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2025年夏アニメ簡易感想 その20

 

 

 

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 週刊少年ジャンプで連載されていた『銀魂』の新作劇場映画の公開が決定。原作の長編エピソードの中でも人気の高い「吉原炎上篇」に新規作画&オリジナル展開を加えて再構築した新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-として公開するとのことです。個人的にも吉原炎上篇はお気に入りのエピソードで、当時アニメを毎週リアルタイムで視聴していた身としてはこれ以上ない朗報です。何より秋に放送予定の『銀八先生』といい、ここにきてメディア展開が活発になっている銀魂には感心させられるばかりですまさか原作完結した後も「終わる終わる詐欺」をやるとはなぁ……

 そのうえオリジナル要素として、原作で登場しなかった新撰組や桂まで登場するのですから驚きを隠せません。上の特報映像でも既に何かしら出番があるのが見て取れます。(なんか花魁に女装しているうえに普通に似合っているゴリラがいるのですがそれは……)正直戦闘シーンなどでの活躍はあまり期待出来ないものの、銀さんたちの手助けなどで見せ場があれば十分といったところでしょうか。来年のアニメ映画の一角として、是非とも楽しむ所存です。(下に続く

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター メガボルテージ

第106話「メガすげぇ!?開かずのダークボール」

 まさかのウルト家出回。ロイとのケンカの理由も割と子どもっぽいモノで、ムキになって飛び出すくだりは大人の視点だとかなり微笑ましかったですね。それでいて道中知り合った「ラァユ」少年とぶつかりつつもわかり合ったり、後述の彼の行動に理解を示すなど落ち着いた一面も見せてくるのが興味深かったです。我が強いせいで周りと消灯しがちなウルトですが、一方で他人への共感性も高いので何だかんだ好感が持てました

 そんな彼と知り合ったラァユについては相棒のタギングルへの愛情が深い反面、ウルトのボールを奪ってしまうなど不義理を働いてしまった点が気になりました。相棒のためだったと謝罪したものの、そのままフェードアウトしてしまったのは正直解せなかったです。個人的には少しだけでもウルトかロイの手助けをしてほしかったですね。(ただロイにタギングルの絵を評価してもらい、ウルトたちとの想いを共有するシーンはここすきポイント)

 そしてウルトが持っていたダークボールの中身がカイリューだったのは衝撃的。『Pokémon LEGENDS Z-A』の販促も兼ねた登場なのはわかりますが、ダークボールとイメージが真逆すぎるのでお前なの!?といった感覚が強かったです。またウルトが中身を知らなかったことといい、別のトレーナーから借りている可能性が出てきているのが気になります。このカイリューが次回以降どんな影響を与えてくれるのでしょうか。

 

 

Dr.STONE(4期)

第18話「DIAMOND HEART」

 今回は南米奥地で発見した大量のメデューサを回収・調査する中で、その特性を利用する展開に興奮を覚えました。メデューサがレーダーを通さない性質であることが判明すると同時に、それらを貼り付けてステルス艦をパワーアップする構図はやはり胸熱の一言です。(これを例によってクロムが思いつくのがグッド)これまでは現代科学の再現だったのですが、このシーンで初めて現代以上の科学クラフトを成功させているので余計に感動を覚えます。ここにきて一気に近未来SFとしての特性を見出しており、高揚感を際立たせてくれていました。

 そしてやや影が薄かったニッキー陣営にて、メデューサに必要なダイヤモンド作りが開始したのも大きな見どころ。この辺りは劇中で千空が言っていましたが、「科学は誰でも再現出来る」強みを活かしているのが見事ですね。天才だろうと一般人だろうと関係なく、決められた手順を地道に進んでトライ&エラーを繰り返せば成し遂げられる……本作で何度も描かれてきたことを、千空不在で挑戦することでより強調していました。何度失敗しても諦めないニッキーたちの姿もあり、科学の平等性が深く伝わってくる回だったと言えます。

 

 

ブスに花束を。

第7話「進め!夏休み」

 打算と下心に塗れた夏休み開幕!新橋とすみれがそれぞれ気になる相手の連絡先を求めての策謀、そしてバーベキューでの駆け引きが何ともおかしかったです。特に新橋はすみれへの告白を目標にしていたのに、やること為すこと上手くいかないので笑いつつも同情を覚えました。ただ陽介と鉄男を際立たせる道化として描かれたものの、自分のダサさを認めつつ成長しようとしているので好感が持てます。半ば巻き込まれ気味の花も優しく受け入れてくれていますし、この凸凹コンビがかなり好きになってきました

 そして今回圭介が地味に活躍していたのも印象的。花への横柄な態度を取りつつも、彼女と陽介の意を汲んで2人っきりにしてあげる気遣いには面食らいました。初登場時から両者の関係を把握しているのは読み取れていましたが、ぶっきらぼうなりにここまで空気が読めるのかと感心するばかり。最年少故に俯瞰したポジションでみんなを見ている結果、主人公たちの仲を進展させてくれる最大のMVPになりつつあるかもしれません。

 

 

ばっどがーる

第7話「衣替えパニック」「敵ハ教室ニアリ」「『カフェ・すくらんぶる』へようこそ!」

 夏服になったことで優がまたもや変な発想に至っていた前半。現実の猛暑事情もあって暑さ対策すること自体には納得するものの、例によって方向性が意味不明すぎて笑いが止まりせんでした。しかしそれらを「二の腕見せたくないから冬服のままでいた」亜鳥先輩のいじらしさで消し飛ばしていくインパクトはより凄まじかったです。汗蒸れの表現といい、原作者とアニメ制作陣のフェチが垣間見えましたよえぇ

 続く中盤では前回登場した水花と再び対峙することに。以前から見覚えがあるとは思っていましたが、クラスメイトとして堂々と登場していたのは個人的には不意打ちでした。そのくせ当人たちはお互いを認識していなかったのですから、相変わらずの興味の範囲にドン引きします。そしてそんな優と水花が何だかんだ気が合うのが色んな意味で強烈という……

 最後はしじみ先輩ことるー先輩のエピソードでしたが、またもや優に翻弄されるのが可愛らしかったですね。バイト先で客として来る恐怖のシチュエーションなうえ、優の無自覚たらしの才能が発揮されているので余計に慄いてしまいます。しかし先輩自身はプロ根性とチョロさで優に応えてくれるのがグッド。特殊EDまで用意されていたりと、出番の少なさに反して気合いの入ったるー先輩描写がやたら印象に残りました

 

 

 銀魂のイベントにて新作映画発表に合わせて、原作者・空知英秋氏のコメントについても触れておきたいところ。空知氏は文章が上手い人で、当たり障りなくそれでいてクスっとくる絶妙なモノを書いてくることでも定評があります。それ故今回のコメントも期待されていましたが……

 

 

 相変わらず空知節は健在。メディア展開を「汚い大人たちの小銭稼ぎの道具」とか言いつつ自身のことを黒幕扱いしたり、通帳を持ち出したりするバランス感覚は流石といったところです。あと杉田智和さんの下半身事情を持ち出してイジリ倒すところまで秀逸で愉快ですね。未だに衰えない言葉選びのセンスに驚きつつ、空知氏の今後の活躍にも注目していくとより楽しめそうです

 

 

 ではまた、次の機会に。