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— 『あらいぐま カルカル団』アニメ公式 (@calcaldan) 2025年2月9日
あらいぐま カルカル団
キャラクター紹介ムービー
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🔴アカカル🔴
CV. #榎木淳弥 ( @enojunjunjun )
🟢ロジカル🟢
CV. #八代拓 ( @yashiro_taku )
🔵サブカル🔵
CV. #小野賢章 ( @ono_kensho )
🟡コミカル🟡
CV. #阿座上洋平 (… pic.twitter.com/tWKb6gs755
世界名作劇場で有名な『あらいぐまラスカル』のスピンオフ作品……らしい『あらいぐま カルカル団』なるアニメの情報が先日解禁されました。スピンオフといってもラスカルの影も形もなく、似た感じのアライグマが繰り広げるドタバタコメディになるようです。たまにこういった過去の名作の公式パロディアニメが発表されたりしていますが、この作品もその類ということでしょうか。
それはともかくこのカルカル団、キャストがやたら豪華でみんな声が良いです。榎木淳弥さんを筆頭に今をときめく男性声優さんたちを揃えており、そのラインナップには舌を巻くばかり。(この中だと津田健次郎さんがいるのが特に驚きですね)イケボ声優を推している点も相まって『おそ松さん』に似た何かを感じますが、果たしてどんなアニメに仕上がるのか少しだけ気になってきます。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
薬屋のひとりごと(第2期)
第29話「月精」
特使の無茶ぶりであろうと、応えてみせます猫猫ならね!といった感じで宴の当日に彼女の策が発揮されましたが、案の定壬氏が女装しての登場となりました。前回の時点で似合うだろうなぁとは思っていたものの、予想以上に美しい立ち振る舞いだったので思わず見惚れてしまいます。さらに謎の光の正体が虫の死体というのもやや幻想的(正直ホタルか何かだと思っていました)で、劇中の猫猫のセリフ通り「傾国の美女」に相応しい光景だったと思います。
さらに後半では後宮に診療所が存在することが判明。少し見ただけで肝の据わった人物だとわかるお婆さんに感心しつつ、そんな彼女でも女性故に医官にはなれない事実にやや驚くこととなりました。そして考えてみれば当然なのですが、本作の世界観で猫猫のような薬を煎じられる女性は異質そのものなのが同時に理解出来ます。猫猫の行為が今まで黙認されてきたことも語られましたが、いずれこの件から彼女が糾弾される展開も起きそうですね。
あとは例の双子の特使がやたら怪しかったのが印象的。政略結婚を狙っているとはいえ、あそこまで積極的だったのは予想外で少々ビビりました。多くの上級妃もいる前で大胆に近づく胆力といい、女の園の熾烈な争いがより表面化してきたように感じますね。月の精を拝めた後も何かしら企んでいる様子ですし、この特使にはまだまだ振り回されそうな予感がします。
キン肉マン 完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編
第16話「悪魔最強タッグ再び!!」
紆余曲折あって2VS2のタッグマッチに変更になり、バッファローマンとスプリングマンのタッグ「ディアボロス」の猛攻が描かれました。パワー担当とトリッキー担当が見事に分かれており、それぞれの強みを活かし合ったコンビネーションにはテンションが上がります。何より両者ともにイキイキと戦っているので、見ていてどこか微笑ましさも覚えてきますね。
中でもスプリングマンが今回非常に目立っていました。親友だったステカセキングとの特訓の日々(スニゲーター教官のしごきも印象的)を思い出し、彼を倒された恨みを燃やす姿はスプリングマンなりの友情が感じられます。同時にバッファローマンが一時期モンゴルマンと組んでいたことに触れたりと、仲間との間では妙ないじらしさを発揮してくるのが素敵でした。まさに悪魔超人としての友情に厚い様から、7人の中でも特に人間臭い一面を発揮していると言えるでしょう。
また今回はいつにも増してシュールなシーンが多かったのも見逃せません。ターボメンが相方の“完幻(かんげん)”「グリムリパー」とのタッグで頭をブルブル振動させたり、バッファローマンが壁を殴ってピラミッドの階段を出現させたりするシーンは面白すぎました。アニメになって動きが付いたことで、これらのシリアスな笑いが余計に際立っていたとつくづく思いますね。(あと階段の件ではまたもやテリーのアニオリ解説が入ったのがここすきポイント)
戦隊レッド 異世界で冒険者になる
第5話「戦隊レッドと魔王の血族」
巨大な敵を宇宙まで運んで一刀両断!というド派手な絵面が早速炸裂した今回。これで一件落着かと思いきや、「魔王族」なる敵の存在が出てきて一気に波乱の展開となりました。幹部かと思われる「アブダビ」はわかりやすく外道な態度もさることながら、レッドが異世界から来たことを知っているなど意外性・得体の知れなさは抜群。終始余裕そうだった様子も相まって、これまでの敵とは一線を画していることがすぐに伝わってきますね。魔王の復活を狙っている点といい、ファンタジーモノのベタながら危機感ある絵面が感じられました。
そんなアブダビとの戦いでテルティナが力尽きたり、ロゥジーがレッドを庇って倒れたりとかつてないピンチに陥ったのも衝撃的。(特にテルティナは魔力の種のこともあってか、魔王族への憤りが半端ないことが読み取れます)そしてそれ以上にショッキングだったのがレッドの黒いオーラで、如何にも闇を抱えていそうな布石が本当のモノだったのだとここで確信に至りました。仲間を失う恐怖を抱いていることが暗に示され、レッドがただの熱血キャラでは終わらないことがわかり少々ニヤリときます。キズナファイブ本編で何があったのか、余計に気になってきた次第です。
遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
第144話「ユウディアスの変」
月を目指す謎のロケットを建設中の翁丁臼に、早くもラッシュデュエルを挑んできたユウディアス。みんなの安否を勝手に賭けるわ目的はズウィージョウ任せだわと、これまで以上に傍若無人なところが目立っていたと思います。翁丁臼と戦う理由に関しても詳細は不明で、今のところ気に入らないから叩き潰しているようにしか見えません。遊飛たちもそんなユウディアスに危機感を覚えていますし、ますますユウディアスの今後が心配になってきました。
翁丁臼に関しては、殺し合いばかりの戦国時代に嫌気がさしていた語りに思わず納得しました。ただその結果が前回の横暴なら首を傾げますし、月にロケットを飛ばそうとする動機も現状意味不明です。(この時代の月にもラッシュデュエルのコンピューターがあるのでしょうか?)そしてユウディアスにあっさり負けてしまったのは拍子抜けですが、そもそもオーティスがまともに勝ったことすらないことを思い返すとこの結果はある意味で前作を踏襲しているのかもしれません。
デュエルパートでは翁丁臼が使用したOTS(アウターバース)なるカテゴリが興味深かったです。一見種族も属性もバラバラですが、それらを変更することで特定のサポートカードとのシナジーを柔軟に使い分ける戦術は中々に面白いですね。エースのOTSバースト・オブリビオンをギャラクシー族に変えてからのコンボは、まさに様々な者を束ねた殿様らしさに溢れていたと言えます。
そういえば上のカルカル団の元ネタであるあらいぐまラスカルですが、依然見た時を思い返すとラスカルの動物らしいフォルムが頭の中で蘇ってきます。それを踏まえて上のサムネやカルカル団のビジュアルを見ると、こちらの方は大分デフォルメされているのがわかりますね。この辺りはまさに時代を経て、マスコットキャラになっていったラスカルの現在を表わしているようにも感じられました。
ではまた、次の機会に。
