第100回 デジ民投票 結果発表🎊
— デジモンウェブ公式 (@digimonweb_net) 2024年5月15日
お題は「デジモンTVアニメ作品より主役の成長期(ハイブリッド体はヒューマン形態・アプモンは並)で、一番お気に入りのデジモン/アプモンはどれ❓」でした。
第100回に1位を飾ったのは⁉️
気になる結果をぜひチェック👀https://t.co/Uc39bDA6mk#デジモン #digimon pic.twitter.com/EVFT32EZQ3
デジモンウェブにて行われた「デジモンアニメ25周年記念の人気投票」がつい最近行われたとのこと。歴代アニメ主人公のパートナーデジモン(成長期相当)を対象にした投票で、先日投票結果が公開されました。アグモンをはじめとした人気主役デジモンたちの中で、栄えあるトップを飾ったのは誰なのか?結果を書き出すと……
- 第1位:ギルモン
- 第2位:ブイモン
- 第3位:アグモン
- 第4位:ガムドラモン
- 第5位:ガンマモン
- 第6位:シャウトモン
- 第7位:アグニモン
- 第8位:ガッチモン
- 第9位:アグモン(セイバーズ)
といった感じでした。これはまた意外な結果ですね。初代のアグモンからギルモンまでの初期アニメのデジモンが上位に入ることは予想していましたが、アグモンより上が2体もいることに驚きました。さらに『クロスウォーズ』のガムドラモンがシャウト以上の4位にランクインしているなど、如何にもな人気デジモンを押さえて上位に繰り上がっている様子は結構新鮮に感じました。(特にガムドラモンは登場期間が2クールしかなかったことを考えれば大健闘です)
5位以下にも目を向けてみると最新作『ゴーストゲーム』のガンマモン、他の面々は割と順当といったところ。個人的に好きな『セイバーズ』版のアグモンが最下位なのは残念ですが、概ね納得のいく結果でもありました。それ以上に上述の通りギルモンやブイモン、ガムドラモンが高い人気を誇ることが判明したのは面白かったですね。特にブイモンとガムドラモンは前作の続編的立ち位置という、人気が出にくいポジションでもあったので、そのイメージを覆すほどの結果を残してくれたのはファンとしても喜ばしい話です。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
ポケットモンスター テラスタルデビュー
第50話「映えろテラスタル!ダンス・ダンス・クワッス!!」
ぐるみんではなくドットとして前に出る勇気を得て、いよいよナンジャモとの研修がスタート。いつも以上に気合の入った超絶作画で繰り広げられたバトルシーンも相まって大興奮させられました。異様にしぶといナンジャモのハラバリーや突然のアクシデントにも臆することなく、咄嗟の判断で行動してみせたドットの前進ぶりにも目頭が熱くなりましたね。綿密な計画を立てて行動するものの、それが通用しない時のアドリブもこなせるようになったことが伺えます。
そんなどんな状況でも自分らしく、楽しむ姿勢こそがナンジャモの言う“映え”の本質になっているのが今回の注目ポイント。自分とポケモンがバトルを楽しめば見ている側も楽しい……そんな素敵な理屈を恥ずかしがらず言い切るナンジャモの気持ちよさも素晴らしかったです。クワッスが躍るようなバトルでアクアブレイクを習得したように、勝ち負けに関わらず楽しんだもん勝ちな物語に思わず顔が綻んでしまいました。
あと余談ですが、応援に来たクラベル校長のお話が異様に長いくだりには笑ってしまいましたね。自分からグイグイ行くロイはともかく、リコたちが辟易する様子は中々にシュールの一言。サンゴたちみたいに隙を見て逃げるのが正しいかも?と思ってしまったほどです。
ダンジョン飯
第20話「アイスゴーレム/バロメッツ」
OP&ED映像にイヅツミがしっかり加わっていることに感激しつつ、本編の方はイヅツミ関連のエピソードが目白押し。前半・後半共にライオスパーティーとの不和や衝突が描かれており、わがままな彼女が如何にして仲間と迎合していくのかを丁寧かつじっくりと見せてくれました。イヅツミの自分勝手な部分には苦笑いしっぱなしでしたが、優しく諭してくれる面々も多いので安心して見ることが出来ましたね。おかげで彼女がパーティーの末っ子、というか気まぐれな猫のように見えてきたかもしれません。
中でも「嫌なことから逃げてばかりいたら道がドンドン遠のいていく」という教訓が印象的で、好き嫌いの激しいイヅツミにとってもかなり突き刺さる言葉だったと思います。多少の苦難や面倒ともうまく付き合うというのは現実でも当てはめられる考え方なので、見ている最中は結構考えさせられることが多かったです。(それをイヅツミに教えていた「タデ」ちゃんの健気なところもここすきポイント)
また今回登場した魔物のバロメッツには度肝を抜かれましたね。木のてっぺんに羊が生えているという意味不明な絵面はここ最近の中でもトップクラスにインパクトが強かったと言えます。しかもこのバロメッツ、現実の伝承でもこの見た目らしいのが1番の衝撃だったり……
ゆるキャン△ SEASON3
第7話「ホラかホンマか回想キャンプ」
なでしこたちが大井川でのキャンプを楽しんでいた中、同じタイミングでヤケクソキャンプに突入していた千明たち。山梨の北部に繰り出したという彼女たちの回想を見れるかとワクワクしていたのですが、いざ始まった回想シーンの意味不明さに困惑が止まらなかったです。いきなりなでしこが乱入してくるわ、恵那が連れてこなかったちくわを連れてくるわと頭の中だからとやりたい放題過ぎて開いた口が塞がりません。さらには「はんぺん」なる動画で人気のサモエド犬まで加わった時はもう笑うしかなかったですよえぇ。(個人的には食べてたカレーが別のものになる展開がここすきポイント)
ワイプ画像でリアクションするなでしこのせいで旅番組を見ているような気分にもなりつつ、みずがき湖を渡るキャンプ道には大いに魅せられました。人工ダム湖といった景色も乙なものですが、上述のカレーや焼き鳥、トマト詰め放題のくだりにはなでしこじゃなくても飯テロになっていたと思います。しかし温泉に入りたいがために歩きを選んだ結果、ちょっとした登山をする羽目になっていた様子には吹き出してしまいましたね。深夜テンションでキャンプを始めた動機から始まり、やることなすこと行き当たりばったりなキャンプ。それでも何だかんだ3人で楽しんでいることから、千明たちの若さや緩さを感じ取りました。
WIND BREAKER(ウィンド ブレイカー)
第7話「負けられない戦い」
杉下、蘇芳、柊たちの勝利が続き、ついに主人公の出番が到来。桜の対戦相手である十亀は獅子頭連の副頭取だけあって強敵として立ち塞がっており、必死に喰らいつく桜の姿にハラハラさせられました。しかしそれ以上に十亀のプライドが見え隠れしていたのが印象に残ります。ただの弱肉強食かと思われた力の絶対信仰もチーム内で己と仲間を高め合う意味合いが強いこともわかり、彼の信念や獅子頭連としての矜持をが間接的に見えてきたと言えます。今回の騒動の原因である獅子頭連の下っ端を制裁するシーンにはギョッとしましたが、十亀は十亀なりにチームの秩序を守っていることも伺えましたね。
そして十亀と兎耳山の回想でより彼らから感じる切なさや痛々しさが加速することに。獅子頭連に入りたての頃はみんなと和気あいあいとした日々を送っていた兎耳山が、頭取になった途端弱い仲間を切り捨てるようになったのは中々にショッキングでした。自由とワクワクを求めてトップまで駆け上がった結果、それらとは無縁の孤独を味わっているのは皮肉としか言えません。何より兎耳山のために泥をかぶる決意をした十亀が不憫すぎて声が出なかったです。強さから得られる自由からどんどん遠のいていくこのチームの歪みを目の当たりにして、一気に彼らへの同情が湧いてきた次第です。
アイドルマスター シャイニーカラーズ
第7話「W.I.N.G.への軌跡」
いよいよ真乃たちがW.I.N.G.での挑戦が始まるのかと思ったらいつの間にか終わってた件。あまりの予想出来ない事態に時間が消し飛んだ……!とキングクリムゾンを喰らった気分にならずにはいられませんでした。前回プロデューサーが企画したドキュメンタリーを眺めるアイドルたちの様子から始まったのでまず目を疑いましたね。詳しい結果も語られないので困惑しっぱなしでしたが、果穂や恋鐘の反応からして全員が落ちたことはそれとなく伝わってきます。彼女たちの悲痛な想いや無念がじわじわと描かれているので、予選の最中や結果発表といった過程をカットせずにちゃんと描いてほしかったところです。
ただそうしたW.I.N.G.での舞台の敗退を経て、283プロのアイドルたちが次なる挑戦に向かうくだりは今回の見どころだったと思います。何気に初めてとなる全員揃って新たなツアーの会議をするシーンは印象的で、心機一転していく彼女たちの様子に元気づけられました。結成されたばかりのユニットがそう簡単に勝ち上がれることもない現実を受け止めて、再び立ち上がる少女たちの物語としては結構妥当と言えるでしょう。酸いも甘いも嚙み分けて糧にする成長物語の第2章が始まろうとしていることを感じ取りました。
デジモンに関してはアニメやゲームだけでなく、最近カードゲームの方も活発な話を聞いています。というよりここ最近のTCG業界はポケカやドラゴンボールを中心に新規参入者が多いので、デジカの方もその影響を受けているということなのでしょうね。僕はデュエマしかやっていないものの、カードゲーム全体が潤っていくのはカードゲーマーにとって嬉しい話なので、デジカも他のカードゲームと同じように今後の発展を願うばかりです。
ではまた、次の機会に。