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— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) 2024年9月28日
『葬送のフリーレン』
TVアニメ2期制作決定🪄
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そろそろ、旅の続きを始めようか。#フリーレン2期 #フリーレン#frieren pic.twitter.com/l6kxxp36AF
今年の3月まで放送され大きな話題を呼んだファンタジー漫画原作のアニメ『葬送のフリーレン』のアニメ第2期制作が決定。人気の高さからいつか来るだろうとは思っていましたが、予想よりも早く告知されたのが衝撃でした。話題がまだ続いている今だからこそ発表する、鉄は熱いうちに打てということなのでしょうが嬉しいものは嬉しいです。いつ放送するかは未定ですが、ひとまずは2期決定の喜びに浸っていたいと思います。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
『トランスフォーマー アーススパーク』の総評は個別感想で書く予定です。ご了承ください。
夜桜さんちの大作戦
第26話「旧い血」
太陽の奮闘、そして夜桜兄弟勢揃いというクライマックスに大興奮。皮下の毒に苦しめられる太陽には当初ハラハラしたものの、予想通り六美の言葉を受けて立ち上がってくれたので何だかんだ一安心することが出来ました。どんな言葉で惑わされても、六美と生きる未来に希望を持てる絆こそが彼の強さの根底だと改めて感じますね。(あの指輪にお互いの鼓動がリンクする機能があったことにはびっくりしましたが)そこから凶一郎たちのコンビネーションが披露され、太陽以上に活躍してみせたのもグッド。終盤戦に相応しい、夜桜家全員による総力戦が展開されたと思います。
また皮下の過去が明らかになりましたが、初代夜桜当主と繋がりがあった話には驚きました。皮下がここまでの実験に走ったのも含め、実質夜桜がタンポポの創設に関わっていたのは中々に意外などんでん返しです。(初代当主の過酷さにも息を飲みます)そして彼の目的が人類の進化に近いモノだと読み取れたのが興味深かったですね。戦争で多くの死を目の当たりにしてきたからなのでしょうか、超人の如き生命力を全人類が備えれば悲しみが広がらなかったかもしれないという考えは何となく理解出来ます。ある意味では心が折れ凶行に向かった太陽のifの1つのように感じられました。
遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
第127話「死者は闇から蘇る」
遊飛のオーティス化というまさかの結末に唖然……前回まで変な服装云々で悩んでいた彼とは思えないくらい、遊歩の代わりになろうとする行動に動揺が止まらなかったです。ただここまでの遊飛が、彼が如何にして遊歩を解放するかを考えていたことからこの選択を取ったのも読み取れますね。遊飛は遊歩と戦う覚悟ではなく、“兄”として体を張る覚悟を決めていたということなのでしょう。それだけにオーティス化した遊飛の姿は本当にショッキングで、視聴後しばらくは放心してしまったのですが……(ただチャラい喋り方からしてこのオーティスが『SEVENS』に繋がりそうにないのが安心ポイント)
一方ユウディアスは「自分がオーティスになったフリをすることで全てを丸く収める作戦」に出ていたのが微笑ましかったです。記憶消去に耐えられるかは賭けでしたが、クァイドゥールの協力もあっていくらかポジティブだったのが好印象。何よりクァイドゥールがユウディアスのオーティスムーブにダメ出ししつつ、彼のロードを問いかけるくだりも良かったですね。周囲がオーティスになろうとする自己犠牲合戦を繰り広げる中、そんな未来に囚われない前向きさをこの先も見せてほしいところです。
デュエル描写に関してはやはり遊飛が繰り出したダークマター・トランセンド・ドラゴンが最大の見どころ。トリプルコンタクト融合ならぬトリプルコンタクトフュージョンで出てきた時は何だかんだで興奮しましたね。相手のモンスターを召喚して連続攻撃で決めるというワンキル特化の性能も好みで、展開の暗さに反してかなり盛り上げてくれたと思います。
トランスフォーマー アーススパーク
第52話(最終話)「たたかえ!トランスフォーマー!」
ある意味シリーズの恒例である出演者全員によるOP大合唱!で始まった最終回は、何と言ってもスタースクリームたちの助太刀にまずテンションが上がりました。さらにはブレークダウンといった前々回協力を拒んだ者、さらにはゴーストの部隊も参戦するなど、敵だった面々の協力は意外性が強くて驚きと興奮が止まりません。後述のツウィッチたちが口にした「みんなを1つにする」という想いが、この戦いである種の結実を果たしたと思うと目頭が熱くなってきます。
そしてツウィッチとスラッシュによるマンドロイドとの問答が個人的には最も感動しましたね。ロボット差別を目の当たりにしたスラッシュが「トランスフォーマーも人だよ」と口にし、ツウィッチが種族を越えた平和を築く決意を表明する場面に心が震えます。トランスフォーマーへの恐れと憎悪から破滅に近い復讐に向かうマンドロイドに対して、2人は一貫して未来の希望となろうとしているのが本当に素晴らしかったです。前回の感想でも書きましたが、未熟な子どもが立派に成長したことに喜びと感激を覚えた次第です。
さらにロビーとモーが、マンドロイドの最終兵器で全トランスフォーマーが機能停止した後に活躍したのも見逃せません。(マンドロイドが結果的に勝ち逃げしたのは複雑……)エンバーストーンでみんなの命を再び宿す流れは、地球に光が奔る様子から「アーススパーク」というタイトルの意味が回収されたのもあって胸熱の一言です。何より2人が多くの記憶を振り返りながら、「みんなが大好きだから」「みんなとなら何でも出来る」という希望に溢れた言葉を届けたのも素敵でしたね。家族が揃ってテランのマークが生まれた瞬間まで、平和と希望を願う気持ちに満ち溢れたラストになっていて本当に楽しかったです。
フリーレンのアニメ2期の情報を聞いて、1期が放送開始された時期を思い返す機会もありました。ちょうど1年前くらいに始まったので、あれからもう1年が経過したことを実感させられます。また当ブログにおけるフリーレンの感想は上の『トランスフォーマー アーススパーク』と同時に始めたので、そちらの最終回に合わせて2期の話題を重ねられたことを個人的に満足したり。そうした時間の経過にどこか懐かしさを覚えた一幕でした。
ではまた、次の機会に。
