必ず君を見つけ出す
ゴジュウジャーで意識不明の少女を攫った誘拐犯が捕まったと思ったらゼッツで新しい誘拐犯が出てきた件
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- 惑いと懺悔の失踪事件
前回明かされた衝撃の事実、その詳細の説明から始まったゼッツ7話。現実のねむが眠り続けている提示されただけでも驚きましたが、今回はさらにそのうえをいく過去に仰天することとなりました。まずねむが事故で意識不明の重体に陥ってしまったのは想定の範囲内、しかし病室から忽然と姿を消した話は完全に予想外でしたね。誘拐されたも同然の大事件に発展していたとは思ってもみなかったので、事の深刻さがより深く感じられたと言えます。何より5話に続いて、こちらの予想を別の角度から超えてくる作風に舌を巻くばかりです。
しかもノクスが現実のねむの体を寝かせているラストにさらなる度肝を抜かれました。病院から彼女を攫ったのはこの男、と見ていいかもしれません。前々回からのねむへの意味深な発言も、彼女自身を所有しているが故のものだったのでしょう。それだけに後述の美女木社長への仕打ちに憤りを覚えます。その人から大切な家族を奪い、あまつさえ悪夢の中で自分を犠牲にさせようとそそのかすノクスの悪辣さが視聴者の怒りを買ったような気分です。というか『ゴジュウジャー』で誘拐犯の玲さんが逮捕された翌週に何でこっちでも誘拐犯が出てくるんだよ!
そしてねむ失踪の事実を隠蔽し、長いこと彼女がいるかのように見せかけた美女木社長に対しても複雑な想いが巡ってきました。事件を公表しなかったのはどうかと思う反面、保身や恐怖が優ってしまったのもわからなくはありません。何より悪夢の中で後悔と絶望を何度も見せてくるので、社長のねむへの想いは間違いなく本物であることも読み取れました。社長としての身も色々あったでしょうし、どこか口苦い感覚ばかりが残ってしまう話になっていたと感じています。(ただ失踪中のねむをどうやってCM起用したのかなど、隠蔽の方法などについて全く触れられなかったのは明確な不満点。その辺りはしっかり説明してほしかったです)
- 己に課すは眠り姫との約束
というわけで今回はねむの意外な秘密が明かされたわけですが、その情報を前にしての莫の行動が注目すべきポイントとなっていました。前半こそねむがいなくなったことに動揺し、彼女は絶対生きている!と声を荒げる様子に不安を覚えた次第です。ただこれは夢の中で何度もあってきた彼女が幻ではないことを、何が何でも信じたかったからこその言動だったように思えます。他の人たちにとってはねむは手の届かないアイドルですが、莫からすれば夢における身近な知人としてのねむを語っているのかもしれません。
そうした関係性を踏まえると、後半の莫が口にした「Fine Nemu(ねむを見つけろ)」の重みが伝わってきます。大事な人を失った美女木社長の苦しみと、現実の自分がどこにいるのかわからないねむの不安。それぞれを理解したからこそこの言葉で約束する姿にグッときますね。さらにこの任務はゼロから与えられたものではなく、自分自身が決めたものという点が見事の一言。エージェントのセブンである以上に、ねむを知っている万津莫としての決意が見られました。今回もまた誰かを助けるために覚悟を決める、莫の身近なカッコよさを味わえて大満足です。
あとは前回提示された「人助けのために他人のことを探っていいのか」ですが、これに関してはまだハッキリと答えは出てない様子ですね。状況が状況なので明確な回答を出す暇がなかったとはいえ、この前後編で描いてくれなかったのは少々残念に思います。(一応「悪夢で救われるよりも現実で救い出したい」という想いが見られましたが)しかしこれらの経験を経て、莫に夢主やその周囲のことを慮る配慮が備わったのは感じられました。まだまだ未熟で情けないところもあるものの、決めるべき時はカッコよく活躍する莫への期待がさらに高まる回だったと言えるでしょう。
- 光と影を“投影”し、隠されし真実を映し出せ
プロジェクション
PROJECTION!
MEZTZAMERO.
MEZTZAMERO.
Good morning! Rider!
ゼッツ・ゼッツ・ゼッツ!
プロジェクション!!
前回マシーナリーと同時に入手した「プロジェクションカプセム」をセットし回転させることで変身した姿「テクノロムプロジェクション」。テクノロム系列第3のフォームです。青いラインが全て左肩に装着されたマント「レムプロジェクション」に集約されており、光の偏向による光学迷彩&映像の投影によるステルス性能を発揮します。さらにこの投影は実体化させることも可能で、肉体を別の場所に映して移動する瞬間移動や空中に壁を生成、映像化して敵の攻撃を透過といった芸当で相手を翻弄していました。
そして最大の特徴が投影体「メタマテリアム」。こちらも実体を持った映像であり、実質分身していると言えるので便利な技です。見た目は胸のゼッツドライバーが青いラインになっているだけで、ほとんどテクノロムストリームと同じ。しかし本体と連動して必殺技を放つことも出来るので、1体1体の戦闘力もほぼ同等と見ていいでしょう。(分身技が強いのは過去作のライダーを見ても明らかですね。そして撮影に使う予算もガタガタガタキリバ)ここまでのゼッツの基本・派生フォームの中でも、能力の幅がひときわ大きい強力なフォームですね。
さて次回からのミッションは「Destroy the biological weapon(生物兵器を破壊せよ)」。創業100年を迎える老舗レストランに仕掛けられた生物兵器を取り除くため、夢の中で潜入任務が繰り広げられるとのことです。夢の中だけでなく、現実世界でも食中毒が発生するというまさに悪夢な光景が広がるようで既にゾッとさせられますね。シェフが倒れるほどの兵器の謎についてを、如何にして探るのか気になるばかりです。またフィジカム、テクノロムに続く第3の力も登場するのでそちらも気になるところ。
ではまた、次の機会に。
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