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2022年春アニメ簡易感想 その13

 

 

 

dm.takaratomy.co.jp

 

 何とタカラトミーのデュエマ公式ホームページにて、「強化して欲しい種族アンケート」なるものが開催されました。読んで字の如く、デュエマに登場した既存種族の中から、強化して欲しいものを選んで応募する企画のようです。これはかなり珍しい事態で、デュエマの公式がユーザーの意見を求めてきたことに少々驚いてしまいます。

 何より強化して欲しい種族がいる方にとってはまさに朗報とも言えます。デュエマには現在まで様々な種族が存在していますが、種族全体で大きな格差が生まれている問題も抱えています。新規種族や公式がプッシュしている種族ばかりが優遇される一方で、過去に登場した種族は放っておかれる話をいくらか聞いたことがあります。しかしどの種族にも確実に誰かファンがいると思われますし、そういった人たちの声が確実に届けられるのはかなり喜ばしい話です。公式にどの種族が人気なのかを知ってもらういい機会なので、僕も応募してみようと思います。(下に続く)

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第108話「ルカリオゲッコウガ!運命の波導!!」

 カロス地方におけるサトシのエース・ゲッコウガがついに再登場。クールな姿勢やサトシを心を通わせる演出など、『XY』の頃を思い起こさせてくれる姿に早くも感動させられました。久々にサトシとの再会でもいつも通りな辺りが嬉しいですね。

 そんなゲッコウガが師匠を務め、ルカリオを成長させていく展開がまた素敵でした。サトシと心を合わせるという共通点を持った2人だからこそ通じ合う修行を経て、ルカリオが大きく変わっていく過程は見ているだけでワクワクさせられます。ルカリオ波導のコントロールを水の波紋によって上達させていく修行内容がまたオシャレで興味深いです。

 他にも次回サトシと対決するキバナの描写も印象的。ファンにはノリのいい性格を見せる一方で、常日頃ダンデに勝つための努力を欠かさない泥臭さにギャップを覚えます。何よりそんな自分も受け入れて自撮りするスタイルに好感が持てますね。ここにきてキバナのことが一気に好きになってきました。

 

 

まちカドまぞく 2丁目

第4話「新種発見! 町の喫茶はまぞくの巣窟!」

 ご注文はまぞくですか?な今回は、シャミ子が喫茶店でバイトを始めた結果色々とおかしなことになっていく様子が淡々と描かれていました。働きつつまかないも豪華と、生活に潤いが生まれ始めてきて良いことづくめ・・・・・・そんな良い話なだけではなく。むしろ桃との関係に大きなメスが入れられていました。特に喫茶店の「白澤」マスターの指摘でシャミ子を無理に働かせていたかもしれないと内心ショックを受けたような桃が印象に残りましたね。(しかしシャミ子が無意識化で桃を笑顔にすることを第1目標にしていることが判明するシーンがあったおかげで幾分かほっこりさせられます)

 また白澤さんと同じく新登場の狐娘「リコ」は可愛い見た目でエゲつない発言や行動をしてくるとんでもないキャラで驚かされました。間違いなく周囲を振り回すタイプのキャラなので、今後どのように活躍してくれるのか期待大です。

 

 

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

第4話「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編①」「石上優はこたえたい」「藤原千花は泊まりたい」

 かぐやと石上の師弟関係(あるいは姉弟のような関係)が本格的に始動。前半は告白出来ない負い目でダメージを受けるかぐやと告白のセンスが狂っている石上の愉快なコントがメインでしたが、そんな中で石上の恋をかぐやが強引に後押ししていく様子は一転して大真面目でした。自分に自信が持てずにいる石上に、厳しいながらも真剣に向き合ってくれるかぐやの厳格さには思わず惚れ惚れしてしまいます。テストの件で彼を奮い立たせるシーンとその後の会長に負けたことに対する地団太のギャップも微笑ましかったですね。

 テスト回の「嘘である」連打も印象的ですが(テストの結果に悔しがる石上のくだりで「嘘」の意味が変わるのが良き)、インパクトが強かったのはやはり後半のハーサカ関連のカミングアウト。会長と藤原書記とでキャラを変えていった結果、とんでもない勘違いを引き起こしてしまう展開には大笑いしてしまいました。いつになく兄の恋バナに突っ込んでくる圭ちゃんに眠くて幼児退行してしまったかぐやまで加わり、さらなるカオス空間が形成されていたのがまた腹筋に悪いです。早坂がついてきた嘘が巡り巡って面倒な状況を引き起こしている辺り、今回は「嘘の複雑さ」を描いていたのかもしれませんね。

 

 

処刑少女の生きる道(バージンロード)

第5話「さよなら」

 前半のメノウとアカリのデートに癒されたのも束の間、メノウを罠に嵌めたオーウェル大司教の本性に衝撃を受けました。(ある意味で予想していた展開でしたが、大司教インパクトが想像以上に強かったです)欲望をさらけ出した大司教の姿は、使命に見返りを求めるようになった人間の哀れな末路を見ているようでかなり胸に刺さります。それ以上にメノウが信じてきたものが崩壊していくかのような様子が鮮烈に目に焼き付きましたね。

 他には地下で一緒に行動する羽目になったモモとアーシュナ王女のシーンも特徴的でした。飄々とした王女の言動にモモが苛立つ、前々回でも見せたやり取りにちょっとした安心感を覚えます。一見すると険悪ですが、「嘘」の言葉が多く出てくる本作において、本音で憎まれ口を叩きあえる関係は貴重ではないか、とも感じさせてくれましたね。

 

 

阿波連さんははかれない

第5話「太りすぎじゃね?」

 最近になって思う、実はこの作品で最も変わっているのはライドウなんじゃね?と。以前からライドウが謎の勘違い妄想を発揮していたのですが、今回は彼が太ったことをきっかけにさらなる展開にヒートアップしていく様子が描かれていました。何よりこれまでとは違い阿波連さん視点での妄想シーンも挿入されており、おかげでライドウがより変な方向に勘違いしていくので爆笑してしまいました。

 一方でテスト勉強回以降、互いに相手の想いに報いたいと考えていることがわかるシーンが素敵なポイントでした。ここまですれ違っていた想いの矢印がようやく相手の方に向いたようでどこかほろりときてしまいます。(勉強の甲斐あってライドウのテスト順位が上がるラストがまた良き

 他にも阿波連さんがまたもや様々な遊びをしている様子が見られましたが、特にクレーンゲームのエピソードが印象深かったですね。以前登場したふたばちゃんに対して動じず、結果的に彼女の手助けをする流れには心が暖かくなりました。

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ(ハート)

第5話「理系が恋に落ちたので好きの証拠を分析してみた。」

 待ちに待った奏メイン回。前回別の大学の男子に告白されたことに悩む奏の様子から始まりましたが、ここにきて彼女の家庭や環境からくる問題が明かされたのが興味深かったです。過去の失恋もあって「普通」というものに囚われている姿はどこか悲しげに思えました。そもそも自分が恋を望んでいるのか、といったことまで考えてしまう辺りも印象的。視聴者から見れば比較的まともな奏ですが、当人はそうでないことに苦悩しているのがよくわかる前半だったと言えます。

 そして後半は好きの証拠集めという名の読者アンケート。山本さんの漫画の読者から集めたらしいのですが、予想以上に濃い意見ばかりが出てきて驚きました。特に「好きな人の体の一部を食べたい」というストレートなヤンデレコメントにドン引きしてしまいます。しかし相手の好きの特徴にそれぞれが様々な共感を覚えていく様子は面白かったですね。中でも自分の棘田への想いを否定したくてたまらない虎輔が他の誰よりも合致していた点には変な笑いが出てきてしまいます。

 

 

 さて先程種族アンケートに応募すると言ったものの、どの種族を選ぶのかが迷いどころ。勝舞の頃を知っている身としてはその時代に登場した種族に活躍の場を用意してほしいと考えていますが、記入出来るのは最大で3つまでという大きな壁のおかげで結構悩んでしまいます。昔のどの種族をチョイスするかでまず時間がかかってしまいました。長いこと考えた結果・・・・・・

 

  • 第1希望:サムライ
  • 第2希望:ティラノ・ドレイク
  • 第3希望:サバイバー

 

 にしてみました。第1希望と第2希望はいずれも漫画やアニメなどで主人公用の種族としてかつて推されていた種族で、あの頃のヒロイックさ溢れる魅力を最大限引き出した強化をして欲しいと考えています。第3希望のサバイバーはつい最近強化カードが実際に出たものの、サバイバー自体の大きな強化にはならなかったので今度こそ真っ当に強くして欲しいですね。

 並べてみるとどれも種族同士のシナジー以上に、個々のスペックを上げることが重要な気がしてきました。願わくば各希望にそれぞれ使いやすい初動と、強力なフィニッシャーが用意されるといいですね。結果がどうなるかまだわかりませんが、気長に待っていたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。