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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その36(雑記 2024.8.17)

 

 

 うだるような暑さの中、やってきました雑記記事。今回は先日発表されたデュエマの殿堂を中心に、個人的に気になるニュースを取り上げていきたいと思います。来月にスタートする新ライダーや、あの懐かしの牙狼……と言った情報があるので、それらのどれかでも気になって是非チェックしてみてくれれば幸いです。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

踏み倒しの季節の殿堂情報

 

 

 先日のデュエマ生放送にて発表された殿堂情報。本日が施行日ということもあって多くのDMPの間で再び話題になっていると思います。(殿堂解除は10日に施工されましたが)今回に限っては直前まで環境を席巻していた2大デッキが、突如出現した新デッキに蹂躙される中で殿堂を受けるまさかの事態もあって特に注目を集めたことでしょう。さてその結果ですが……

 

殿堂入り

  • 緊急再誕
  • 邪幽 ジャガイスト
  • 瞬閃と疾駆と双撃の決断
     
    殿堂解除
  • ゼロの裏技ニヤリー・ゲット

 

 といった感じ。去年の夏の殿堂くらい少ないですが、いずれも納得のいくものばかりではないでしょうか。何と言っても発表を担当したチアリさんが何かと口にしていた「踏み倒し」のワード通りのチョイスばかりなのが面白いですね。以下、今回の発表に関して個人的な意見や感想を述べていきたいと思います。

 

 さてまずは殿堂入り。ジャガイストとファイアの2枚は上述でも触れた【黒緑アビス】と【赤青マジック】の重要カードを担っており、その展開力は目を見張るものとなっていました。そのためこのデッキたちはそれぞれの殿堂入りの煽りを受けて一気に弱体化していくことでしょう。一応後者の方には《♪音速で 本番中に チューニング》で代用する手段もありますが、大幅なパワーダウンは避けられません。つくづくこの2枚は異常な踏み倒し性能を誇っていたのだと実感しますね。(ただマジックに関しては《芸魔隠狐 カラクリバーシ》にまでメスが入ることを覚悟していたので、ファイアのみで済んだことにホッとしていたり

 個人的に意外だったのが緊急再誕。あまり目立たず小さな実績を積み重ねていたこのカードがとうとう殿堂に行ってしまったことのは結構驚くべきことです。曰く【アーテルマトリクスループ】での活用が決定的な要因だと予想されているようで、《終斗の閃き マトリクス》のコスト3以下の呪文踏み倒しの選択肢に入っていたとのこと。初登場はクセの強さから同弾収録の《転生プログラム》と《母なる大地》に比べられていた印象があるので、ここまで評価されるようになったことに感慨深いものを覚えますねというか聖拳編収録カードが殿堂入りするのこれで何枚目だよ……!?ある意味で名誉の殿堂入りだと思うので、その踏み倒し性能を賞賛したいところです。

 

 続けて殿堂解除では、あのニヤリーゲットがまさかの帰還でこれまたびっくり。こちらに関しては先日発売されたジョーカーズの新デッキの販促も兼ねた解除であることは明白ですね。実際解除されてからは即座にこのカードをフル投入した【無色ジョーカーズ】が結果を残しており、初期のジョーカーズを彷彿とさせる大量ドローに懐かしいものを覚えます。《ヤッタレマン》以外に使いやすい2コストジョーカーズの登場もあって、2ターン目から唱えやすくなったのも追い風の1つとされています。

 ただ近年のジョーカーズはニヤリーに頼らずとも手札補充の手段が多いので、フル投入しない構築も出ている話は興味深いところ。そういった側面もあって、ニヤリー解除も妥当と判断されたのでしょう。(発売予定のゼニスのデッキも無色ばかりではないでしょうし)あの大量ドローも今では適正扱いだと思うと、デュエマのスピードのインフレが伝わってきます。最初は無色のみのデッキが存在せずフルスペックを発揮出来なかったカードが無色ばかりのデッキの登場で大活躍してからの変遷として、実に面白い話ですね。

 

 というわけで今回の殿堂は踏み倒しに関わるカードたちが名を連ねる結果となりました。今回は無傷だった環境デッキの【青白天門】や【白黒赤ファイアー・バード】も踏み倒しが基本となっており、現代デュエマはコストを踏み倒すのが基本となっているのを改めて実感させられます。さらにデュエマ公式はハイパーエナジーなどを駆使した、大型クリーチャーを早期に出す展開を推し進めるようです。果たして公式の思惑通りデカいカードの殴り合いが繰り広げられるのか、はたまたプレイヤーたちが想像を超えたデッキを生み出すのか……今後のデュエマも非常に楽しみです。

 

 

お菓子も悪も、全てをガヴガヴ喰い尽くせ!!

 

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 9月に放送を控える仮面ライダー最新作『仮面ライダーガヴ』の情報もスタートアップ特番で先日公開され、そのポップでファンキーなイメージ&それに反した不穏さにライダーファンの間で大きなざわつきが発生しました。現在公開中の『ガッチャード』の夏映画での先行出演、主役の人外染みた様子から既に察していた人も多かったですし、ある意味では予想していた通りの内容になりそうな予感がします。

 何と言ってもついに公開されたメイン脚本家が香村純子(こうむら・じゅんこ)氏である事実が大きいですね。香村氏は『動物戦隊ジュウオウジャー』や『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』『機界戦隊ゼンカイジャー』など戦隊を担当してきた脚本家。これまで書いてきた脚本では多くの主人公や他の登場人物が曇らされる展開が見られたので、初参加のライダーでも同じことが起こるのではないかと戦々恐々してしまいます。氏の描くガヴの物語がどうなるのか、早くも楽しみになってきました。(あと香村氏の脚本は「縦軸が弱い(重要な本筋が遅々として進まない)」という問題があるので、ライダーでどう対処するのかも気になるところ)

 

 そしてガヴの世界観も判明しましたが、こちらは如何にも異世界人染みた主人公「ショウマ/仮面ライダーガヴほんわかとしたキャラクターが印象的。お菓子に興味津々で、美味しそうに頬張る様子にいきなり癒されますね。一方で人間を「闇菓子(やみがし)」なる食料に変えようとするモンスター「グラニュート」に敢然と立ち向かう姿は中々にクールの一言。「美味しいものを食べる」というささやかな幸せを守るために、異世界のモンスターと戦う……そんなヒーローになってくれそうな予感がします。変身後に関してもポテトがスライスされてギザギザの複眼が表れるザクザクチップス、体をモコモコ肥大化させて戦うふわマロといった各フォームの特徴が面白くて興味が湧いてきます

 サブキャラは「辛木田絆斗(からきだ・はんと)/仮面ライダーヴァレン2号ライダーにしては珍しい熱血系であること、ヒロイン「甘根幸果(あまね・さちか)」が何でも屋の若き社長という濃い属性持ちであることなど、いずれもインパクト強め。中でも敵の集団である「ストマック家」のダークな雰囲気に目が留まります。「人間は家族ではないから何をしてもいい」といった旨の言動から、身内に優しくそれ以外には容赦のないマフィアのような組織ではないかと感じますね。この敵キャラの末路などが今から気になって仕方がないです。

 いずれにしても「お菓子」というモチーフから様々な奥深いものが見れそうな仮面ライダーガヴ。ガッチャードがもう少しで完結してしまうことに寂しさを抱きますが、その分ガヴの方を楽しみにして待っていたいと思います。

 

 

陰我を討ち、再び立て!牙狼<GARO>!!

 

 

 深夜特撮の金字塔『牙狼<GARO>』シリーズの1作『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』の全話配信が突如として開始されました。本作は牙狼のTVアニメシリーズ3作目であり、アニメ版初の現代(近未来)を舞台とした作品。(当時は『VANISHING LINE』というタイトルだけが公開され、後日牙狼シリーズの1作であると報じられていたことを思い出します)サイバーパンクの要素も強く、これまでの牙狼では見られなかったネットやIT要素も密接に話に関わってくるのが大きな特徴となっています。あとは主人公のソード/黄金騎士ガロ全然鎧を纏わず拳でホラーを倒すことが多いことでネタにされていたり……「筋肉騎士GORI」だとか「ソードじゃなくてフィストに改名しろ」とか言われまくってたな……

 また上のポストにもある通り、本作は朴性厚(パク・ソンフ)氏が初めて監督を務めた作品でもあります。『呪術廻戦』のアニメのヒットもあって朴監督は今や有名になりましたが、それ以前にはこの牙狼も制作していました。当時から朴監督を知る身としては、そのことをしっかり宣伝してくれるのは喜ばしい限りです。あと呪術アニメの方で牙狼VLを彷彿とさせる絵面がチラホラありましたし、ここで本作を見返して確認してみるのも良さそうですね。

 そしてこうした一挙配信があるということは、牙狼VLに何かしらの新展開があるのではないか?まさかの劇場版か?とつい期待してしまいます。ソードはアニメ主人公の中では唯一映画が制作されていないので、もし彼が主役の映画が決定すればこれほどうれしいことはありません。また本作が好きな身としては本編後のソードやソフィ、ルークの活躍を久々に見てみたいとも考えてしまいますね。何より『ハガネを継ぐ者』で久々に展開があった牙狼シリーズに、また活気が戻ってほしいところ。全盛期のように毎期新作とまではいかずとも、細々と作品を繋げてほしいですね。

 

 

 デュエマの方は最近積極的にはならずとも、色んな情報をチェックしている今日この頃。夏の暑さもあってあまりカードショップには行けていないのですが、それでも何とか楽しもうとしている真っ最中です。何だかんだで涼しい部屋の中でも楽しめるカードゲームは良いものだとつくづく思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。