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2026年冬アニメ&特撮簡易感想 その6

 

 

 

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 2025年夏アニメの一角として放送された『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』。そのアニメ第2期となる『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』の放送情報が先日解禁されました。放送日は何と今年の7月と意外に早く、ほぼ1年で2期が始まることに驚きを隠せません。(『メダリスト』や『ぷにるはかわいいスライム』もそうですが、元々2期を放送する予定だった可能性が高いですね)1期の時点で質の高いダークファンタジーとして楽しませてもらったので、早速2期が見られるのはありがたい限りです。

 

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↑アニメ第1期の感想については上の記事を参照。

 

 さて気になるアニメ2期の内容ですが、PVを確認してみた限り何と学園モノになる模様。ボートレートの魔法学院を舞台に、トアの書に関する「秘密の部屋」を探し出していくとのことです。1期時点では謎のままだった勇者伝承に関する秘密について、いよいよ全貌を解き明かそうとしているようなのでこれはこれで面白そうと興奮してきました。国を跨いだ戦いとは異なる、学園の陰謀渦巻く冒険劇となりそうな予感を覚えます。

 また学生として潜入したクレンやアリシアたち主要人物はもちろんのこと(なんかナイエちゃんがいつの間にか不憫枠に収まっている件)、興味深い新キャラも続々登場する様子。これまた一癖も二癖もありそうな連中ばかりで、彼らとのやり取りに期待が持ててきます。今年の夏アニメ注目の1作として、今のうちに視聴する準備をしておくとしましょう

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

BEAT RUNNERS(ビートランナーズ)

第3話

 今回はデモリション率いるディエンダルの脅威が映像越しに描かれ、彼らとの激闘を予感させる始まりとなりました。「コスモ・タクティカル・コンバット」なる武術を用いて、素手で相手をねじ伏せる強さと残酷な殺しを好むキャラクターをわずかな戦闘シーンで堪能した次第です。メンバーも謀略家の「ダルヴァ」に妖術で手下を生み出せる「エクスペラー」と、ビートランナーズに負けず劣らず個性が出ていてたと感じています。

 そんな強敵たちとの戦いに備えるビートランナーズの様子も描かれましたが、それ以上にラストの謎の2人組が気になるところ。言葉を発せない「ハンゾー」とお喋りな「ウズメ」という、何とも奇妙な組み合わせに面食らいましたね。ここにきて新たに出てきた彼らはビートランナーズの味方なのか、はたまた第3勢力になるのかでついつい注目してしまいます。(ハンゾーもデモリションと同じく赤い目をしていましたが、彼もまたプレストの失われたメモリーと関係があるのでしょうか

 本編外では本作のキャラクターは勢力ごとに戦闘スタイルが異なっている(ビートランナーズは銃主体、ディエンダルは徒手空拳、そしてハンゾーは刀を使用)など気になる指摘に頷きつつ、メイキング映像でレインボー造形企画のプロフェッショナルぶりに目を奪われました。古くは『太陽戦隊サンバルカン』から『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』まで各戦隊シリーズに関わっている老舗中の老舗が、細かいところまでこだわって作品を生み出している事実に感服せずにはいられません。「神は細部に宿る」という言葉の通り、妥協をしない造形美に本作の魅力が備わっていると感じました。あと坂本監督が「何か指摘をする時フワフワしたことを言わないから助かっている」と評価されている事実にちょっと感心したり……

 

 

Fate/strange Fake

第3話「英霊なき戦い」

 代行者VS死徒という月姫かな?となる激闘から始まった今回。前回署内で猛威を振るっていたジェスターに対し、ハンザがサイボーグ神父としての実力を発揮していく光景に燃えつつも変な笑いを覚えました。足チェンソーや腕のグレネード弾など全身の至る所がビックリドッキリメカと化していて、ハンザの軽薄なキャラクターと相まって強烈なインパクトを残していったと思います。(それでいて主への信仰や埋葬機関に対する敬意を持ち合わせているのがハンザの魅力よ)彼に調子を狂わされ、一気にギャグキャラと化したジェスター含めて奇妙な面白さを形成していましたね

 そんなサーヴァントそっちのけのバトルが展開されてから一夜明け、後半ラストでは新たな英霊召喚が行われるという事実が衝撃となりました。ギルガメッシュたち6騎は真の聖杯戦争を行うための呼び水、最初のセイバーをはじめとした真の7騎を用意するための触媒だったと判明した時の驚きは原作を知っていてもなお息を呑むばかり。0話でのド派手なバトルですら、黒幕たちにとっては前座に過ぎなかったと考えるとあまりにも贅沢にすら思えますね。そしてここからApocryphaに匹敵する、多数のサーヴァントの戦いが始まることに高揚が止まりません。

(本筋以外ではネット上で話題になっているカルテットたちの際どい衣装も気になりますが、個人的には署長の部下である「ジョン・ウィンガード」の啖呵が印象的。右腕を失ってもなお市民のために戦おうとする姿勢は、彼もまた本作における主人公の1人であることを意識させてくれます

 

 

東島丹三郎は仮面ライダーになりたい

第15話「覆面アイドル『ヘビーチョップ』」

 ライダー?怪人?うるせぇそんなことよりラーメンだ!!といった感じに視聴者を翻弄してきた過去最大のカオス回。瀬田セナと雲田がしれっと同棲し始めるのも唐突でしたし、そこにセナの元カレとも言える「八極八郎(はっきょく・はちろう)」が乱入してきてバトルになったりとかつてないほど意味不明だったと思います。東島たちも出てこないしライダーまったく関係ないので、困惑度も段違いだったことでしょう。ただまぁヨクサル作品の勢い重視テイストを味わうにはこれ以上ない内容だったとも言えますね。

 その一方で本筋としては蜘蛛男もとい雲田がセナや八郎と関わって人間への興味をさらに深めていく過程にほっこりさせられました。ショッカーの命令以外には動かなそうな性格なのに、本人すら無意識のままに彼女らに惹かれているのが伝わってきます。(原作と異なり雲田のクールなイメージはあまり崩れていなかったものの、これはこれでアリと感じました)そしてセナのためにラーメン作りに励んでいた八郎が、東島に匹敵する戦闘力で雲田にダメージを与える瞬間は鳥肌モノ。やはり本作において特定の個人や作品への愛が最大の武器であり、それを極めた人間ほど強いという理屈は通っているのかもしれません。

(ところで八郎さんに関して『ハチワンダイバー』で似たような八極拳使いが出ていた記憶があるけど、結局あの人とはどういう関係なのだろうか……)

 

 

DIGIMON BEATBREAK(デジモン ビートブレイク)

第15話「小さな勇気」

 デジモンアニメではたまに見られる幼年期がメインのエピソード。ニリンソウで育てられている幼年期デジモンたちが、復讐にやってきたキノコ団相手に立ち向かう微笑ましく勇ましい姿を見せてくれました。中でもポヨモンが泣き虫なりに頑張っており、プリスティモンから教わったレーナ由来の勇気を以て仲間を引き連れるシーンは胸熱の一言です。ゲッコーモンたちもお兄さんお姉さんのようにみんなを世話しつつ戦っており、デジモンたちばかりの視点の物語の面白さが詰まっていたと感じています。(代わりにトモロウとか人間側の影が薄くなってしまったのはまぁご愛敬)

 そして今回の騒動を引き起こしたキノコ団のリーダーですが、彼が新たに生み出したレッドベジーモンの方が印象に残りました。復讐優先で味方すら手にかける様子はサポ主たちですらドン引きしていましたし、一時の逆恨みからこれほど残酷な性格のデジモンが生まれてしまうのかと恐怖した次第です。また解決後にキノコ団がニリンソウを守る立場に収まったのも意外。しかしキョウの「誰にだってやり直すチャンスはある」という考えを踏まえると、彼らにもそのチャンスを用意してあげるのは妥当と言えるでしょう。これを機に憎めない愛されキャラに戻ってほしいモノです。

 

 

 クレバテスを楽しみにしている一方で、本作の監督を務める田口清隆氏について色々な感想が湧き上がってくる今日この頃。田口監督といえば『ウルトラマンブレーザー』をはじめとした近年のウルトラマンシリーズ、さらには仮面ライダーなど数々の特撮作品に関わっているその界隈では有名な人物です。先日完結した『ウルトラマンオメガ』にも参加していましたし、今月末に放送開始する『牙狼<GARO> 東ノ界楼』にも関わる予定。まさに現代の特撮を語るうえで外せない存在となっています

 そんな田口監督が初のアニメ監督として手掛けたのがこのクレバテス。初監督作品が早くも2期放送されることに感嘆の声を漏らしてしまいますが、その反面この人働きすぎでは?という疑問もつい抱いてしまいます。昨年だけでもアニメ・特撮共にかなりの作品に関わっており、今年もわかっているうえで牙狼と本作に参加しているほど。バイタリティの高い人物だとは思いますが、休んでいるのかといらぬ心配もしてしまいそうです。田口監督の作品をいずれも楽しみにしているファンとして、応援しつつもご自愛くださいと念じるばかりです。

 

 

 ではまた、次の機会に。