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FGOの推しを語りたい その26(雑記 2023.1.21)

※最終再臨絵&メインストーリーなどのネタバレ注意

 

 

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 今更ですが皆様、明けましておめでとうございます皆様はFGOライフを如何お過ごしでしょうか。僕はつい先日、FGOのメインストーリー第2部第7章である「黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン 惑星を統べるもの」の前半パートを読み終わりました。昨年末に公開されてから大分時間がかかってしまいましたが、何とか進めることが出来てホッとしています。あとは今月末に公開予定の後半を待つだけです。

  直近の6章や6.5章と比べてもかなりシンプルな展開が目白押しでわかりやすかった一方、色々と心に来るショッキングさも多かった7章前半の感想について、今回は軽く語っていきたいと思います。

 

 

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 まず今回の舞台である第七異聞帯では地下世界「ミクトラン」の存在にかなり衝撃を受けました。地上は火山と溶岩に満ちた超大陸パンゲアの様相を呈しており、生命は宇宙コロニーのような構造の地下に暮らしている話は、これまでの異聞帯とはまるで異なる世界観だったので困惑も大きかったです。人間ではなく知性を持った恐竜「ディノス」が霊長の種として暮らしている点も、人類史とどう関係があるのか?と疑問を抱いてしまいました。

 まぁそうはいっても話を進めていく内に慣れて、あとはこの世界観を楽しむことが出来ましたね。最初に遭遇した現地民の「テペウ」さんは優しく理知的でユーモアがあり、何より主人公の戦いを肯定してくれる度量を見せてくれたのですぐに愛着が湧きました。他のディノスたちもどこか憎めない面々が多く、警戒を解いてくれればある程度良い関係を築けるなど2部でも屈指のフレンドリー空間が形成されておりかなりほのぼのとさせられます。言葉を話せる恐竜の世界での冒険とか、ドラえもんの大長編みたいで面白い!と思いながら満喫出来ましたよえぇ。

 

 

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 その他にもあの地球大統領「U-オルガマリー」と共に旅をすることになったことも衝撃的。序盤からいきなり襲い掛かってきてビビったのも束の間、なんやかんやで記憶喪失になった彼女をおだてながら護衛になってきてもらう展開には肩の力が抜けてしまいました。さらには彼女の執事としてラスプーチンまで同行するようになったことに色々と複雑な気持ちにさせられます。このエセ神父、コヤンスカヤ共々味方にすると頼もしいからかえってタチが悪いな……
 一方で進めていく内に彼女の若干抜けているところやドジっ子かつチョロインなところに萌え、同時に明かされていく善良な一面に惚れ惚れすることになりました。(全体的に元のオルガマリー所長の面影を感じさせており大変可愛い)そして未熟ながら地球を収めるものとしての責任感を持ち合わせており、オリュンポスや今回の冒頭に出ていた彼女は何だったのかとちょっと思ってしまいましたね。あのビーストⅦと今の地球大統領は別人格ではないのか?そもそも彼女は本当に敵なのか?と色々と考察が捗りそうなところです。

 

 

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  他にも意味深な発言ばかり繰り返すデイビットや彼がミクトランに連れてきた「テスカポリトカ」「トラロック」「イスカリ」そして「オセロトル」なる集団、主人公の令呪でオルタ化したサーヴァントを仕掛けてくるオルタ職人カマソッソ」やディノスたちを統べる「竜王」、さらに「ククルカン」など諸々印象に残るキャラクターが多かったのです。(そしてあのマリーンの最期が辛い……)しかし最も印象深かったものを挙げるとするならば、やはり前半ラストで戦った「ORTが出てくるでしょう。以前から登場することを仄めかしていたので覚悟はしていたものの、こんなにも早く相対すことになるとは思ってもみませんでした。

 ゲームでも戦うことになったわけですが、ゲージをブレイクして減らすとブレイクゲージがむしろ増えるという怪現象には思わず目を剥きました。HPも桁外れで、他にも倒されたサーヴァントが結晶化&吸収されるなど色々と恐ろしい演出満載だったので一目で「格が違う」ことを印象付けられましたね。これでLv.1というのも恐怖をさらに煽ってきます。TYPE-MOON世界における最強のキャラクター」の設定に相応しい存在感でしたが、これに後半どうやって対抗するのでしょうか。(余談ですが僕は1回ブレイクしただけで終わったものの、他のプレイヤーのプレイ画像を確認したところさらにこの上があるとか……

 

 

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 ORT以外のゲームそのもののプレイ感想ですが、「難易度はそこまで高くはなかったが要所要所のギミックが厄介」という印象を受けました。毎回無敵を貼ってくるディノスが出てきた時は引き返して無敵貫通礼装を付ける羽目になりましたし、終盤のイスカリ戦やトラロック戦ではこんなのどうやって勝てばいいんだ!?と本気で思ってしまいましたよえぇ。ただコンテニューすればいいわけではなく、出撃時からある程度編成を考えなければならないので色々と苦労させられましたね。

 一方で仲間になったU-オルガマリーを編成してのバトルは中々に楽しかったです。宝具が使えないなど色々と制限されているものの、それでも規格外のスキルと攻撃性能を思う存分使えるのはそれはもう爽快でした。(通常バスター攻撃が全体攻撃になっているのがちょっと使いにくかったのですが)また使用不可の宝具アイコンをタップするとオルガマリーの可愛いボイスが聞けるギミックにも癒されましたね。これで後々的に戻ってしまうかもしれないと思うと至極残念ですが、とりあえずそうなるまでは出来る限り使っていきたいです。

 

 

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 そして今回紹介する推しは英雄王ギルガメッシュです。

 『staynight』における大ボスにして「慢心王」や「金ぴか」など愉快なあだ名も多い愛されキャラ。何気に出演作も多く、夏に延期になったアニメ『strangeFake』でも登場する予定の有名キャラとして今後も色々と活躍が期待されている王様でもあります。(早くエルキドゥとの超絶バトルをウキウキと繰り広げるギルが見たい)もちろんFGOでも1部7章クライマックスでのネイキッドとしての登場など、ここぞとばかりの大活躍を見せてくれました。これからしばらくはイベントでの愉快なキャラがメインになってくると思いますが、たまにはシリアスな場面での英雄王をまた見てみたいものですね。

 バトルでは対サーヴァント戦における無類の力と純粋に強い性能を発揮。まず宝具が(星の力を持った者を除く)サーヴァント特攻となっており、クラス相性が普通のサーヴァントなら弱点クラスの全体宝具レベル、セイバーなど相性のいいクラス相手なら弱点クラスの単体宝具レベルの威力を叩きだすとんでもない火力特化ぶりです。おかげでランサー以外のサーヴァントが絡む高難易度では困った時は連れていく枠として編成に入れることが多々あります。

 宝具に限らずスキルも隙が無く使いやすいものが揃っており、通常攻撃もヒット数が多いのでNPやスターがどんどん貯まるなど、シンプルに強くて使いやすい強豪として重宝しています。さらに昨年末に親友のエルキドゥ共々強化クエストが追加され、攻撃性能とスター生産に磨きがかかったのも嬉しいところ。この調子でどんどん英雄王の強さを楽しんでいきたいですね。

 

 

 さてこれからのFGOは月末の7章後半の公開に向けて色々と進んでいく模様。その手始めとして「ニトクリスオルタ」が実装された時は驚きましたね。(プロテアちゃんや紅ちゃんを差し置いてまだ物語に登場していないオルタが出るとは……)彼女が関わってくる後半の物語に期待を寄せると同時に、オルガマリーやテペウさんといった面々とのお別れが寂しく思えてきます。しかしここまで楽しんできた者として、これから核心に迫っていくFGOを最後まで見届けいく所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。