子持ちであることが判明したことに何か複雑な気分を抱いてしまったり・・・・・・赤髪海賊団って子ども置いて海賊やってる奴が2人もいるのかよ・・・・・・

 それはともかく、ウタの本作におけるポジション、そして展開されていくストーリーがどんなものなのかが気になります。上の特報映像を見る限り、何かしらの事件に関わっているウタをルフィが助けようとする内容になるのはまず間違いなさそうです。しかし四皇の1人の子どもという宿命を背負った彼女がどのような心境を抱いているのか、そしてシャンクスが娘のことをどう思っているのかなどまだまだわからないことだらけなので、今後の情報を待っていたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

第2話「Shooter Meets Hacker」

 へ、変態だー!!人類のための作戦にエンプレスを連れ出したい大佐と、目の前の人々を助けようとするエンプレス。そこに割って入った「モニカ」の存在感に圧倒されました。機械の体を持つエンプレス相手に興奮する機械オタクな美少女ぶりは見ていて軽く引いてしまいます。しかしここまで鬱屈とした世界観と人物を見てきたので、これくらい明るくて押しの強いキャラがいた方がかえって面白いとも思いましたね。一方でキーパーソンになると思っていた兄妹が今回で一旦退場っぽいのが非常に残念・・・・・・

 そして今回はエンプレスともう1人「ストレングス」との動向がポイントでした。助けを求める声に応えようとするエンプレスに対し、記憶のフラッシュバックと痛みに苦しみながら暴れるストレングスの滅裂さが印象に残りました。自分が何者かわからない不安に対し、人助けという指針を得て行動する者と何をしていいのかも見つけられない者の対比はどこか悲痛です。特に自身のアイデンティティを探したくても探せない・・・・・・それ故にひたむきなエンプレスに苛立つストレングスを見ていると胸が苦しくなります。この2人の関係は果たしてどうなっていくのでしょうか。

 

 

境界戦機

第14話「8ヶ月後」

 3か月の時を経て、境界戦機の第2部がいよいよ始動しました。といっても今回のエピソードは前半のみが1か月前に先行公開されていたので、それほど久しぶりという感覚はなかったですね。

 その時も書いた感想ですが、2部の始まりはやはり北米軍の快進撃による戦況の変化が最大のポイントでした。無人機の実用化による戦力の拡大、それに対する対応など、戦争がどんどん効率化していくように見られました。それでいて有人機の需要が上がっているのも興味深いです。

 そして何と言ってもガシンの変化が印象的。アモウがいなくなった中、彼の志を継いで戦おうとするガシンの姿に心打たれます。ついキツい発言をしてしまうところは相変わらずなものの、それをすぐさま訂正する辺りに成長が見られますね。そんな彼の奮闘をよそに、突如姿を見せたケンブとアモウのことも気になります。8か月で大きく変化していった彼らの物語がどうなっていくのか目が離せません。

 

 

ヒーラー・ガール

第2話「写真撮っていい?もしくは動画で」

 今回は帰国子女の「矢薙ソニア(やなぎ・ソニア)」が登場。未だに見習いのかなたちに対し、C級とはいえヒーラーとして資格をキチンと持っている実力者として描かれている強烈なライバルキャラでした。かなたちの陣営をライバル視する強気な姿勢を見せながらも、どこか憎めない愛嬌もあるのが興味深いです。かなもかなでソニアに対してアドバイスをねだってくるなど、早速良好な関係を築いていて安心感がありましたね。

 そんな中仮免許取得の試験や苦しむ妊婦の介抱など、例によって医療要素がてんこ盛り。中でもソニアとかなが協力するものの、治療が破綻し始める様子にはハラハラさせられました。そして師の理彩が言及していたように、お腹の中の子どものような「見えない要因」にも目を向けることを端的に伝えてくれる展開に感心させられます。ソニアも含めまだまだ未熟な少女たちが一歩前進する回として、手堅くまとまっていたと思いましたね。

 

 

パリピ孔明

第2話「孔明、計略を使う

なるほど孔明の要素をこう使うか・・・・・・!となった回。かの有名な「石兵八陣FGOの影響か「かえらずのじん」と読みそうになってしまう・・・・・・を現代で再現して会場をいっぱいにする展開には本当に驚きました。前回見せてきた孔明の適応力の高さが、現代の技術と人員をフル活用する形で発揮されているのが面白いですね。当て馬にしようと誘ってきた相手側の作戦を逆手に取っていく様子もスカッとしますし、爽快感抜群の内容でした。

 何より孔明が英子の実力を信じている描写が素晴らしいです。彼女の歌に人を引き付ける力があるとわかっていたからこそ、孔明は観客を集めることに専念出来たと言えます。また「良いものはそれだけでは売れないからこそ、しっかりとしたプロモーションが重要になってくる」ことをわかりやすく描いており、本作の方向性をしっかりと伝わってきたのも大きな見どころだったと思います。

 

 

古見さんは、コミュ症です。(2期)

第14話「台風です。」「ネコカフェです。」「妄想です。」「愛してるゲームです。」

 台風で休校したからと電話で話す古見さんと只野にニヤニヤさせられた一方、古見さんがこれまでで1番喋っていることに衝撃を受けた冒頭。ここにきて本作の「人付き合いが苦手というだけで関わりを持ちたくないわけではない」というナレーションが突き刺さります。

 その後は思春期を拗らせた者たちの暴走ぶりがやたら目に焼き付きました。相変わらず欲望全開の山井はともかく(でも「好きな人のパンツ見たい」は男子の発想すぎてちょっと引きました)、1話から登場している男子組の妄想劇場が凄まじかったです。クラスの女子を対象にこんなに盛り上がれる若さにどこか遠い目をしてしまいます。それを聞いていた只野も只野で古見さんの妄想をしているのがまた笑いを誘いました。

 そして猫カフェでの一幕が個人的に今回最も好きなパート。猫と触れ合いたいのに避けられる古見さんを気の毒に思っていた中、ボス猫のしょこらが自ら来てくれる展開にはちょっと感動しました。人間に対して不満を言いながらも、面倒見のいい兄貴分のようなキャラに惚れ惚れしますね。

 

 

 ワンピースと言えば、最近ジャンプ本誌での展開がかなり話題になっていますね。ルフィが食べた実の意外な正体やカイドウとの決着が迫っている点など、そういった話をネット上で度々耳にします。僕はワンピースは単行本を一気読みする形で追っているので現在の展開に追いつけてはいないのですが、焦らず気長に読み進めていく所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。