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2024年春アニメ簡易感想 その32

 

 

 

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 今年2月に完結したスーパー戦隊シリーズ第47作目『王様戦隊キングオージャー』。従来の戦隊ファン以外にも多くのファンを獲得した本作の続編が早くも発表されました。Vシネで『ドンブラザーズ』や『キョウリュウジャー』と共演して間もない中で、すかさず新作が挟まれるのは戦隊の歴史上でもかなり珍しいです。この作品展開の早さからキングオージャーの人気の高さが伺えてきますね。

 そんな新作のタイトルは王様戦隊キングオージャー IN SPACE。(戦隊でインスペースという単語を聞くと、海外のパワーレンジャーシリーズの1作『パワーレンジャー インスペース』を思い出しますね)タイトルの通り宇宙を舞台にしたストーリーが展開されるようで、本編でダグデドを倒した王様たちが、次なる脅威に備えて宇宙進出を図る模様です。次なる敵はどんな連中なのか、などこの時点で色々予想せずに入られないです。

 さらに注目すべきは過去戦隊との共演。本編でも共闘したプリンス/キングキョウリュウレッドの他にも、『デカレンジャー』からドギー・クルーガー/デカマスター、『キュウレンジャー』から鳳ツルギ/ホウオウソルジャーが出演するというのですから驚きです。最早『ゴーカイジャー』ばりに他戦隊と会っているキングオージャーですが、先輩たちとの共演でどのような化学反応を生み出すのかも気になってきますね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

※『ポケットモンスター テラスタルデビュー』第54話の感想は個別感想で書く予定です。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

ダンジョン飯

第24話(最終話)「ダンプリング2/ベーコンエッグ」

 満を持しての最終回は、チェンジリングのせいで種族と見た目が大幅に変わってしまったライオス一行の奮闘が前半として描かれました。どうやって元に戻るのか疑問に思いながら視聴していた中、5人で円を囲ってガーゴイルを倒す展開にちょっと仰天。(これはOP回収か!?とちょっと興奮しましたね)しかしキノコの胞子がまとわりついていたことで似たような効果を得ていたという理屈には膝を打ちました。その特性を利用して対象を孤立させ、そこから胞子を広げるというチェンジリングの生態にも感心させられます。そしてその胞子を利用して料理の見た目を変えるくだりも、本作らしくて変な笑いが出てきます。

 続く後半はライオスとファリン兄妹についての掘り下げがメイン。兄の行き当たりばったりな生活に呆れながら、1人での食事の寂しさを味わっていたという妹の境遇に劇中のマルシル共々涙が出てきます。それ故彼女を助けたいという気持ちが湧き上がってきたのですが、「ファリンを元に戻すために竜の部分を食べる」という方法が出てきて一気に血の気が下がることに。救う方法が出てきたのは好ましい話ですが、その手段が手段なので何とも言えない気持ちにさせられます。(「食うか食われるか」の世界観において食が解決策になるのはある意味納得ではありますが)目的などが明確になったことで、今後の展望が見えてくるという点ではちょうどいい1期ラストだったと言えるでしょう。

 

総評

 グルメてんこ盛りのファンタジー作品。ファンタジー世界の魔物を食材にして料理をする、という過去の作品でも何度か見られたような要素を前面に押し出した非常にクセの強い作品となっていました。主人公も狂人よりの善人であり、彼の性格と仲間のツッコミという味付けによって奇妙な魔物を食す行動の忌避感を上手い具合に回避していましたね。

 本作については何と言っても料理・食事の描写が秀逸の一言。存在しない架空の生物を扱いながら、事細かな生態と合わせて描写することでリアルな存在感を出していました。調理シーンも丁寧なため視聴する度にこれらの料理を食べてみたい、と思えたほどです。同時に食べて寝ることの重要性や大勢で囲んでの食事の意義など、食べることに関して非常に真摯な姿勢を以て物語が進んでいった点にも好感が持てました。(中でもイヅツミに食事のマナーを教える回が個人的にお気に入り)

 それでいてストーリーそのものは非常にシビア。魔物食の描写はコミカルな要素が多いのですが、その一方で魔物に襲われた時の恐怖や食べられてしまった際のどうしようのなさもハッキリと描かれていました。迷宮の呪いで簡単に生き返るものの緊張感そのものはしっかりと存在しているのが面白いところです。魔物も生きるためにこちらを襲い食べようとしてくる……まさに「食うか食われるか」のシンプルな弱肉強食をシンプルに魅せていたと言えます。謎解き要素も多いですし、アニメ2期が楽しみです。

 

 

ゆるキャン△ SEASON3

第11話「思い出の風景」

 イヌ子こと犬山あおいがまさかのロードバイクデビューすることに。前回何故千明の元に現れたのかと驚きましたが、岐阜のおばさんから貰ったロードバイクでここまで来たと知り納得しました。普通の自転車とは大きく異なる乗り心地や、下手な原付よりも早い速度を出せることに困惑しっぱなしの姿が何ともシュールで可愛かったです。それでいてロードバイクのスピードに取り憑かれて、30キロ先まで走ってしまうのも愉快なポイント。行動範囲が広がった時の高揚感や、どこまで行けるのか試したくなる心理がわかりやすく描かれていたので大いに共感を覚えました。(あとおばさんもエイプリルフールに大嘘つきかましていたのがここすきポイント)

 そして前回合流したリンとなでしこたちの桜巡りも後半の見どころとして描かれていました。慈雲寺での名前連呼や高野豆腐のような触感の焼きプリン堪能など、例によって見ていてワクワクしてきます。そして笈形焼(おいがたやき)を見に行くシーン(笈形焼の由来の説明がどう見てもストリートファイターです本当にありがとうございました)では、リンが幼い頃に見た時の記憶に想いを馳せる様子が印象的。長いこと来ていなかった道筋も自然と思い出せるほどの「思い出の場所」を、なでしこたちと共有していく淡々とした時間に魅了されますね。静かなパートも合わせて、どこか気持ち豊かな情緒に溢れていました。

 

 

WIND BREAKER(ウィンド ブレイカー)

第11話「新たな級友(とも)」

 壮大で小さな抗争が繰り広げられた前回とは打って変わって、今回は比較的穏やか日常エピソードがメインとなっていました。何と言っても桜のクラスメイトである「柘浦大河(つげうら・たいが)」と「桐生三輝(きりゅう・みつき)」が大きな見どころとなっていましたね。どちらも妙に濃いキャラクターながら、ボウフウリンとしての矜持はしっかり持っているので安心して見ることが出来ます。美学にこだわる暑苦しさとバカ正直なところが魅力的な柘浦、チャラいようでいてその実人懐っこく紳士的な桐生と、各々のわかりやすさにも好印象を抱きました。

 そんな新キャラたちを前に、ドギマギしっぱなしな桜の様子も面白かったです。グイグイきてくれる友人ばかりというのもありますが、それ以上に桜なりに歩み寄ろうとするのが伝わってきてニヤリときました。梅宮から教わったことを早速実践しようとするものの、まともに人と会話したことがないため非常にぎこちなくなっているのが何とも微笑ましいですね。スマホのアドレスに登録されているのが「天気」だけ、さらに文字を打つのも微妙に遅いと明らかに手慣れていないのがこれまた可愛らしいと感じました。それだけに桜には仲間との青春を全力で謳歌してほしい……という親戚みたいな気分にさせられます。

 

 

アイドルマスター シャイニーカラーズ

第11話「バトンをつないで」

 様々な準備期間を経て、ついに始まった283プロファーストライブ。前回ラストでも映された巨大なドームで開催され、各ユニットごとに持ち歌を披露していく様子に注目していくこととなりました。イルミネーションスターズから始まり、続く面々へと次から次へとつながる目まぐるしさはさながら現実のライブ会場のようでした。あんまりいったことはないんだけど……舞台の裏側もライブの合間合間に細かく描かれ、かなり忙しなく進行していっているのが目に見えて伝わってきましたね。

 そんな余裕のなさそうな状況でも、明るさを失わずに歌い続けるアイドルたちの姿も印象に残ります。彼女たちにとってここまで積み上げてきたものを活かす最大の舞台、だからこそ全力を注いでるのが目に見えてわかるので応援したくなってきますね。ユニットメンバーごとのやり取りも要所要所で見られますし(自分たちの出番を終えて、感極まった甜花を他の2人が慰めるシーンが印象的)、中々に壮大な舞台に仕上がっていたと思います。

 

 

 それにしてもつい4カ月前に終わったのに、今もなお存在感を放ち続けるキングオージャーには驚かされるばかりです。つい先日『デカレンジャー』にお世話になったヤンマ総長のスピンオフも公開されたそうですし、ファンの人たちを話さないためにもここぞとばかりにアピールしようとする公式の気概が感じられますね。

 まぁ僕自身ギラたちのキングージャーのキャラはみんなお気に入りなので、どうせならもっと売り出してほしいところ。そして来年公開されるであろう、『爆上戦隊ブンブンジャー』とのVSも楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。