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仮面ライダーギーツ 第19話「乖離Ⅲ:投票!デザスターは誰だ!」感想

正直者が勝利を得る

マスク割れはロマン、みんな知ってるね?

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  • 正直なタヌキが得た信頼

 豪徳寺に変身したジャマトに動揺&大智の策略によって大ピンチに追い詰められてしまった景和。今回のギーツはそんな彼がデザスターの疑いを如何にして晴らすのか、そして信頼を勝ち取るまでの様子がメインで描かれていました。景和が色々な発破をかけられた結果、子どもたちを守るためにも自分が勝つ意志を持って戦う過程は見ていて気持ちが良かったです。「自分がゴールを決める」とエゴ全開……世界一のストライカ……うっ頭が

 中でも最高だったのがジャマトライダーとの一騎打ちで見せたマスク割れ!必死に戦うヒーロー定番の演出としてこれが出た時はテンションが上がりました。ロボット然り変身ヒーロー然り、マスクが割れるほどボロボロになりながらも戦う姿はカッコいいものです。何より守るものがあればどこまでも強くなり前に進む、そんな景和の良さがこれでもかと凝縮されたシーンだったと思います。

 また英寿のフォローはもちろんのこと、祢音からの信頼も彼の再起に繋がっていたのが良かったです。これまで共に戦ってきた中で景和がどういう人物かよく知っているからこそ、彼がデザスターではないのかもしれない・何か事情があるはずと考えてくれる流れにはグッときました。誰かのためという景和の優しさが巡り巡って彼自身の助けになるのは気持ちがいいですね。前回はまさに正直者が馬鹿を見るとも言える展開でしたが、それを覆して正直だったからこそ報われるカタルシスは見ていてスカッとなりました。

 一方景和を脱落させるつもりだった大智は逆に疑われることになり、最終的に彼が投票で脱落することに。景和の疑いが晴れたことで今度は誰が怪しいかとなるのは当然の流れでしたね。劇中で英寿が言っていましたが、他人を脱落させることばかりを考えて自身が信じてもらう努力を怠っていたのが彼の敗因だったと言えます。正直者が救われるのに対して、噓つきと卑怯者は何かしらの報いを受ける構図こそ今回のテーマだったのかもしれません。(なんて子どもの教育にいい展開なんだ……とか思ったり)とはいえデザスターは大智ではなく、4人の中にまだ潜んでいる模様。あの中で生き延びているデザスターは誰なのか、実に気になるところです。

 

 

  • ジャマトの擬態に怒れる猛牛

 景和のピンチから活躍までの最中、例によって気になったのが道長ですね。ジャマーガーデンから脱出した後、英寿たちが戦っている場所まで訪れていたことにちょっと驚きました。(やっぱりジャマーガーデンって意外とご近所さんなのかな?)そしてそれ以上に、ジャマトの真実を知って色々と荒んでしまった道長の姿に何とも言えない切なさを覚えてしまいます。自分が今まで戦ってきたことは何だったのか……とこれまでの戦い全てが茶番のように見えてしまっているのもここまでの展開を想うと無理はありません。戦う動機だった親友もジャマトにされていたかもしれない事実故に、見ている側としても道長に同情を寄せてしまいそうになります。

 ただ実際はジャマトはあくまでジャマト、という答えが今回出された点も重要です。豪徳寺がジャマトになったのではなくジャマトが豪徳寺の姿に擬態しているだけというのはある程度予想していましたが、複数のジャマトが同じ人物の姿になっているシーンにはびっくりしましたね。脱落者の遺体とIDコアを肥料として成長しているに過ぎないジャマトは人間ではないことは、今後も留意すべきことだと思います。

 とはいえ道長からしたらもう関係ないのでしょう。今の彼はライダーに限らず、自分や他参加者を見世物にしていたデザグラの関係者全員が憎むべき対象になっているのだと思います。ニラムたちに運び込まれた際に狸寝入りし、奴らの話を聞いた時の表情も怒りに満ちていました。ジャマトバックルという力を手に入れた今、道長がどのような執念を見せつけるのか……彼の動向にも目が離せませんね。

 

 

  • まさかの拳銃、出張出演

 

DEPLOYED POWERED SYSTEM!

GIGANT SHOOTER!!

 

 パワードビルダーバックルに装填された新たな小型バックルの「マグナムシューター40X」バックル。今回の序盤に突然ギーツが取り出して使用したことにはかなりギョッとしました。何の前触れもなく出てきましたが、他のギガントバックルと同じくパワードビルダーバックルの付属品なのでしょうか。

 そうして出てきた装備はマグナムフォームの専用装備であるマグナムシューター40Xそのもの。劇中ではギーツがかなり使い慣れた感じで使用していたのが印象深いです。この描写からしてマグナムフォーム使用時に出てくるものと同じマグナムシューターということでしょうか。他にもゾンビブレイカーやニンジャデュアラーといった、他の大型バックルの装備が使える小型バックルも存在しているのか非常に気になります。まぁともあれ、別フォームの装備も使えるパワードビルダーのスペックの高さ、そしてそれを難なく使いこなすギーツの強さを再確認した気分です。

 

 

 今回は他にも前回登場したカエルのオーディエンス・ケケラも印象的でした。劇中のセリフから英寿におけるジーンのように景和をサポートしているのは予想していましたが、何かと彼にブーストバックルを与えていた事実が明かされた時は唖然となりましたね。やっぱり投げ銭とかスパチャの類じゃねーか!まぁ景和が何かとブーストを引き当てる点は気になってはいたのですが、運が良かったとかではなく人為的なものだったというのはちょっと納得がいきます。むしろゲームに参加していたばかりの頃から目をかけられていた景和の人気に驚かされました。

 そんな景和の体たらくに呆れて説教するなどケケラでしたが、何だかんだで彼のお人好しぶりを気に入っているっぽいのが何とも微笑ましいです。前回の感想でも書きましたが、本作のオーディエンスはファンへの感情がやたら重いと改めて感じました。でも景和に発破をかける煽り力は英寿より劣っていると思う。物言いは厳しいけど景和愛は強そうな、ケケラのキャラに癒される回でもありましたね。

 

 

 さて次回は第3回戦「時限爆弾ゲーム」が開催。ジャマトが仕掛けた時限爆弾を解除するのがクリア条件とのことですが、何と爆弾はフルーツの形をしており、それが波乱を巻き起こすようです。梶井基次郎「木っ端みじんだ」また祢音の友達がゲームに巻き込まれたらしく……!?今回の景和に続いて、次は祢音にとっての試練が描かれそうな予感がしてきました。

 さらに道長が英寿たちに襲い掛かってくる模様。ジャマトバックルを使用したバッファとして戦う様子が確認出来ますが、果たして彼はジャマトになってしまったのかそうではないのかが問題です。デザグラ運営とはまた別の勢力らしき少女も登場するようですし、道長の行方と合わせてジャマト側の事情もそろそろ明かされそうですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。