新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その15(雑記 2022.7.7)

 

 

 本日7月7日といえば七夕。織姫と彦星が年に1度会うことが許されたロマンチックな日です。そして短冊に願い事を書き、笹の葉に吊るすといった行事もあります。毎年この時期になると、子どもの頃は他愛のないお願いを書いていたことを少々思い出してしまいます。恥ずかしいことも多いですが、今となってはそれもいい思い出です。

 とまぁここまで書きましたが、今回の記事と七夕はあんまり関係がありません。(せっかくの七夕なのでちょっと触れておきたかっただけです。申し訳ありません)しかしながら僕個人にとってちょっとした悲しい別れの話も入っているので、ある意味で関係なくはないのでしょうか?

 なんて冗談はともかく、是非読んでみてください。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

衝撃のデュエマ殿堂解除選手権

 

 

 まずは恒例のデュエマの殿堂情報について。毎年夏と冬に行われる発表ですが、今回は先に殿堂解除カードの方を発表するという変則的な形式になりました。「殿堂解除選手権」と名付けられた今回の解除発表は、デュエマ20周年だから20枚解除するという安直豪胆な発想の元、衝撃の解除が数多く発表されました。それが以下のこちら。

 

殿堂解除

  • 禁断〜封印されしX〜》/《伝説の禁断 ドキンダムX
  • FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》/《終焉の禁断 ドルマゲドンX
  • 滅亡の起源 零無》/《零龍
  • サイバー・ブレイン
  • プラチナ・ワルスラS
  • パーロックのミラクルフィーバー
  • パラダイス・アロマ
  • 凶星王ダーク・ヒドラ
  • スパイラル・ゲート
  • カモン・ピッピー
  • 鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス
  • 破界秘伝ナッシング・ゼロ
  • 極魔王殿 ウェルカム・ヘル》/《極・魔壊王 デスゴロス
  • 獰猛なる大地
  • ガヨウ神

 

殿堂入り(プレミアム殿堂から緩和)

  • 次元流の豪力
  • 超次元バイス・ホール
  • アクアン
  • ラクルとミステリーの扉
  • 邪神M・ロマノフ

 

 多い。実際に20枚箇条書きにしてみると本当に多くてビビります。そした先に発表されたドキンダムたちはルール変更による解除ですが、それ以外は割と意外かつ妥当な解除が多いという印象を受けました。以下、今回の発表に関して個人的な意見や感想を述べていきたいと思います。(とはいえ全カードについて話していたら文字数がとんでもないことになりそうなので、ある程度かいつまんで話していくつもりです)

 

 まず目につくのはサイバー・ブレインといったドローソースの一斉解除。アクアンは依然殿堂入りとはいえ、かつて手札補充で猛威を振るったカードが次々と出てくる様子には面食らいました。しかしここ最近のデュエマはより驚異的なドロー手段がバンバン登場しているので、十分に妥当な解除だと言えます。とはいえプラチナ・ワルスラSがたった4年で解除されたのは驚きですね。このカードが問題にならなくなるくらい、進化クリーチャーのインフレも同時に激しくなっていることが伺えます。

 他には超次元関連のカードも多く出てきたのも印象的です。理由は色々あるのでしょうが、やはりオリジナル・アドバンスとフォーマットが分けられたのが最大の要因であるように思えます。超次元が使えるアドバンス環境でのみ活躍出来るからこそ、こうして解除されたのでしょうね。個人的にはカモン・ピッピーを【連鳥】にフル投入出来るようになったのが嬉しいところ。

 あとはM・ロマノフやミラミス、獰猛なる大地といった踏み倒しカードや無色ジョーカーズのメインカードなどの解除も目立ちます。特に後者は今月末に発売されるマスター・ファイナル・メモリアル・パックにて新規カードによる強化がほぼ確定していることから、もしかしたら懐かしの【ジョーカーズ】が再び猛威を振るうのではないかと期待してしまいます。

 最後はすごく個人的な話ですが、かのスパイラル・ゲートが殿堂解除されたのが最も衝撃的でした。たった2マナで相手はおろか自分のクリーチャーさえもバウンス出来る万能カードを再び4枚使える日が来るとは思ってもみませんでした。手札に戻すだけとはいえ、今見てもオーバースペック気味のように感じます。とはいえ除去耐性持ちカードも増えてきた中、今解除しても暴れないとも思いますね。初期水文明最強時代を担っていたカードの1つの解除に、どこかセンチメンタルになってしまった気分です。

 

 というわけで殿堂解除についての感想でした。2004年に最初の殿堂入りが実施されてから10数年、ここまでの変化が待っていたとは思いもしませんでした。アストラル・リーフ》といった最初の5枚の内3枚が解除されたことに時代の流れを感じます。(逆に最初の殿堂入りから解除もプレ殿もされず今の地位を守り続けている《エメラル》と《ストリーミング・シェイパー》の実力を再確認しましたね)何と言いますか、デュエマも長い歴史を持つTCGになったのだと改めて思いました。

 さて殿堂解除もされた今、次に気になるのはやはり殿堂入りの発表。来月の頭の「戦略発表会」にて発表することが予定されていますが、果たしてどのカードが殿堂入りされるのでしょうか。現時点だと退化戦術などで猛威を振るっている《禁断英雄 モモキングダムX》などが予想候補に入っていますが、どうなるかはまだまだわかりません。果たしてどのカードが殿堂入りしてしまうのかドキドキしつつ、その時に備えていきたいと思います。

 

 

石の海を舞台にした戦いは、新たなるステージへ

 

www.youtube.com

 

 今年の冬にテレビ放映された『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』。その続きとなる13話以降のエピソードのPVがついに来ました。前回12話は徐倫スタープラチナのDISCを財団に送る辺りで終わり、早く続きが見たい!と思っていたのでその気持ちを晴らしてくれる映像が来てくれて嬉しいです。

 さてそんな第2章PVの目玉はやはり「ナルシソ・アナスイ」の紹介でしょう。エンポリオやウェザーと同じ音楽室の住人ですが、以前チラッと登場しただけで対して喋らなかった彼がようやく参戦するようです。(そういえばアニメのアナスイは最初から男性として描かれていましたね*1)彼を象徴するセリフである「祝福しろ」が早速聞けただけで感無量ですし、これからあの男のイカれたキャラクターが見られると思うとちょっとニヤリとしてしまいそうです。

 あとは懲罰房での戦いが楽しみですね。この辺りのエピソードは6部での屈指の名勝負が多く、アニメでそれが見られると思うと胸が高鳴っていきます。個人的にも好きなスタンドが数多く登場するエピソードでもあるので、早く見てみたいという気持ちがどんどん大きくなっていきます。

 他にも恐らく最初はエルメェスのエピソードから始まる点やFFの名言、ついに始まる徐倫プッチ神父の正面対決など気になる点が盛りだくさん。(個人的には0:55辺りの看守の髪型がジョルノそっくりな点が気になって仕方がないです)6部ではDISCに並ぶ重要アイテムとなる「DIOの骨」も本格的に登場しますし、アニメで激化する徐倫の戦いにワクワクが止まりません。テレビでの放送は10月とまだ先ですが、今のうちに楽しみにして待っていたいと思います。

 

 

仮面ライダーになりたい!」と思ったことのない男の子なんていません!

 

www.youtube.com

 

 『仮面ライダーバイス』における超重要キャラクターである五十嵐元太。彼を演じる戸次重幸さんが「ベイルドライバー&デストリームドライバーユニット」の商品宣伝を行いつつ、インタビューに答えていくという動画が先日公開されました。衝撃的な登場を果たしたベイルに加え、最新話で鮮烈な活躍を見せたデストリームの変身ベルトをレビューするにはまさに最適な人選です。

 

 そしてインタビューに関しては、ライダーに変身出来たことを喜ぶ戸次さんが印象に残りましたね。バイスの出演オファーが変身込みだと聞いて即「やるに決まってんだろぉ!」の意気込みで応じた話にまず顔が綻んでしまいました。(この時点で元太父さんの過去周りの設定は固まっていたんでしょうね)上述の見出しにもあるように、仮面ライダーになりたかった男の子」だった気持ちを持ち続けている戸次さんの無邪気な姿は本当に微笑ましいです。

 その後もベイルに変身した時に感じた操り人形感(しかしベイル役の津田健次郎さんも好きなので複雑な心境の模様)、そこから念願のデストリームに変身した際の喜びなどからも、戸次さんの本気度が伝わってきます。さらにデストリームなどの変身プロセスに「侍の切腹」を取り入れようとした話が中々面白いですね。当人は変身に口出ししていいか戦々恐々だった中、現場の人たちの軽い対応でポンポンと決まっていったことに唖然とした流れには笑ってしまいました。それでいてアクション指導の人や監督と共に変身シーンを作り上げていく様子は真剣そのもののようで、とても素敵な話だと思いましたね。(鯉口を切るアイデアが監督由来だとは……)

 

 思えば戸次さんはリバイスの前に『ザ・ハイスクール ヒーローズ』でも出演しており、そこでも「ヒーローの変身」において苦悩を見せる複雑な人物を演じていました。ゴレンジャーごっこで活躍する友人を疎ましく思ううちに黒十字総統のような悪役に憧れてしまう……しかしヒーローへの憧れも捨てきれなかったキャラクターは今となってもかなり衝撃的です。そんな悪役を魅せてくれた戸次さんが、念願叶ってヒーローに変身出来たかと思うとまた違った感動を覚えます。個人的にも感動したリバイス42話もこの人の変身への思い入れあってこそ、だと改めて感じましたね。

 

 

さらばとらのあな

 

news.yahoo.co.jp

 

 ここまで楽しい(?)ニュースを取り上げてきましたが、最後はちょっとだけ寂しいニュースの話をば。株式会社虎の穴が経営する同人ショップ「コミックとらのあな」が5店舗を一斉に閉店させることを先日発表しました。いわゆるオタク向けのコンテンツをまとめて提供してくれる初めてのショップであり、オタク文化にも大きく関わってきたとらのあながここにきて5店舗も閉めることになったという話は、個人的にも衝撃的です。

 こうなってしまった背景には上のリンク先でも読めるように、2020年のコロナ禍による外出自粛が大きく関わっている模様。確かにここ最近同人誌の通販・DL販売やFantiaなどのクリエイター支援サイトが活発になっている印象を受ける一方、街に繰り出して買いに行く様子が減ったように思えます。(僕自身そうした同人ショップに足を運ぶ機会が激減しました)そうした「籠る」生活に人々が慣れてきた結果、とらのあなの業績不振に繋がったのでしょうね。コロナ禍の影響を大きく受けてしまったのも納得ではあります。

 

news.yahoo.co.jp

 

 ちなみに新宿店や秋葉原店など東京でも主要の店が閉まっていく中、池袋店は継続していく様子。直営店としては唯一の生き残りになるそうです。上のリンク先によれば現在とらのあなは女性向けの同人誌・グッズが主力となっており、今後はそちらに力を入れていくとのこと。この状況でとらのあなを支えてくれている女性向けコンテンツの力強さを感じると同時に、池袋店を残してくれてありがとうという気持ちが出てきますね

 

 とはいえとらのあなの閉店ラッシュはやはり悲しいです。僕も学生時代には新宿店や秋葉原店に何度も通ったことがあるので、そんな思い出の地がなくなってしまうことに一抹の寂しさを覚えます。時代の流れとは言え、どこかやりきれない気分にさせられますね。ひとまずは今までとらのあなで楽しませてもらったことを思い返しつつ、感謝の気持ちを以て別れを受け入れていく所存です。

 

 

 情報社会な現代で、新しいニュースを見ては咀嚼するのに一苦労している毎日。しかし大変ではあるものの、新しい情報を見て一喜一憂するのは何だかんだで面白いと思います。次はどんなニュースが見られるのか、実に楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:原作におけるアナスイは初登場時女性のように描かれていて、次の出番の際には男性として登場した。原作でこうなった詳しい理由は不明である。