新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

2022年夏アニメ簡易感想 その4

 

 星のカービィシリーズの新作であるカービィのグルメフェスなるゲームの情報が先日突然発表されました。情報からして配信限定のゲームのようで、お菓子を集めながらゴールを目指すというグルメレース」を彷彿とさせる内容になっています。

 個人的に目に留まったのがまん丸いカービィで、手足を引っ込めて転がる様子を見てコロコロカービィ』や『タッチ!カービィ』を思い出しました。どちらもシリーズの中では異色作で、僕も当時姉が買ったこのソフトを結構やりこんだ思い出があります。(コロコロカービィは難しすぎて投げてしまいましたが……)そのためかカービィがコロンコロン転がっていくこのゲームにもどこか惹かれるものがありますね。配信されたら試しにやってみたいところです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

Dr.STONE 龍水

 待ちに待った『Dr.STONE』の特別編。2期で手に入れた人手を活かしていよいよ新世界を探索していく始まりに早速ワクワクさせられます。そして予告通り新キャラである「七海龍水(ななみ・りゅうすい)」を中心とした内容で、原作を知っている中でも彼との駆け引きにドキドキさせられましたね。中でも通貨の発行は龍水登場エピソードの中でもかなり重要で、劇中で説明されたように「信頼」を形にしたものとして描いていくのが最大の注目ポイントでした。その信頼を利用して荒稼ぎするメンタリストがいるらしい。

 そして船に必要な石油を得るため、気球を作るエピソードは特に印象的です。完成した気球に乗り込んだ龍水とクロムの関係がとても素敵で、共に困難を乗り越えていく中で互いを認め合っていく過程に感動しました。傲岸不遜な龍水の魅力も十二分に出ていたと思います。

 その他の面々にも見どころがありました。マグマと陽の悪友のようなやり取りをはじめとして、新しい交流が次々と生まれていく様子が見ていてニヤリときましたね。(そして杠の手芸チートぶりがこれでもかと発揮されているのがここすきポイント)そんな彼らの今後の活躍が描かれる3期の放送が実に楽しみになってきました。

 

 

RWBY 氷雪帝国

第2話「 This is Beacon 「試験」」

 ビーコンアカデミーの入学試験が開始。ワイスを中心としたギスギスを描きながら、敵が迫った際に即時協力し合える関係が展開されました。有名な「ピュラ・ニコス」(生きてる!歩いてる!)に近づいたりとアカデミーでの成功のために策を弄すワイスが、「友達になりたい」「自分も戦えることを知ってほしい」ために動く純粋なルビーにいつの間にか絆されていく様子が微笑ましいですね。他にも「ジョーン・アーク」といったサブキャラたちの掘り下げもしっかりされているのがいい感じです。

 目玉であるネヴァーモア(カラス)&デス・ストーカー(サソリ)との戦闘シーンは前回と同じく、手描きアニメならではの表現がされていました。激しい動きよりも1枚絵にした際の美しさを追求していたように思えます。個人的にはルビーとジョーンが試験後にチームのリーダーに選ばれた理由である「仲間を引っ張る才能」を発揮していた様子がわかりやすかった点に高評価です。

 本作オリジナルキャラ「シオン・ザイデン」の登場も見逃せません。ダウナーな魔女といった装いが特徴的ですね。そして彼女が追っている存在の示唆やラストのワイスの不穏な描写など、いよいよ本作ならではの要素が顔を出してきたことにワクワクさせられます。

 

 

連盟空軍航空魔法音楽隊 ルミナスウィッチーズ

第2話「永久の寄す処」

 音楽隊結成のために候補者たちが集められましたが、ものの見事にポンコツウィッチだらけで笑ってしまいました。アクの強い性格はもちろんのこと、志望動機も変わったものばかりという状況が何とも言えない笑いを誘います。過去作でも問題児たちを多く見てきましたが、彼女らに関しては性格に対して戦闘の実力が伴っていないのが原因なのだとも感じました。

 しかし夕飯を作るパートに入ってからは印象が一変。一緒に準備したりするなど、和気あいあいとした光景を見せてくれました。極めつけはジニーを探すためにみんなで一緒に飛んでくれるシーンで、彼女らはめんどくさいようでいてその実誰かのために協力し合える子たちなのだということがわかりましたね。

 そしてそんな彼女たちの計らいでジニーがあっさりと音楽隊に入ることになったことにもびっくりしました。深く考えずに決めてしまう辺りは彼女らしいと思うものの、どこか心配になってきますね。また声を聴くことは出来ても自分の声は届けられないという弱点が明らかになった今、ジニーが歌で自分を伝えていけるのかも気になるところです。

 

 

ユーレイデコ

第2話「不思議なよそ者」

 今回はベリィがハックの存在を追っていく中で、様々な事実を知っていく様子が描かれました。前回の冒険がゲームではない真実に驚愕するのはもちろんのこと、両親の仕事内容を知ってショックを受ける姿が印象的です。不適切な情報をシャットダウンしている両親を前に「嘘つき」と言い放つシーンはベリィの若さを感じると同時に、この管理社会を打ち壊してくれるかもしれない期待感を抱きましたね。何と言っても現実に打ちのめされながらも即座に行動に移るタフさが魅力的です。

 一方ハックは警備隊らしき大人たち相手に逃亡劇を繰り広げていてこちらも面白かったです。相手のデコにハッキングして翻弄するハッカーらしいシーンは、前回ハックに抱いた「いたずら小僧」のイメージらしい愉快なものでした。また彼が追われている理由が「らぶの偽造」というのがまた興味深いですね。ベリィとは別方向でこの世界の歪さに異を唱えてくれる……そんな存在になりそうな予感がハックにはあるように思えます。

 

 

異世界おじさん

第2話「1位「ガーディアンヒーローズ」だろぉおおお!

 「誰にも縛られず我が道を行く」って一見カッコいいけど、おじさんに限っては……な今回。例によって重度のSEGA信者としての面を数多く見せてきましたが、その在り方を説いた結果1人の引きこもりを生み出してしまう展開には爆笑してしまいました。そうして「メイベル」が堕落した笑みを見せる様子は、取り返しのつかないことをなってしまったという絶望感に溢れていたと思います。

 またおじさんがアニメや漫画など、SEGAのゲーム以外の話題をした時は驚きました。こち亀やいいともが終わったことにショックを受けるシーンやエヴァの理解が浅いシーンなど、そこそこ楽しんでいる姿はどこか微笑ましかったですね。セガサターンをプレゼントしてもらった際の笑顔など、このおじさんには何とも憎めないところがあります。

 そして後半はたかふみの幼馴染である「藤宮(ふじみや)」登場にテンションが上がりました。あざとい幼馴染キャラに癒されつつ、新しいツッコミ役が出てきたてくれた点が喜ばしい限りです。(というか彼女の視点だとおじさんとたかふみ両方が狂っていることが何となく読み取れる点にゾッとしましたね)あとたかふみ、色恋沙汰に関してはお前おじさんのこと悪く言えないぞ……

 

 

継母の連れ子が元カノだった

第2話「元カップルの看病な日「三十八度って聞いたけど」」

 体力テストでもいつも通り、見栄を張ってばかりの元カノ同士。今回は前半は結女、後半は水斗を中心に話が進みましたが、その中でも2人の対照的な面が出ていました。運動音痴を隠したいばかりに体力測定で無理をする少女と、そこそこで頑張りながら大切な場面では真っ先に動く少年の対比が面白かったです。周囲を気にしすぎな結女を心配に思っていただけに、風邪をひいてからは仮病をしてでも水斗に甘えるあざとさを見せたことに安心しましたね。

 またクラスメイトである「川波小暮(かわなみ・こぐれ)」と「南暁月(みなみ・あかつき)」が登場しましたが、どちらも曲者のオーラを漂わせていたので思わず身構えて見てしまいました。中でも南は結女との距離の詰め方はまだいいとして、彼女と水斗の関係を追求してくるのでびっくりさせられます。しれっと2人の秘密を探っているかのような様子に、不思議な危機感を抱かずにはいられません。ひとまずは彼女の動向に警戒していきたいですね。

 

 

 カービィと言えば現在最新作である『ディスカバリー』が存在しているのですが、実はまだやっていないことに今になって焦りを抱き始めてしまいました。ネットでのひょうん版を何となく調べる限りだと中々に好評のようで期待感が高まっているのですが、リアルで忙しくて中々手が出せない状況が続いています。とはいえ急いでプレイすることもないとは思うので、時間を見つけたらゆっくりとやってみたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。