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2022年春アニメ簡易感想 その24

 

 

news.yahoo.co.jp

 

テレビ朝日の人気刑事ドラマシリーズ『相棒』。相棒と言えば今年の冬に主人公の杉下右京(演:水谷豊さん)の4代目相棒である冠城亘(演:反町隆史さん)が特命係を離れ、相棒の物語にまた1つの区切りがついた話が耳に新しいです。

 そうなると当然気になってくるのが次なる相棒候補。5代目を務めるのは果たして何者か、という話題はここ最近何度も浮上してきています。長瀬智也さんや藤原竜也さんなど、次から次へと予想が上がる様子をネットで目撃します。

 そんな中、先日町田啓太さんの名前が出てきました。町田さんと言えば個人的には『女子高生の無駄遣い』にてワセダを演じていた印象が強いのですが、この人が新相棒となる発想はなかったので少々驚きました。上のリンクから見れるニュースによると水谷さんが手掛ける『太陽とボレロ』での町田さんの出演をきっかけに、彼が水谷さんのお気に入りになっているらしいとのことです。もし本当に町田さんが新たな相棒になるとしたら、それはそれで面白そうだと思います。今年の秋に始まるであろうシーズン21がどうなるのかも含め、続報に期待したいですね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

第8話「Crossing Iron Oceans」

 大佐に続いて今回はモニカにスポットが当たりました。かつて恋仲(?)であった「イサナ」との再会を機に、これまでの主張の激しい態度は鳴りを潜め、どこか愁いを見せてきたことにちょっとした衝撃をしまいましたね。

 モニカもイサナも相手のことを思っていることが伝わってきて、それ故のすれ違いが発生していたのが何ともいじらしかったです。だからこそ死ぬ瞬間を好きな人に見られたくないからと姿を消したイサナに対し、モニカが最期まで側にいてほしい気持ちをはっきり伝えたシーンに心が洗われましたね。本作では珍しく明確な犠牲者が出なかった点もグッド。

 他にはエンプレスの現在について言及されていたシーンが印象的でした。確かにこれまでのストレングスの回想と比べても、エンプレスの見た目と性格が幼く見えるのには何か理由があるのでしょうか?まるで別人のような違和感がありますが、いやまさかね・・・・・・

 

 

境界戦機

第20話「新日本協力機構」

 前回のラストで有藤さんが取り付けたのは何と3大経済圏との会合でびっくり。そうして「日本人のための“新たな日本”」完成のために協力し合う様子が描かれました。これまで争っていた勢力と話し合うことに各々複雑な心境を見せる中、これまでになかった絡みが見られたのが面白かったです。中でもアモウとアレクセイの組み合わせは興味深かったです。アモウの覚悟を確認しつつ、彼の考えを尊重するアレクセイのスタイルはどこか惹かれるものがありますね。ここにきて一気に目立ってきたアレクセイへの注目が止まりません。

 一方他勢力のほとんどを敵に回してしまった北米同盟側では、ブラッド大尉の不穏な同行が目立ちました。目的成就のために怪しい人物をも引き抜こうとする彼のやり口、何より影のついた怪しげな表情など、これまでの優し気な表情は見る影もありません。果たしてブラッドはどこに向かおうとしているのか、ここにきて一気に不安になってきました。

 

 

ヒーラー・ガール

第8話「メイドさんが大好きです・クビよ」

 ついに来た玲美主役回でしたが、大いに泣かされました。彼女と共に暮らすメイドの「葵(あおい)」さんとの軋轢、そしてそれを乗り越えていく話の流れは実に美しかったです。不慣れな家事に苦戦するなどコミカルな一面を見せながらも、本筋では葵さんへの感謝と愛情を胸に行動していたのがわかります。

 玲美と葵さんの相手の夢を応援しあう関係性も素晴らしいです。かつて自分の夢を応援してくれた葵さんに、今度は自分の夢を追ってほしいと背中を押していく様子には胸うたれました。大切な“姉”への恩返しとして実に見事な内容だったと思います。(その分ラストにはちょっと肩の力が抜けてしまいましたが、ここまでの流れが大変良かっただったのでそれほど気になりませんでしたね

 やはりミュージカルパートの力の入りようをこれまで以上に強く感じ取れた点も見逃せません。玲美の感情に合わせて歌に声の震えや音程の変化が加わっていくシーンには舌を巻くばかりです。そして葵さんのピアノとの組み合わせは、それぞれが高く飛び立つ演出も相まって最高の一言でしたよえぇ。

 

 

パリピ孔明

第8話「自分を探す

 英子とカベの試練その2。今回はカベのパートが印象的でした。故郷に戻ってきてかつての友と再会し、かつてラップを楽しんでいた気持ちを取り戻していく流れはシンプル故に突き刺さります。親友の佐々木君が働きながらもYouTuberとして活動しているのが素敵で、再生数関係なく楽しいから続けている様子に見ているこちらも勇気づけられますね。カベが原点回帰していくエピソードとして実に楽しめました。

 一方英子の方はまだまだ解決の糸口は見つけられない模様。七海との交流の中で何かが掴めそうで掴めない状況が繰り広げられている辺りに少々もどかしさを感じてしまいますね。とはいえ上述のカベとはまた別ベクトルで楽しむ気持ちを見せているので、そろそろ一歩を踏み出しそうな予感がします。そんな英子をよそにどこか暗い表情を見せる七海(というか例のライバルバンドの正体ってもしや・・・・・・)も気になるところ。彼女たちの友情は今後どうなっていくのでしょうか。

 

 

古見さんは、コミュ症です。(2期)

第20話「修学旅行です。」

 待ちに待った修学旅行回。各グループのカオスな組み合わせに早速笑わせてもらいました。(成瀬&片居という乞い2人と一緒になった只野がとても気になります)肝心の古見さんは「加藤三九二(かとう・みくに)」と「佐々木あやみ(ささき・あやみ)」という新キャラ2人と一緒になりましたが、3人とも主張が弱いだけで何とかやっていけそうな雰囲気を感じます。

 バスでの観光が展開された中盤では、バスガイドさんの「天上院旅有子(てんじょういん・りょうこ)」の不憫さが目に留まりました。濃い生徒たちに振り回されるものの、古見さんのように自分の解説を聞いてくれている子のために奮闘する姿は素直に応援したくなります。そして古見さんと只野に対する「結婚しろよ」という感想には大変同意!

 その後の旅館での一幕は男子は男子、女子は女子でそれぞれ楽しんでいたのが微笑ましかったです。お風呂でのやりとりなどで今まで見られなかった組み合わせを堪能できましたし、何より古見さんが枕投げに積極的になるシーンでは見ていて自然と顔がほころんでしまいます。前回は色々ありましたが、古見さんの不安が杞憂に終わって何よりです。

 

 

 相棒と言えば右京さんの新相棒のネーミングについても気になっています。歴代相棒はみんな“「か」で始まり「る」で終わる”という法則にしたがった名前を持っており、次の相棒も同じようになることが予想されます。しかしどんな名前になるかまではまだ読めないですね。(個人的には「桂実(かつら・みのる)」みたいな名前が真っ先に思いつきましたが)その辺りの情報解禁も楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。