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2025年秋アニメ簡易感想 その10

 

 

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 デュエマの新カード情報や背景ストーリー解説、そしてアニメの配信などデュエル・マスターズに関する動画を発信しているデュエチューブ。そのチャンネルにしてアニメ『デュエル・マスターズ ビクトリーV3』の配信が始まりました。こちら2013年に放送された作品にして、2代目主人公・切札勝太の小学生編&CGアニメ時代最後のアニメ。直近まで配信されていた『決闘学園編(デュエル・ウォーズ)』が全話配信し終わった中、時代を遡ってこちらをやってくれたのは嬉しい話です

 個人的にもV3の配信は長いこと待ちわびていた作品でもあります。というのも2年ほど前、勝太編初期である『ビクトリー』と『ビクトリーV』の期間限定配信が行われていて、次に本作が来るかと思っていたところに1年飛んで『VS』が来た経験があるからです。ずっと見たいと思っていただけに、衝動のままにDMMTVで視聴したりもしましたね。そのため既に全話見たメタレドですが、YouTubeでの配信も始まったなら何だかんだで見返したくなるのがファンの複雑な心境というものです。

 とにかく本作は勝太が最も心を通わせた相棒であるカツドンが登場し、クリーチャーの力で悪事を働く人間や暗躍するオラクルと戦うといったストーリーが大きな魅力。原作漫画とは大きく異なるややシリアス目な展開や、アニオリキャラであるプラマイ零ちゃんの存在も見逃せません。(序盤はデュエルパートで何をやっているのかわかりづらかったりするのが難点ですが)デュエマアニメでは初めて30分枠となった記念すべき番組でもあるので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター エピソードメガシンカ

第114話「メガシンカ ――絆」

 オイスター伯爵&忍びのショウユのタッグ、そしてルカリオと連戦から始まったエピソードメガシンカ最終話。この激闘に関しては終始楽しんでいたロイと、最初弱気になりながらも調子を取り戻していったウルトの対比がまず目に付きました。中でもウルトの押されると弱い癖はこの頃からだと実感しつつも、ヤミラミのことをしっかり見られるようになったのは良い成長だと感じましたね。相棒の見ているものを共有出来たことで、ようやく本編開始時のウルトに仕上がっていったのだとグッときます。

 そしてロイの方は何と対戦相手であるルカリオをメガシンカさせる離れ業を披露。そのうえでアチゲータと共に勝利してみせるのですから仰天せずにはいられません。しかしルカリオの戦いたいという気持ちを読み取ったうえで、その想いに応えようとしたのもなるほどロイらしいポケモンとの接し方と言えますね。六英雄との戦いなどこれまでの修羅場を潜り抜けてきた経験が、まさにこうした極限バトルに活かされていることが伝わってきます。

 そんな2人の行く道をマチエールがまとめてくれたシーンがまたグッド。弟のようなウルトが目指すべき場所を見つけたことに喜びつつ、ロイの前進し続ける姿とキャップの気持ちを重ねてくれた語りが胸にきました。個人的にはやはりキャップがロイからフリードの面影を見ている節にウルっときますね。2人の出会いと旅立ちのきっかけとして、なるほど申し分ない幕間だったと思います。

 

 

私を喰べたい、ひとでなし

第4話「泡沫の結び目」

 比名子の大親友・社美胡の正体がついに判明。比名子がこれまで妖怪に襲われなかった点などを踏まえると納得ではありましたが、彼女もまた強力な妖怪だという事実はやはり衝撃的でした。(ラストのビジュアルからして妖狐でしょうか)さらに比名子や周囲の記憶を改竄し、昔からの幼馴染として生活に入り込んでいたのも意外な話です。比名子にとっては中々に受け入れがたい、ショッキングな真相と言えるでしょう。

 ただ今回の言動を見る限り、美胡は比名子のことを純粋に守っているように見えました。後述の番外編といい、彼女の身を案じて力になってくれているのは明らか。そのため比名子を食べる気満々な汐莉よりは応援したくなりますし、騙していたとはいえ紛れもなく彼女の友達と言えるでしょう。(むしろ美胡の正体を明かすという無粋を仕掛けた、汐莉の悪辣さに憤りを覚えるレベル)それだけにこのカミングアウトで2人の仲に亀裂が入ると思うと気が気でありません

 あとは本編後に突然入った番外編からして美胡への好感度が爆上がりしました。比名子の壊滅的な料理スキルを、よくもまぁここまで仕上げたと感心するばかり。亡き比名子母の想いを引き継いでくれているかのようで、彼女の熱心な指導のおかげで比名子は今日まで生きられたのだと実感します。わざわざ専用の特殊EDが作られるのも当然と思えるほどに、美胡の存在感が際立っていた回でしたね。

 

 

SANDA(サンダ)

第4話「教科書突き破りしゼウス」

 手を合わせることさえ禁じられた歪な葬儀をぶっ壊すはのテロリスト……ではなく神のおっさん。大渋学園長の目論見を見事に打ち破るだけではなく、子どもたちからサンタが持て囃される展開に不思議な高揚感を覚えました。実際は全裸のおっさんが葬儀に乱入してきただけなのですが、遺影に手を合わせるシーンなどは確かにある種の神々しさすら感じられます。信仰などを有害なモノと断じられて排除されてきたこの世界の少年少女たちにとって、突如現れたサンタはまさしく神話の中の英雄も同然だったのでしょう

 そして神と崇められることになった三田ですが、彼がサンタクロースとして戦う決意を固める瞬間は個人的名シーンでした。衰退したこの国で子どもに夢を見せてはいけない……という理由でサンタを迫害されてきた経緯を知ったうえで、「何を信じるのか子どもの自由にさせろ!」と真っ向から言い放ってくれるので非常に気持ち良かったですね。青春真っ盛りの子どもでもありサンタでもある彼だからこそ、成長した視点に立って子どもの理屈を振りかざせたと言えます。ある種の窮屈さを感じる世界観ということもあり、またもやカタルシスを味わった次第です。

 それはそれとして、三田がおっさんに急成長する自分に戸惑う様子が描かれていたのも興味深かったです。まず1話でサンタになった時に真っ先に股間を確認してショックを受けた、という話に笑いつつも共感を覚えましたね。冬村と一緒にいる時だけはいつもの自分でいられるくだりにも切なくなってきます。サンタのおっさんと14歳の少年の間で揺れ動く、アダルトチルドレンの悩みといったものが感じられました。

 

 

 デュエマといえば大規模公式大会の1つ「DMGP(デュエル・マスターズ グランプリ)2025-2nd」が先日開催された話題にも触れておきたいところ。今回も中々熾烈を極めていた中、先週発売したばかりの「デュエキングWDreaM 2025」のドリームレアが結果を残していたのが印象に残っています。中でも2日目の優勝チームの1人が使用していた【赤黒邪王門】に、《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》が入っていたのが個人的には驚きです。何だかんだで今年のデュエキングも強力な新規カードばかりだったことを、ここにきて実感しましたね。

 他にも《ギガボルバ》や《聖霊王エルレヴァイン》といった、懐かしのカードが活躍していたという話にも驚きました。確かにどちらも刺さる場面では強烈に刺さるカードですが、キチンと成果を上げているレベルを今になってみるとは思ってもみなかったです。何より環境を読んで特定の場面でしっかり役割を果たせる銀の弾丸を用意し使いこなす……そんな凄腕DMPには感嘆するばかり。後々公式がテキストカバレージを投稿した際には、是非とも上位入賞者の勇姿をチェックしたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。