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2025年冬アニメ簡易感想 その16

 

爆上戦隊ブンブンジャー EP vol.4

爆上戦隊ブンブンジャー EP vol.4

  • アーティスト:V.A.
  • 日本コロムビア
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 昨年から放送が開始されていたスーパー戦隊シリーズ48作目『爆上戦隊ブンブンジャー』が先日、ついに完結。年明けからの絶望的な展開の連続に息を飲みながら、最終回ではそれらを吹っ飛ばすほどのカタルシスをもたらしてくれました。そして王道戦隊と見せかけたアダルティックな要素の数々や「自分のハンドルを握る」というテーマを徹底したストーリーを貫き通して走り抜いた、そんな素敵な作品だったと思いますね。

 そしてブンブンジャー完結に合わせて、毎年恒例のスーパー戦隊VSシリーズの情報も解禁。驚異的な人気を誇る前作『王様戦隊キングオージャー』との組み合わせがついにやってきました。どちらもキャラ人気が非常に高く、僕自身楽しみにしていたのでついに観られると思うと興奮が止まりません。上の映像では早速各戦隊メンバーの絡みが描かれており、そのどれもがファンをニヤリとさせるものなのが既に伝わってきますね。ニマイジタイヤのべろーらーを押すリタやおやおやな態度を交わし合う玄蕃&ジェラミーなど、こちらが見たいと思うものを的確に揃えてきているのがニクいですでも最終回で「悲鳴のない世界を作る」と決意した大也に「悲鳴を上げよ!」が決め台詞のギラをぶつけるのはどうしても笑ってしまいますねハイ。

 ストーリーに関しては夏映画に登場したニコーラ姫が治める惑星トリクルと、王様戦隊が治めるチキューの同盟締結式にて、ハシリヤンの残党と何故か封印が解けたミノンガンが襲撃してきたとのこと。狙いは両惑星の持つ秘宝であり、それらを使って宇蟲王ダグデドの復活を目論んでいるようで……!?他にもブンドリオが謎の暴走に陥ったりと、不穏な展開も多めっぽいですが、その分スカッとする両戦隊の共闘に期待したくなりますね。予告でも確認出来る合体ロボも含め、5月の期間限定公開が楽しみです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

※『ポケットモンスター レックウザライジング』第83話の感想は個別感想で書く予定です。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

Dr.STONE(4期)

第5話「DOCTOR VS. DOCTOR」

 科学を駆使する両陣営の対立が決定的になった今回。敵の大将ゼノがいきなり無線を傍受してきたおかげで、前回同様あちら側の技術力の高さを思い知らされました。そのうえ戦略も抜け目なく、飛行機による哨戒で千空たちの動きを封じる目論見には舌を巻くばかり。本作は思慮深いキャラクターが多く存在しますが、そのような頭の回る相手だからこそ通用する戦術を取ってくるのがつくづく厄介だと感じますね。

 何より敵科学チームのリーダーを「暗殺」するという選択肢が自然に出てくるのが恐ろしいところ。科学に精通した者を消せば一発で済むとはいえ、相手が子どもばかりだとわかっているのに全く躊躇がありません。宝島で戦ったイバラとは別ベクトルで容赦のない様子に、ゼノたちは本気の戦争を繰り広げていることを実感します。(一方で暗殺を「出来る」の一言で説明するスタンリーと、彼の言葉と腕に全幅の信頼を置いているゼノの関係性はここすきポイント)

 しかし敵科学チームの猛威にも、千空たちは悲観することなく対策を続けるので安心感がありましたね。大樹が影武者の科学者を演じたり飛行機用にペルセウス号空母計画を始動したりと、トントン拍子に話が進むのは流石といったところです。そしてゼノたちがリーダーの暗殺を狙っているのに対して、こちらは「拘束」を選んでいるのが素敵なポイント。戦いを重要視していない、科学王国の姿勢が一貫していることを改めて感じました。

 

 

チ。-地球の運動について-

第20話「私は、地動説を愛している」

 解放戦線の居場所をかぎつけたノヴァクたちとの衝突が早くも迫る中、前半はドゥラカがシュミットたちと議論を交わす様子が描かれました。「レヴァンドロフスキ」が妹の死を背負っていたり、シュミットが想像通りのあの村の惨劇の生き残りであったりと、彼らそれぞれの背景からくる信仰の在り方に息を飲みます。人間が生きるうえで宗教がどれだけ大切だったかが触れられたことに頷くと同時に、そのうえで人間の力を重視しているドゥラカの言葉が響きますね。

 そしてヨレンタの「歴史」への信仰も非常に興味深かったです。「自分たちは大きな“意志”の元、歴史の流れの中に生きている」という考えはなるほど時間を超える文字を愛するヨレンタらしい主張です。その流れを繋ぐために、次はドゥラカに意志を託していくことを選んだことにも納得させられます。神と地動説への愛を持ち合わせながらも、人が神から自立しかかっている現在を良しとするヨレンタの考えは中々に深いと言えるでしょう。(ドゥラカの「人工のものは時として自然では生み出せないものを作れる」という言葉も、その流れの1つに入っているのでしょうね)

 それ故ヨレンタが自爆する展開は予想出来ていたものの、やはりショッキングでした。さらにノヴァクと一瞬対面したものの、お互いに気付くことはなかった展開にも驚かずにはいられなかったです。劇的ではない無情にもほどがある親子の再会と別れは、この2人にとって幸いだったのか……ヨレンタの命を賭した行動の先に、意志を継いだドゥラカと最後まで孤独なノヴァクの対比が残酷に映りましたね。

 

 

メダリスト

第6話「初戦の夜」

 名港杯を終えたいのりの為に語られた司先生の過去。以前から感じ取っていた通り、司は昔からどれだけ苦労していたのかが初っ端から炸裂していましたね。始める年齢やお金など、やりたいという想いだけでやっていけるほど単純な世界ではないことが再確認出来ます。アイスダンスに転向するものの、4位入賞で終わってしまったという話もこれまた世知辛くて胸が痛んできます。(余談ですが瞳さんがアイスダンスの元パートナーだったという情報には地味に驚きましたね)

 しかしかつて司を援助してくれた加護さん一家の存在に癒されることに。些細な出会いから司を雇いつつ応援してくれたうえ、再会した後も力になろうとしてくれているのですから何とも暖かいです。特に一家の大黒柱「加護耕一(かご・こういち)」さんの世話焼きな先生みたいな雰囲気には大いに感動させられました。父娘揃って寿司のネタだけ食べる抜けたところも、司のツッコミと合わせて実にクスっときますね

 何よりも「頑張る人を応援したい」という気持ちを肯定的に見せてくれる展開が注目ポイント。負い目を感じている司を理解しながらも、彼がコーチを続けている理由と同じだと言ってくれる加護さんにハッとさせられました。結果を期待するのではなく、頑張る彼の姿に希望を見出したからこそ……その純粋さに司が救われる流れについ涙腺が緩みますね。これほどまでに素敵な人たちと出会えた、司の幸運には不思議な爽快感を覚えた次第です。

 

 

 ブンブンジャーが放送終了したことで、来週から新戦隊『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』が始まるのも見逃せません。それを記念してかブンブンジャー最終回の直後に、突然謎の動画が公開されました。何でも先輩戦士が「ゴジュウジャーは本当にアニバーサリーなのか?」を徹底討論するとのことです。

 

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 ゴーカイレッドゼンカイザー仮面ライダーディケイド仮面ライダーレジェンドを交えたこの討論会(何で戦隊の揉め事にライダーが首突っ込んでいるんだ?)ですが、良い意味でふざけ倒していて最高でしたよえぇ。全員オリジナルキャストを起用している豪華っぷりなうえに、ケンカ腰の連中ばかりがゴジュウウルフそっちのけで争ったりしているので見ていて笑いが絶えません。また相変わらず身内以外には大分つっけんどんなゴーカイレッドや、レジェンドという太鼓持ち後輩を得てご満悦のディケイドなど各作品のファンからすればクスっとくるシーンばかりでしたね。

 他にもゴジュウジャーが実は49作目だったり「そもそも50周年だからゴジュウジャーって安直じゃない?ディケイドも「10年」って意味だよね?とか身も蓋もないことを公式がツッコんでくるのが余計におかしかったです。こういう本編では決して出来ないような悪ノリの極致は、一昔前のネットムービーを彷彿とさせますね。久々にこうしたおふざけ一辺倒な動画を見られて、大いに爆笑させてもらいました。

 

 

 ではまた、次の機会に。