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2022年春アニメ簡易感想 その9

 

 

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 新弾パックの発売が明日に控えているデュエマ、その公式大会が新シーズンに突入することが先日発表。新しい始まりを予感させる要素も多い大会情報でしたが、個人的にはその告知として公開された上の画像に注目しました。

 一言で表すならば「激アツな公式MAD」。勝太編の人気アニメ『VS』の主題歌である「こんちきしょうめ」をバックにこれまでのアニメのバトルシーンをまとめたような内容に思わずときめいてしまいました。そしてVSがもう8年前のアニメだという事実に震える・・・・・・例によってハイクオリティなクリーチャーのCGを中心にした構成になっているので非常に見応えがあります。勝太編だからか主にドギラゴンのバトルシーンで構成されているのも素敵なポイントですね。こんちきしょうめの泥臭い熱さをここにきて再確認出来ました。

 他にも懐かしのデュエマンが動画に出演している点も良いですね。ここ最近はめっきり出番が減っていただけに生存確認の如く登場してくれたのが嬉しかったです。久々にその強烈な見た目で、楽しそうに踊っているのを見ているとつい顔が綻んでしまいます。(《ラウド “NYZ” ノイジー》がいるのも面白いです)大会とは全く関係のないことですが、こうしたところで楽しむのも乙なものですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

3話「Master Sniper

 ストレングスに続いてエンプレスを狙う強化人間「デッドマスター」が登場。エンプレスに怒りを見せていたストレングスとは対照的に、彼女に対して歪んだ愛をぶつけてくるヤンデレっぷりが特徴的でした。その一方でエンプレスを狙う敵から守ってくれる「私以外に殺されるのは許さない」という方向性も見せており、全体的にわかりやすいキャラだったと思います。

 肝心のエンプレス一行に関してはかなり救えないラストが印象に残りました。助けようとした少女たちを敵の罠で死なせてしまう瞬間と、泣きながら謝るエンプレスの姿は見ていて胸が痛みましたね。唯一残った少女の腕を握りしめたままの絵面は、本作の世界のどうしようもない絶望感を端的に表現していました。

 あとは敵側の「教育機関」のシーンが興味深かったです。上述の少女たちを殺した罠はもちろんのこと、「人間を正しい方向に導く」とのたまいながら人々を傷つける悪辣さはAIの域を軽く超えているように思えます。人間たちを下に見る傲慢さといい、敵が悪い意味での人間臭さを感じさせるのが面白いですね。

 

 

境界戦機

第15話「再会」

 主人公の変わりように愕然。前回の登場時点でどこか憂いを見せていたアモウでしたが、とうとう敵に手をかけるようになったことには衝撃を受けました。人々を守るために手を汚したことよりも、彼がそれを躊躇なく行えたことにばかり気を取られてしまいます。冷めた態度やガシンたちへのよそよさしさもあって、8か月の間に何があったのか気になるばかりです。

 アモウの変貌の謎とは対照的に、ミスズの口から今回明らかになった情報も見逃せません。ゴーストの存在にジェルマンが関与していることは何となく予想出来ていましたが、ガイが無造作に置かれていたことの謎なども判明した時は驚きました。本作の始まりに大きく関わっているジェルマン、そしてミスズの存在がますます怪しく思えた一方で、大方の疑問が解消されたのもあってちょっとスッキリしましたね。

 

 

ヒーラー・ガール

第3話「お掃除、ラン・ラン・ラン」

 運動会のシーン全般が面白すぎる・・・・・・仮免試験を無事終えたかなたちのミュージカル的口調が抜けていない様子からして既におかしかったのですが、弟子の獲得したレイをドンドンつけていく師匠たちやぬるぬる作画で走り去る響など、全体的にシュールな要素満載で終始笑い転げてしまいました。しかし試験で燃え尽きた彼女たちが気分転換(そしてソニアとの交流)としてしっかり楽しめていたのもあり、何だかんだでほっこりしましたね。

 他の見どころはやはり試験前のやり取りでしょうか。勉強合宿での和気藹々とした雰囲気はもちろんのこと、お参りにいくシーンでの3人の仲の良さは見ていて癒されますね。(試験前だというのにここまでピリピリしていないのも珍しい)他にも響が神事の舞を「人々の想いが形をなしたもの」として捉えるシーンが印象的で、本作のヒーリングが持つ「想いが癒しとなる」面を表しているように思いましたね。

 

 

パリピ孔明

第3話「孔明、進むべき道を知る

前回に続いてまたもや孔明の策が大活躍。しかも前回以上にダーティな手段で相手側から観客を奪っていく流れには感心しました。相手の事情も調べつつ、弱っているところを攻めるやり口はまさに軍師と言ったところです。英子に自信をつけさせる作戦も見事成功していましたし、絶好調な孔明に舌を巻くほかありません。

 他にも孔明の過去、そして現代におけるスタンスが判明したのも今回のポイントでした。前世の冷酷な表情にギャップを覚えたものの、戦乱の時代において張りつめて生きてきたであろうことが読み取れます。だからこそ祭りを存分に楽しみ、競い合った相手にもしっかりフォローを入れていたのでしょうね。負ければ死、という物騒な世の中では果たせなかった無念を、全力で取り戻そうとする孔明のいじらしさに惚れ惚れする回でした。

 

 

古見さんは、コミュ症です。(2期)

第15話「気持ちです。」「妄想です。2」「お昼のお誘いです。」「石焼き芋です。」

 ただでさえ察する能力に長けていた只野のすごさを、今回また確認出来ました。冒頭の「古見さんが何を考えているのか当てるゲーム」での驚異の正答率は序の口、片居の心情も読み取って的確に彼の望みを叶えてあげる姿を見ていると思わず感嘆の声が上がってしまいます。彼女たちコミュ障の救世主とも言えるムーブには驚くほかありません。

 それでいて終盤の古見さんとのやり取りは初々しくてこれまた良き。古見さんに対して抱いている感情に振り回されつつ、彼女とこれからも一緒にいる約束をするシーンではニヤニヤが止まらなかったです。古見さんの方も意識しだしているようですし、この2人の関係がどのように発展していくのか見ものですね。

 あとはやはり男子たちの妄想の続きが見られたのも注目ポイント。古見さんの時代劇イメージに爆笑しつつ、共感性羞恥が止まらない凄まじいパートでした。(個人的には尾鶏さんの破壊力がヤバかった・・・・・・)

 

 

 さてデュエマといえばメタレドの方では先日発売されたスタートデッキ2種を改造しなたり、同時期にスタートした『デュエマで遊ぼう!2022』をプレイしながら楽しんでいます。ちなみにデュエあそではキラ戦を無事突破したので、先日近くの対象店舗で《モモキング-MAX》を交換してきました。

 一方でデュエあそのアバクとジョーの強さに少々ビビってしまいました。まだプレイヤーが使えない未発売カードをバンバン使用してきてこちらを蹂躙していっていることに恐怖を覚えます。ジョーのスロットンの心絵》→《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》2連打→《MAX・ザ・ジョニー》の流れとか何度見たことか・・・・・・せめてこっちにもそのカードを使わせてくれ!と思ってしまいましたね。しかし新パックでこれらのカードをゲット出来ることですし、せっかくなので上のジョーのプレイングを真似しようかなと考えています。明日の発売が楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。