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2025年秋アニメ簡易感想 その6

 

 

 

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 コミックDAYSにて連載中の漫画メイドさんは食べるだけが2026年にアニメ化することが先日報じられました。こちらは読んで字の如く、日本に訪れたメイドの少女が色んなものを食べ歩くほのぼの日常系の作品となっています。不肖メタレドもマガポケにてちょくちょくチェックしており、読む度にほっこりしているので結構お気に入りに入っていますね。食事というささやかな幸せを嚙みしめる、そんな気付きを得られる漫画としてもおすすめしたいです

 さてそんな本作のアニメですが、上の特報PVで確認出来る限りだと色調が何とも鮮やかなのが目に留まります。何より動画内の「食べるだけを、見てるだけ。」といったキャッチコピーが印象的で、作品のテイストを端的に表現しているので原作読者としては大いに頷かされますね。主人公・橘スズメの担当声優が市ノ瀬加那さんというのもピッタリに感じますし、放送が既に待ち遠しくなってきました

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

3年Z組銀八先生

第2話「見た目が変わっても中身は変わらないのが人間」「テストはいくつになっても嫌なもの」「人に相談する時って、たいがい相談する前に自分の中でもう答えが出てる」

 2話目にしていきなり3本立て。原作が単発エピソード詰め合わせのような側面があったからか、アニメでもちょっとした短編が連続して繰り広げられました。生徒がいきなり理由もなく幼児化したり動物化する回や、お悩み相談という名の暴露大会が繰り広げられる回など独特のシュールさにフフッとさせられます。また銀八先生が周囲を振り回すよりも、やたら濃い生徒たちに手を焼く方が多いことに気付かされたのも興味深かったです。

 個人的に気に入ったのはやはり、中盤のテスト回でしょうか。意味不明なテストの出題に新八が何度もツッコむ絵面は、妙な懐かしさと新鮮さが同時に味わえましたね。そして例によってドラゴンボールをネタにした問題ばかりで、みんなそれぞれ気円斬叫びまくるシーンが非常におかしかったです。(ちょくちょくどどん波と間違えているヤツがいるのがまた笑いを誘います)その後銀八先生に堪忍袋の緒が切れた新八が、ここぞとばかりに気円斬を放つオチまで含めて綺麗な流れだったと思います。

 

 

忍者と極道

第2話「第一章 赤坂血風狼烟」

 赤坂で始まった忍者VS極道の初戦。東京極道を手中に収めた極道(きわみ)と帝都八忍(ていとはちにん)の「璃刃壊左(あきば・かいざ)」、どちらも忍者(しのは)との関係の深い者同士が図らず向かい合う構図は視聴者だからこそ残酷とわかる塩梅となっていました。奇しくも2人それぞれがしのはへの想いを巡らせていただけに、片方の死によってあっという間に決着する無情さが描かれていましたね。まさしく互いの正体を知らないまま殺し合う、本作の醍醐味がいきなりぶちかまされた次第です。

 そして実の祖父のように慕っていた壊左の死亡をきっかけに、帝都八忍と破壊の八極道の対決が本格的に開始したのが後半。「祭下陽日(まつした・のどか)」と「夢澤恒星(ゆめみ・こうせい)」の対決は、これまた2人の優しさが共通点となっていたのが特徴的でした。どちらも大切な人の敵討ちを掲げながら、夢澤のように舎弟を逃がす配慮も見せるので短いシーンで愛着を持たせてきます。(モブ極道の被害者面するロクでもない極道マインドは置いておいて)極道側も主役として濃いキャラクターであることがよくわかる一幕でした。

(また本作の特徴であるワードセンスですが、ところどころカットされていたのはかなり残念でしたね。特に夢澤の「みんな!!“麻薬(ヤク)”キメろぉぉ!!」のヤクが出てこなかったのは正直ガッカリです)

 

 

ワンダンス

第2話「ダンス部の男女比」

 ダンス系って女性比率が高いから男子は肩身が狭いよねわかるよ……とカボへの同情を寄せつつ始まった2話。ただでさえコミュ力が低いのに、男子1人だけという状況の居心地の悪さに(筆者の経験からくる)共感を覚えずにはいられませんでした。部長含め割と親切に対応してくれるのは助かる反面、フリーで踊らせる経験を積ませようとするなどグイグイくるのが余計に心にきますね。ダンスという人前で踊る道に足を踏み入れた以上、こうした経験は避けられないもののどうにも追いつかない主人公の気持ちも理解出来るところです。

 それでも練習を重ねながら、積極的になっていくカボの姿は見ていて清々しかったです。ぎこちない動きも学びを得ながら少しずつ上達し、ダンスの面白さに目覚めていく過程にも胸躍りました。何より湾田さんとの交流を深めていく中で、彼女の積極性に惹かれていく描写が印象的。技術はもちろんのこと、どんなことにも臆せず挑戦する湾田さんはカボにとって理想のダンサー像に通じていることが伝わってきます。ラストの「私だけを見て踊ったらいい」発言といい、彼女のカリスマ性にはこちらも魅了されそうになりますね

(それでいてカボの「付き合って」に思わず固まる湾田さんにクスっときました。超然敵に見えて何だかんだ年頃の女子らしい様子は素直にここすきポイントです)

 

 

ちびゴジラの逆襲

第81話「怪獣島マラソン大会

 4年、7年、1年という謎の周期で開催されるマラソン大会に参加するため、ちびゴジラが「ゴールした際にカッコよく倒れる練習」をしている場面から始まった今回。定期的に登場する蒲田くん第二形態と化して大会に出ることになったくだりに早速吹き出してしまいました。「原作の第二形態は意外と早かったしボクも動けるのでは?」と淡い期待を抱いて結局ナメクジ並のスピードだったことも予想通りながらじわじわきますね

 それでいてちびゴジラが懸命にゴールに向かう様子には素直に感心させられました。途中で投げ出すこともなくやりきったので、意外に思いつつも不思議な達成感を覚えてきます。何よりちびミニラの応援が印象的で、どんなに遅くても、最下位になっても諦めずに走る姿は確かに賞賛に値するものとして個人的にグッときたところです

(ところでマラソン大会開始時には参加していたちびアンギラスが、ちびゴジラゴール前には既にいなくなっていたのが気になりますね。もしやアイツだけゴールしてからさっさと帰ったのか……!?

 

 

 上のメイドさんは食べるだけの原作ですが、時々休載をしながらも少しずつ最新話を更新していく姿勢は個人的にも気に入っているポイント。何だかんだで物語が進むとテンションが上がりますし、作者が無事であることも確認出来るので読者としては胸を撫で下ろす機会でもあります。原作作者の前屋進氏には、これからも無理をせずにスズメの物語を魅せていってほしいですね

 

 

 ではまた、次の機会に。