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2025年春アニメ&特撮簡易感想 その9

 

 

雄々しき姿の 孤独な戦士よ

魂を込めた 怒りの刃 叩きつけて

時代に輝け

 

牙狼<GARO>!!*1

 

 

『牙狼<GARO>』

20周年記念映画

2025年秋公開決定

 

 ということでファン待望となる『牙狼<GARO>』の新作映画の情報が解禁されました。今年で20周年を迎え様々な企画が始動している中、目玉となる新作が来るだろうことは多くの人が予想していたことでしょう。僕自身予想しつつずっと待ちわびていたため、先日この投稿を見た時は内心で飛び上がってしまいました。『ハガネを継ぐ者』といった直近の作品などで勢いに乗っているのもあって、これには期待してしまいますね。

 さてここで気になるのは新作映画のストーリーについて。そもそも牙狼は実写・アニメ含めると実に多くの主人公が存在しているので、映画では誰が主役になるのかで真っ先に話題になるかと思われます。さらに上のポストに載っている画像の牙狼ですが、陰で目元を隠しているため目の色=誰が鎧を纏っているのかわからない仕様になっているのが絶妙にニクいです。(牙狼・翔ではないため流牙ではないことは確かですが)

 そのため現状は完全に妄想というか願望で新作の内容を予想することしか出来ませんが、初代主人公である鋼牙の帰還や歴代主人公の集結、はたまた別の新主人公を用意するなど色々考えられますね。個人的には鋼牙の父・大河を主役にしたストーリーも興味があるので、どうせなら彼の若かりし頃の過去編なども見てみたいところ。これ以上は続報に心待ちにしつつ待機しておくとましょう。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

LAZARUS ラザロ

第4話「DON'T STOP THE DANCE」

 ハプナ株でぼろ儲けしたトレーダーとスキナーの関連性を疑って、潜入任務が実行された今回。例によって演技や乱闘などで大暴れしていましたが、絵に描いたような成金小悪党を成敗する展開のおかげでかなり痛快なモノに仕上がっていました。またラザロメンバーがそれぞれ自分の特技を活かして活躍しており、特に「クリスティン」が美女の色香を利用して相手の懐に潜り込むなどいつになく目立っていましたね。女性を食い物にするクソ野郎をボコボコにするシーンは、爽快感抜群で特にテンションが上がった次第です。(一方リーランドは意外と女装が似合っていた件

 また今回はアクションシーンをはじめとした作画がいつにも増して気合いが入っていたのが特徴的。カメラワークが大きく変わる様はさながら実写のようで、細かい動きまで自然にぬるぬるとしていたので終始感嘆しながら見ることとなりました。(後で調べたところ、絵コンテの山下明彦氏や作画監督の青山浩行氏はいずれもスタジオジブリ作品に関わっている大御所ということで納得)個人的にはダンスクラブでの銃撃シーンはもちろんのこと、アクセルが敵が乗り込んだヘリに掴まってからの追いかけっこまで圧巻するほどだったと感じています。単純明快なストーリーと相まって、わかりやすい面白さに満ち溢れていましたね

 

 

ボールパークでつかまえて!

第5話「むかつく!」「お弁当狂騒曲」「違う顔」

 前半と中盤、それぞれで女性同士の奇妙な友情が生まれそう……な予感。まず常連のお兄さんこと村田が会社の後輩の女性と一緒に観戦しているということで、ルリコがわかりやすく嫉妬しているのがおかしかったです。野球知識でもSNSでも勝てず、最後にはビールの量で村田の理解者面してくるのも絶妙。それが山田ちゃんの目に留まって、彼女のルリコへの評価が上がるオチには笑いが止まりませんでした

 さらに中盤では野球選手の妻&彼女それぞれの戦いが繰り広げられていたのがこれまた面白かったですね。愛しの彼の選手弁当を買うことで応援したいのはわかるものの、結果欲しいお客の元に届かず自爆はあまりにも滑稽でした。そして買いすぎた弁当を食べ続ける様子は、ナレーションの言う通りこの2人が仲良くなれそうな感じを出していたと思います。

 後半は解放感溢れる球場の問題点である雨天での一時休止を扱ったお話。カッパを着てジメジメとした観客席で待つのは辛そうですが、同時にマスコットの寸劇や音楽など観客を飽きさせない工夫を知ることが出来たのは興味深かったです。そんな普段と異なる光景もまた是とし、晴れて試合再開する瞬間まで楽しむ姿勢は個人的にも見習いたいところが多々ありましたね。

 

 

ある魔女が死ぬまで

第5話「祭典の夜空に花は咲く

 前回開催された異界祭り、そしてソフィとの交流の後編。去年出会った青年にもう一度会いたい女性と、彼女が探している異界の住民を再び引き合わせるメグの奮闘に早速癒されました。自分はオオカミ人間だからと卑屈になっている青年に「勝手に自己完結すんな!」と一喝して背中を押してあげるなど、いつも以上に彼女のカラッとした性格に惚れ惚れさせられます。目の前の困難に全力でぶつかって、困っている人に手を差し伸べるメグの優しさが眩しいほどに発揮されていましたね

 同時に魔法を嫌うソフィとは異なる、メグの魔法への希望や期待が描かれていたのが印象的。上述のような異なる世界の人たちを繋げてくれるといった、あり得ない奇跡を可能にしてくれる魔法を心から愛しているのが伝わってきました。呪いの件は厄介なものの、メグにとっては魔法は夢を与えてくれるモノなのは一貫しているので見ている側としても好感を抱くところです。

 そしてソフィがメグとの交流を経てドンドン感情的になっていくのも大きな見どころでしたね。メグへの容赦のないツッコミをしていくほか、彼女の死の呪いを知るや否や取り乱す様は悲しくもあるところ。しかしそれほどまでにメグを友人として大事に想っているのが読み取れるので悪い事ばかりではないのも確かでしょう。最後に魔法への希望を抱きつつ、素敵な笑顔を見せるソフィにこちらの顔も綻んだ次第です。

 

 

ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ

第14話「ウルトラマンゼロ THE MOVIE ~光の中に立つ影は~」 

 ベリアロクが完全にノリノリで話を聞いてきた『ベリアル銀河帝国』第3回。今回は宇宙を救う希望を求めて今度は鏡の国で“鏡の騎士ミラーナイトを助けるくだりから始まりました。ベリアルの闇に侵されたミラーナイトの少々情けないところに痛々しさを覚えつつも、彼を浄化するために貴重な変身を1回消費するゼロにどこか感動させられます。その後ついに対面することになったカイザーベリアルと、仲間の助けを得て決戦に挑む流れはいつ見ても興奮しますね。ミラーナイトもここまでの失態を挽回するほどの活躍をこの後見せるので期待せずにはいられません。

 そしてこの宇宙に伝わる伝説の巨人としてウルトラマンノアの石像が明かされるシーンも印象的。全くの不意打ちだったので、当時見た時は鳥肌が立ちました。(一方でランとナオの両親がそれぞれ『ウルトラマンネクサス』のメインキャストであることなど、事前に匂わせを用意していたのが秀逸)20年以上経った今でも神秘的なウルトラマンとして君臨していることからも、円谷公式がノアを特別な存在として扱ってくれていることがファンとしては何よりも嬉しいところです。

 

 

 上述の新作映画の他にも、20周年記念として様々なプロジェクトを用意してきた牙狼。CSでの一挙放送や記念展示会、トーク番組などの情報も同日に公開してきたので、ここまで音沙汰がなかった分度肝を抜かれましたね。中でも個人的に気になっているのは『ZOIDS(ゾイド)』とのコラボでしょうか。

 

 

 コラボ限定ゾイドが発売されるのは確定として、どのゾイドがコラボ用にピックアップされるのか。やはりオオカミモチーフでコマンドウルフやケーニッヒウルフ、ハンターウルフ辺りが牙狼仕様の金ぴかになるのでしょうか。あるいは魔導馬・轟天をイメージした馬型ゾイドも出そうな予感がしますね。(馬のゾイドって何がいるのか詳しくは知らないものの)こうしたコラボ商品のビジュアルを見るだけでも楽しいので、こちらの詳細も早く知りたいものです

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

*1:JAM Project「-SAVIOR IN THE DARK-」より