新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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印象に残った2023年エイプリルフールまとめ

 

 

今年2023年の4月1日、つまりエイプリルフールが昨日終了ました。面白い「嘘」が許されるジョークの日として多くの嘘が出てきましたが、皆様はそんな嘘を堪能出来たでしょうか。僕はブログでのエイプリルフールネタは今年お休みしたものの、様々な企業の嘘企画などを見て存分に楽しむことが出来ましたね。今回はその中でも印象に残ったネタについて触れていきたいと思います。

 

 

というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

英霊野球大会開幕

 

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 まず最初に毎年カオスなアプリを提供してくるFGOWBC日本代表優勝にあやかってか、今年は「サーヴァントたちで野球をする」という内容になっていました。何気にスマホを縦にして遊ぶタイプのアプリだったので個人的に驚きましたね。(というのも実はメタレドはスマホを縦にして遊ぶタイプのゲームアプリはほとんど初めてでちょっとびっくりしてしまいましたよ……)

 

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 それはともかく今回はチェイテ城が出てきた時点でエリザベート案件であることを察してしまいました。まぁドカベートエリザベープという新種がまたもや登場したエリちゃんはともかく、可愛らしい藤丸六香(女)の登場には度肝を抜かれましたね。恐らくリヨ氏渾身の可愛らしいぐだ子のインパクトはかなりのモノだったかと思います。

 

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 ルールは野球ゲームらしくバットを振ったりボールを投げたりするものだったのですが、選手をボールで吹っ飛ばしていくゲームシステムには思わず爆笑してしまいました。選手を吹っ飛ばすことでボーナスを溜め、ホームランでそれを点数に変換して一気に獲得していくあまりにも野蛮な野球っぷりには笑う他ありません。(サーヴァントによっては打ったボールや投げたボールで相手選手を爆殺するスキル持ちがいますし)

 しかし単純操作なのでハマってみると結構面白かったですね。ボールを打つタイミングで軌道が変わるなど意外とシビアな要素も介在しており、ただ何となくプレイしているだけでは中盤以降クリア出来ないバランス感覚もあって中々やり応えがありました。相手チームを倒すことで獲得していくサーヴァントもそれぞれ異なる性能とスキルを保有しており、試合前に誰を配置するかで勝敗が決まることもありました。(僕のチームはアルジュナオルタが使いやすくて重宝しましたね)ガチではないもののそこそこ考えてプレイさせられる、良い塩梅のゲームだったと思います。

 


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 また今回のゲームで地味に力が入っていたのは、リヨ氏以外にも様々なイラストレーターさんがSDキャラのサーヴァントを書き下ろしてくれていた点。中には僕がSNSでフォローしている方もおり、えぇこの人がこの子を描いてくれたの!?と驚きながら獲得サーヴァントをチェックすることになりました。そういった意味では、霊基一覧を眺めているだけでも楽しいゲームだったと言えるでしょう。

 

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 あとは例年と同じく、カメラ機能で獲得サーヴァントを実写背景に交えながら撮影するモードも搭載。こちらも中々に楽しい要素でした。所持しているフィギュアと絡めながら撮影するのが面白くて、難しかったものの何とか撮って堪能することが出来ましたね。ちなみに上の画像はそんな撮影した作品の1枚「ボイジャーくんとの念願のツーショットでついにやけてしまう武蔵ちゃん」です。(色々と拙い写真ですみません)

 

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 そうして大体楽しんだ中、ラストにキリシュタリア率いるクリプターチームと戦うことになった時は衝撃を受けました。当人もわかっていないままあちら側についているカドックはともかくとして、死んだ面々とこうして再会するとは思ってもみなかったです。決着後、キリシュタリアの爽やかな別れの言葉もあって内心ボロ泣きしてしまいましたよえぇ。愉快ながら、最後には少しだけしんみりさせられるエイプリルフールでしたね。

 

 

KAN-SENと共に戦え、アーマード指揮官!!

 

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 アズレンことアズールレーンはロボット系統のエイプリルフールが多いのですが、今年は何と「指揮官がパワードスーツを着用して戦う」というとんでもない要素を引っ提げてきました。プレイヤーの分身である指揮官が纏うスーツのゴテゴテとした質感と、ハイスペックな武器(それでいてパイルバンカーも完備)のアンバランスさは男のロマン詰め合わせのような内容で、びっくりすると共に惚れ惚れしてしまいましたね。何よりそんな武骨な装甲が出てきても違和感のない、アズレンとロボット要素の親和性の高さにも驚かされます。

 上の動画の圧倒的なカッコよさもさることながら、個人的にはKAN-SEN少女たちと共に戦う構図が素敵だと感じました。指揮官は命令する立場である以上前線には出ないのが常識ですが、彼女たちばかりに戦わせることに歯痒さを覚える場合も何度かありました。それを嘘ながらに解消してくれるのは非常に嬉しいです。特にエンタープライズ綾波たちが一緒に映っている1枚絵から「指揮官が少女たちと力を合わせている」感が出ているのが最高にグッド。中々に粋な嘘だったと言えます。

 

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 そして同日にゲーム本体に配信されたイベントは例によってブリたちが主役。今度は伝説のハンマーを求めて試練を突破していくというものでしたが、ラストの大魔王役のピュリファイヤー(中身はたぶんピュリっちだったりして)と戦う際のエゲツなさには笑ってしまいました。逃げ出そうとする魔王を隙あり!とばかりに吹っ飛ばすヒーローとは思えないやり口はかなりシュールです。そのくせクリア後に手に入ったブリの専用装備はめっちゃ強いらしいし……アズレンらしいカオスさに溢れていましたね。

 

 

風向き変わりまくりなCEO

 

 

 いや何やってんだお前ら、となった水星の魔女のエイプリルフール。ペイル社のCEOであるニューゲン率いる4人がアスティカシア学園の制服を着たイラストの破壊力には目に入った瞬間にやられてしまいました。思えば第1クール終了時点で最も特をしているかもしれない陣営であるペイル社ですが、こうした形でこいつらを見ていると調子に乗っているように見えてなりません。エラン4号の件もあって憎たらしい奴らですが、ネタ要素として面白いですね。

 

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 ちなみにエイプリルフールとは関係ありませんが、水星の魔女とヤマザキビスケットのお菓子「エアリアル」とのコラボPVがつい先ほど公開されました。去年と同じくお菓子のパッケージにスレッタたちが描かれているようですね。上の動画もコミカルで、シリアスになりがちな本編に対するちょうどいい癒しになってくれているかと思います。まぁこんな和気あいあいとした雰囲気が第2クールでも続いているとは限らないんですけどね……

 

 

戦車道とスパイチームの入れ替わり事件!?

 

 

 美少女×戦車の『ガールズ&パンツァー』と美少女×スパイの『プリンセス・プリンシパル』、2つのアニメがまさかのコラボ。お互いのキャラとイラストの構図を入れ替えたコラボイラストが公開されました。意外な組み合わせですが、両作品には全6話の劇場版を展開中そしてどちらも中々続きが公開されない件という共通点があり、そこから今回のコラボに至ったのでしょうか。

 さてこのイラスト、どちらも妙に似合っているのが興味深いですね。みほたちあんこうチームのスパイ衣装はキリっとした表情が様になっていますし、対するアンジェたちチーム白鳩の大洗学園制服姿は彼女たちの平和そうな様子にほっこりさせられます。(でもドロシーは年齢的にそろそろ厳s(ry)特にプリプリの世界観もあって、アンジェがこうして楽しそうにしているところを見ているだけ感極まってしまいそうです。

 両作品の続きが気になるという意味でも中々に有意義な今回のコラボ。まずは今月初旬に公開予定の『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章』をチェックしてそれぞれを再び楽しんでいく所存です。

 

 

音楽隊ウィッチの学園生活をお届け♪

 

 

 2022年のアニメの中でもイチオシの1作『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』のエイプリルフールは学園モノ。「ルミナスのメンバーが同じ学園にいたら」といういわゆる学パロですね。(『ストライクウィッチーズ』の時代にも似たようなネタがあったとか)劇中のウィッチたちは基本的に軍での訓練を強いられているので、こうした戦いの無い世界で普通の女子学生として生活しているのを想像するのは中々に楽しいです。

 何といってもシリーズのキャラデザ担当である島田フミカネ氏描き下ろしの学生姿が最高です。彼女らの学生服姿の似合いっぷりもそうですが、それぞれの特徴が一目でわかるイラストに仕上がっているのが素敵ですね。(個人的には水泳部のエリーの水着姿が……その……良いですよね……)各キャラ設定も転校生のエリーや怪我でアーチェリー部を退いてしまったアイラ会長など、原作のキャラたちの設定を上手いこと学園モノに合わせているのでこれまた感心させられます。この少女たちの学園生活を短編で見てみたくなるほどに凝った内容だったと思います。

 

 

嘘じゃないぜ 今始まる(ムシキング)伝説

 

 

 ブシロード初のトレーディングカードゲームヴァンガード」に新しいルールが制定されたというエイプリルフール。何と先攻後攻を決める際にムシキングカードを使用するというとんでもない嘘ルールを引っ提げてきました。「甲虫王者ムシキング」は小学生時代めちゃくちゃ遊んでいた思い出があるので、ヴァンガードを全くやったことがない僕にとっても仰天するような内容でしたね。ムシキングカードを使っていると言ってもようはただのジャンケンなので、普通にジャンケンすればよくね?とも思ってしまったり……

 

 

 そんな感じでわざわざエイプリルフールのためだけにムシキングとコラボするとはやるなぁヴァンガード……などと思っていたのも束の間。本当にムシキングとコラボすることが本日発表されました。これは仰天を飛び越えて目玉が飛び出そうになりましたね。

 しかも上のツイートにもある通り、当時のムシキングカードのデザインを可能な限り再現してヴァンガードカードにしたとのこと。当時遊んでいた身だからこそわかりますが、ジャンケンアイコンや「つよさ」の数値表示などが本当に昔のカードそのまんまで感動すら覚えます。しかもヘルクレススパイラルではなくローリングドライバーを必殺技としたヘルクレスオオカブトといった、旧バージョンの大型甲虫を出してくるセンスには最早感激する他ありません。ヴァンガードにはあまり興味がないものの、このカードだけでも欲しくなるレベルのコラボですね。

 

 

その王者の資格は偽りか、それとも……

 

 

 現在絶賛放送中のスーパー戦隊シリーズ最新作『王様戦隊キングオージャー』から謎の新戦士「オオクワガタオージャー」が3月31日に発表。そこで誰が変身するのかのクイズを開催していたのですが、選択肢がいずれも各王の側近ばかりということで色々と怪しむことになりました。クワガタオージャーの色違い戦士なので明らかにラクレスが変身しそうなのに、そのラクレスが選択肢にないのは妙でしたね。

 

 

 そしてその翌日、ラクレスの側近であるドゥーガ&ボシマールの合体変身という答えが出されて、その日のうちに嘘の告知だと白状されました。まぁ予想していたのでそこまで驚きはしなかったですね。けれど上のツイートにあるドゥーガとボシマールにちょっとだけ愛着が湧いてきたので良しとします。

 

 

 そして本日のキングオージャー放送後、オオクワガタオージャーに変身するラクレスの情報と共に彼が主役のスピンオフラクレス王の秘密』が発表されました。変身者は予想通りだった一方で、ラクレスを主役にもう1本短編を作るとは思ってもみなかったです。しかも東映特撮ファンクラブとかでの限定公開ではなく、YouTubeでの無料配信というのですからさらに衝撃的です。この手のスピンオフを無料で見せてくれる太っ腹な東映には感謝するほかありません。

 今回の放送でギラがシュゴッダムの王族だと判明し、同時にそれを知っていたうえで隠し弟を死罪にしようとしたラクレスの非道ぶりも明らかに。今のところ視聴者からの好感度が最悪の王様ですが、このスピンオフではそんな彼の印象をひっくり返してくれる秘密が隠されているのでしょうか。他の王たちのキャラが抜群に立っている本作だからこそ、ラクレスにもそういった一面を期待したくなりますね。今月末の配信日が楽しみです。

 

 

 というわけでエイプリルフールまとめでした。前回と比べて紹介しているネタの量も文章量も大幅に上がっていますが、それだけ今回のエイプリルフールが印象に残ったということでしょう。他にも色々と紹介したいネタはあるものの、これ以上は流石に多すぎるので今回はここまでにしたいと思います。

 新年度が始まる中でこういったネタばっかりに日があるのは中々とんでもないものの、面白おかしいものを楽しむことの大切さを気付かせてくれるこの4月1日が個人的には凄く好きですね。今後もこうした「本気の悪ふざけ」を、素直かつ純粋に楽しむ気持ちを持ち続けていきたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。